杉森ブログ SUGIMORI BLOG

緑豊かな水郷柳川にある杉森高校の学校生活の様子をご紹介します。

食物科2年生「西洋料理講習会」

2024-11-05 10:53:41 | 食物科

いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。

10月30日(水)に食物科2年生の「西洋料理講習会」が行われました。

今年もホテルニューオータニ博多の小田先生を招いての講習会です。

こちらは西岡先生です。2021年2022年そして2024年と3度来校していただきました。

ありがとうございます

いつも小田先生の料理の仕上がりまでをスムーズにサポートをされています。さすがです。

 

そして、本校食物科出身の堀田さんです。

現在、2年目ということで、何百人分もの材料の準備をしているそうです。

直属の上司は女性の方で、今は男女の差はないとのことでした。

堀田さんは、学生の頃から熱心に取り組んでいたことを思い出しました。

堀田さん頑張ってください。

Cocktail de Fruits de Mer et Mousse de Tomate

フルーツトマトムースと海の幸のカクテル

Poêlée de Foie Gras et Oeufs Royale avec Consommé

フォアグラロワイヤルとコンソメのマリアージュ

 

Poêlée de“Sawara”Sauce Beurre Blanc et " Poivre Sansho"

九州産 寒鰆の醤油風味焼き 華山椒風味のブールブランソース

 

Rôti de Surlonge de Viande Sauce Ail

和風 和牛サーロインロースト ガーリックソース

 

 

こちらは、今回のアシスタントの生徒さんです。

別の調理台では、西岡先生や堀田さんに教わりながら、試食の準備や材料の切り方や盛り付けなどを担当したり、小田先生の技術をビデオカメラで撮影するアシスタントもいます。

それぞれの役割をこなしていました。

こちらは、デザートのフランベ中

キルシュ・ブランディー・グランマニエ・コアントロー・これだけの洋酒をつかって

ほんと贅沢なデザートですね!

Pione Flambé Sauce Pione et Crème Glacée à la Vanille

ピオーネコンポートのフランベ ピオーネソースとアイスクリームを添えて

完成です。

最後に生徒からの質問です。料理人を目指したきっかけは

大学入学までは、銀行員になるだろうと思っていたが、福岡市の「ミスタードーナツ」でアルバイトし、

その当時、販売業務は時給300円でもっと稼ぎたいからと200円アップのドーナツを作る方にシフトしたそうです。

その時に作る楽しさを知り、それがきっかけになって、料理人に進んだとのことでした。

今では、料理人を目指したおかげで、現在も好きな料理ができ働いている。

銀行員になっていたら、定年退職して・・・・

ということをお話になられました。

今まで何度も見学しましたが、初めて聞いた話でした。

何がきっかけになるか分かりませんね。何事も経験ですね!

 

今回も小田先生、西岡先生、堀田さんお忙し中

杉森の生徒のために貴重な時間をありがとうございました。

 


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西洋料理講習会

2023-10-27 14:35:10 | 食物科

いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。

10月23日(月)に食物科2年生の「西洋料理講習会」が行われました。

今年もホテルニューオータニ博多の小田先生を招いての講習会です。

 

今回は小田先生と秋吉先生が教えてくださいました。

昨年に引き続き本校卒業生の吉田さんも来てくれました。

フランベをするのをみんな喜ぶけど、そういうことではなく香りを引きたたせるためにやるんだよ~と小田先生!

アシスタントの生徒たちも頑張っていました。

盛り付けもとても美しく芸術ですね。ほんとに!

ステーキは、少し多すぎじゃないか!というぐらい多めのバターで丁寧に肉の表面にかけながら焼いていく。

そうするととても美味しいステーキに仕上がるそうです。

 

サーモンの試食がふるまわれました。どうでしたか?お味は!

みなさん勉強になりましたね

先生方お忙しい中、食物科2年生のためにおいでいただきありがとうございました。

 

 


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包丁授与式

2023-04-18 16:48:47 | 食物科

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最近は、花粉や黄砂に気温の変化に体調管理が難しいですね。今日は風がすごく強いなぁ~

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

本校も新入生を迎え半月がすぎましたね。少しずつ学校生活に慣れてきたかなぁ?

 

昨日、食物科1年生の包丁授与式が行われました。

はじめての実習の授業の時に行われ、一人ひとりに専用の包丁が渡されるのです。

新しい実習着に袖を通し、初々しさと凛々しさもあり少し緊張した様子の生徒たちかっこいい!

校長先生のご挨拶の中に道具の大切さなどいろんな話をしていただきました。

その後、一人ひとりに「大切に使ってください。」と声を掛けられながら手渡されました。

学科主任のあいさつ

生徒代表の誓いの言葉

手にしたマイ包丁を確認しているところです。

すごく立派なものですね。本当に大切に使えば一生ものですね。

うわぁ~きれい

ケガしないように管理と扱いに注意してね。

みんなで記念写真

いい顔してましたよ!

これから3年間、技術はもちろんですが、学生らしく成長していってほしいと思います。

次は、包丁の研ぎ方を学びます。

 

 

 


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食物科1年うどん・そば講習会

2023-02-09 10:38:12 | 食物科

いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。

令和5年2月8日(水)は、食物科1年「第16回うどん・そば講習会」が行われました。

新型コロナの影響により、3年ぶりの開催となりました。

今回、教えていただいた講師の先生方

筑後うどん振興会の麺通様御用達「たけ屋」店主の加藤先生、龍さん、大嶋さん、下野さん

「徳兵衛うどん」社長の江頭先生をお招きしました。

 

はじめに、うどん・そばは、地域の郷土料理や行事食として様々な種類がり、また日常生活の軽食として簡便で嗜好に合うため、

離乳食や幼児食として食され、私たちの生活に広く根付いており、すき焼きや寿司のように日本を代表する料理です。

その原料となる小麦粉はほとんどが外国からの輸入でまかなわれ、だしの材料の昆布も国産であっても養殖物が増え

風味調味料の普及により、本物の味が忘れ去られようとしています。

だしの成分グルタミン酸は人間の脳を活性化させる大切なうま味成分です。豊かな自然の中で育まれた安全な食材を

手に入れ、五味五感を通して美味しさと喜びを感じられる豊かな人間性を育み、そして日本の麺文化に触れ、シンプル

な材料から作り出される技法の深さと素晴らしさを感じてほしい。

 

講習会内容は「うどんとそばの魅力を学ぶ」師範と実習

粉と水をなじませるように両手のひらでもむように混ぜる。

先生が手本を見せて

まぜみた!

つやと粘りが出るまでこねつづけるんだよ!

少しずつまとまってきたね。

袋に入れてしっかりと踏みつける。

体重をかけて!

丸く丸くしてうどん玉をつくります。

次にめん棒で円形状に薄くのばしていきます。

いつも先生が教えてくださるのですごく上手くできていました。

ほらね!きれいにできたね

 

いよいよ切ります。

麺をたたんでこの包丁で。

なかなか均一に切れてますね。さすが!

少し細麺かなぁ

好みで太麺にも

切った麺をゆで、洗い、お好みの食べ方で召し上がれ!

今回は、グルタミン酸たっぷり美味しいお出しのかけうどんでした。

すごく優しい麺の硬さと太さでとても美味しかったですね。

 

筑後うどん振興会の皆様には、講習会開催にあたり講師を快くお引き受けいただき、

日常勤務のお忙しい中、生徒に丁寧なご指導をいただきましたことを感謝申し上げます。

 


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2022西洋料理講習会

2022-11-01 14:25:51 | 食物科

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昨日10/31は、食物科2年生の西洋料理講習会が行われました。

講師の先生は、杉森のためだけに来て下さる、「ホテルニューオータニ」特別顧問の小田英男先生です。

今回もフルコース料理について学習し、シェフの高度な技術と西洋料理に関する最新話題など先生の豊かな人間性に触れ、調理師としての自覚を新たにすることが目的です。

 

午前の部では、フルコースのすべての仕込みに時間を費やします。

とにかく仕込みが

 

優しいまなざしですね~

午後から一気に仕上げていきますよ。早いよ。

午前中に仕込んでいたビーフコンソメが完成。

透き通った琥珀色のスープです。

秋茸のビーフコンソメスープ

みんなに味わってもらいました。とてもおいしかったですよね~

 

それから

和牛ランプ肉 和風ローストビーフ山葵風味のソースで

お肉の試食を檀先生へ

感想が聞こえませんでしたが、表情でわかりますね。

今回のサポートに駆けつけてくださった西岡先生と

そして、昨年度本校食物科を卒業した吉田さんです。

しっかりと食の道に進み、修行中です。期待の星

みんなにもローストビーフを試食してもらうために西岡シェフが準備してくださいました。

~ピオーネコンポートのフランベ ピオーネソースとアイスクリームを添えて~

毎年恒例の歓声があがるフランベです。

こちらも試食あり!美味しいに決まってるよね。

~カナダ産活きオマール海老のポアレ 糸島醤油と海老風味ソース~

興味深いお話が

シェフの服装のことを話されました。

「料理人として服装を見れば、一人前かどうかが分かるようになっています。」

まず、修行し始めはズボンがストライプだそうです。

そのあと、白ズボンになり、

このスカーフをつけていれば一人前の証拠だとおっしゃいました。

それから昇格していくのです。

胸に名前と肩書が。

ちなみに小田先生は、Executive Chef 総料理長と書いてありますね。

そしてこのようにズボンが黒になるそうです。

小田先生のようになったら、このようなコック帽をかぶれるようになるそうです。簡単にはかぶれませんけど。

「西岡先生もここではよく動いているけれど、ニューオオタニでは偉いんだよ」なんておっしゃっていました。

ですよね~ありがとうございます。

それからそれから

杉森高校も女子が大半を占めていることから

「この世界は女性が上に立つことが難しいように言われているが、今ではそういうことはなく

たくさん女性が活躍しているんだよ。ちなみに吉田さんの上司も女性なんだよ。」と

いろんな話を聞かせていただきました。

 

今回も小田先生、西岡先生、吉田さん、貴重な時間をいただきありがとうございました。

 


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