今日の株式市場は、ソフトバンクとFリテーリングのコード1番違いの2社に尽きます。
日経平均は、この2社でマイナスに押し下げられました。
昨日のFリテーリングの決算発表は、結構いい内容だったものの、
海外、特に中国への出店に強気な姿勢を示した柳井社長の姿勢が、懸念を呼んだのでしょうか。
そして、ソフトバンクは、米国第3位の携帯通信会社の買収のニュース。
長いスパンで考えると、決して悪い経営策ではないと思うのですが、
その資金の額に思わず、屋台骨の心配をした投資家心理が大弱に振れたような気がします。
いずれにしても、今日の市場は、この2社が中心だったようです。
そんな中、私は、タカラバイオを買いました。
今話題のiPS細胞関連の銘柄です。ちょっと遅い買いなんですが・・・。
宝HDの子会社、今期の研究開発費の約半分が遺伝子医療関連に向けられています。
この数日の株価の上昇は、一過性のように思いますが、
iPS細胞の深化による開発が進めば、面白そうな銘柄です。
今の株価だと、手に入れておいてもいいかな、という考えです。
つまり、長期保有で、少し寝かせておくつもりです。
個人的には、上昇途上の銘柄や、仕手系、話題株には、乗っからないという性格なので、
今回は、特別かもしれません。
でも、株投資の楽しさ、将来性を買って夢を見るのもたまには必要ですよね。
ノーベル賞もさすがに今回は認めざるを得ない、iPS細胞の凄さ。
京大山中教授の研究所の進展も速度を上げるでしょう。
倫理的な面の整備は、必要とはいえ、
研究から生まれる治療薬の広がりは半端ではないと思います。
そんな一端の会社への投資は、個人的に納得の『買い』でした。