明日がヤンキースのレギュラーシーズン最終戦だ。
天気が心配だが、地区優勝が決まる一戦になった。
ヤンキースが勝てば、ア・リーグ東地区優勝。
もし、ヤンキースが負け、同地区のオリオールズが勝てば、
なんとワンゲームプレーオフとなる。
つまり、1試合ヤンキースとオリオールズが戦い、勝者が地区優勝チームになるということだ。
2チームともポストシーズンに出場できるのは、確定しているのだが、
ワイルドカードで出場するのと、地区優勝で出場するのでは、雲泥の差。
ご存知の通り、メジャーでは連戦が常なんだが、
ワイルドカードでの出場となると、いきなり連戦となる。
投手の数、回転、選手の疲労度が相当負担になってくる。
移動距離も半端ではない中、年間162試合を連戦、連戦でこなすメジャーリーグ。
そんな過酷なレギュラーシーズンを終えて、ポストシーズンでも続けて連戦となると、
さすがの大男のタフマン揃いのメジャーでも、避けたいらしい。
当然、両チームとも地区優勝を狙う訳だが、
ヤンキースは、対戦相手がレッドソックス。
ヤンキースの先発は、黒田投手。
今年は、一年間ローテーションを維持してヤンキースのエースになった。
対するレッドソックスの先発は、松坂投手!!
黒田投手は、このところ少し、制球力が落ちてきて調子を落としている。
かたや松坂投手は、最後の、最後のチャンス。
完全な勝ち方でないと、彼の来シーズンはないといっても過言ではない位の
重要な試合、試金石になる・・・。
レギュラーシーズンの最終戦で、
日本人対決を見られるのは、嬉しいが、
こういう状況で見ることになるとは、思いもしなかった。
そして、イチロー選手の活躍も勝敗を左右することになるだろうし、
レッドソックス田沢投手の継投も重要なポイントになるだろう。
見逃せない試合だ。だが、観るのが怖い試合でもある・・・。
・・・こんなシーズン、初めてのような気がする。
両方に勝たせてあげたい試合が、明日開催される。
あわよくば、両投手7回まで零封で、8回は田沢が好投、
9回の裏にイチローの10号ホームランでサヨナラ、、、
なんて夢が実現すれば、最高なんだけど・・・。