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先日、2月5日に食物科2年生の製菓講習会が行われました。
講師の先生は「マダムアッシュ」主宰 中島寛先生です。
先生は、食品メーカー・洋菓子店・カフェ等の商品開発&プロデュース、展示会や講習会のデモンストレーター・お菓子教室を主宰され、食関連のイベント等を通じて、食の最新情報の発信・提案をし、体に優しいお菓子創りや、初心者からプロを目指す方まで心の栄養になる教室を運営されています。
今回の講習会の目的としては、①チョコレートについて基本・応用を学び、知識を深め、性質を知り、ケーキ生地の基本的な作り方について学ぶ。
②チョコレートを使ったデコレーションのテクニックやパティシェの高度な技術と、製菓に関する最新の話題などについて学習する。
こちらの方が中島先生!
なんと1955年生まれの62歳ということです。趣味はマラソン、2日に一度は近くの公園でランニングをされ、毎年福岡マラソンにも出場されているそうです。
どおりでお若い!そしてトークがおもしろい!
ガトーショコラを作っていただきました。
スピードと繊細さとその技術と話術に生徒たちもくぎづけ!
先生は、講習会や教室などに行かれる際に、初対面の方々に対して作業をスムーズにしていただくために、すべて数値化して伝えるということをおっしゃっていました。
確かに、温度、分量や時間がすごく大切なように感じました。
次に、フォンダンショコラです。
初めは、24個を予定されていましたが、あまりにもかわいい生徒が多いので全員分に変更されました。さすが!
オーブンに入れて待つこと7分・・・・・・できた―。
みんな幸せそうに食べる!食べる!満面の笑み
私たちもいただきました。ここにいることが奇跡。幸運。
焼きたてのフォンダンショコラは、中からとろ~り溶けだしたガナッシュ
うわぁ~おいしい~感動
カメラマンの荒巻さんもこれは、うまい!うまい!うまかねーと連呼し大絶賛。
チョコレートの魅力にとりつかれてしまった二人。
最後に質問です。
Q:先生は、なぜこの仕事を選んだのですか。
A:働き方のスタイルを1月と8月を完全休みにして仕事をしたいからということです。休みの時はフランスで過ごされているそうです。
Q:先生は、この仕事を辞めたいと思いましたか。
A:何度もあります。例えば寝坊を1度だけした時に叱られたら辞めようと思っていたけれど、上司が何も言わず見守ってくれたことで踏みとどまった事など、いろんな話を聞きました。
皇后陛下に目の前で自分の作ったものをよそって食べていただいたのは、自分ただ一人ですと自慢しておられました。(自慢とは、自分自身がおっしゃられたのであえて書きました。)
人をひきつける魅力は、チョコレートも中島先生も同じですね。
中島先生、お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。生徒共々感謝申し上げます。