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昨日、11月20日(水)は食物科1年生の「日本料理講習会」が行われました。
今年も「ケアタウン茶山」総料理長の川島年生先生をお招きしての講習会です。
川島先生は「ケアタウン茶山」で総料理長をされる前は、中村学園大学や調理師専門学校で指導され、これまでに約1万人もの卒業生を送り出されています。
料理に対して技術、伝統、科学など様々な面から追求し、ケアタウン茶山では健康を考慮しながら、誰もが楽しめる食事を考案し提供されています。
今回は「霜月の会席料理」です。
午前中は、西洋料理と同じく仕込みです。午後から仕上げとなります。
調味料の測り方では、計量スプーン1杯というのも人それぞれ測り方が違うことや醤油、みりんや米、油なども1杯のグラム数が違うことなど教えていただきました。
とてもわかりやすい!
アシスタントのみんなさんもしっかり見て、聞いて、頑張ってます。
平目の菊盛りです。
平目とカレイの見分け方なども教わりました。腹側を手前にして頭が左になるのは平目、右がカレイってことですって!なるほどなるほど
綺麗な器に薄造りを菊盛りされてます。透き通った絵がすてき!
かますのおろし方の時には、本おろしと大名おろしがあるということでした。
本おろしは三枚おろしのことで、大名おろしは「したにーしたにー」と大名行列のように頭の方から尾の方におろしていくのでそういう名になったそうです。
へぇ~覚えやすい。
多種多様な器を準備しました。綺麗な器ばかり料理が映えますね。
さて、どの器がチョイスされるでしょうか。
旬の食材を使って、五法(生、煮、焼、揚、蒸)・五味(甘味、酸味、辛味、苦味、塩味)・五色(赤、青、黄、白、黒)の調理された料理ができあがりました。
川島先生、お忙し中ありがとうございました。