バナナは食事でも出ているので、
食べてもいいだろう?
仕事がストップしているので、彼の本をスマホで買って読んでいる。
字の大きさ、明るさを調節できる。便利、便利。
単行本は老眼で、もう虫眼鏡がないと字が読めない。(笑)
彼の初期の作品3作(ちょっとプログレッシブだね)と、最近の作品(多崎つくる)を今読んでいる。
『君は君の色彩を持っているかい?』
『ル・マル・デュ・ペイ』を聴いて?
彼の文章は、時にはファッション的で、時には叙情的で、
すっと頭に進入し、情景を映し出してくれる。
心に響かせてくれる。
難解な内容もあるが、僕らの苦能、深い悲しみの心の傷、
混沌とした意識を表現し代弁してくれるのも、
彼の小説の魅力の一つだ。
『人の心と人の心は調和だけで結びついているのではない。
それはむしろ傷と傷によって深く結びついているのだ。
痛みと痛みによって、脆さと脆さによって繫がっているのだ』