大阪の体罰による自殺の問題で、
市長は、入試自体を中止にするべきだと盛んにアピールしています。
決めるのは、教育委員会、ひとつの意見なんだと思うものの、
ちょっと奇異に感じるのは、多分立場の逆転からなのかな。
大津のいじめ自殺問題では、市長さんは、何度も生徒の家に通って謝罪をしていた。
責任は、市長自身と思われてのことかと思う。
大阪の市長は、いつの間にか批判、批評する立場に変わっている。
体罰は悪であり、そういう学校での入学は許せない・・・・・・。
そういう理屈に、パフォーマンス的なモノを感じるのは、私だけなのかな。
もし、普通高校でこういう体罰的な自殺があったら、
その高校の入試、入学はさせないという理屈になっていくのではないかな。
この段階で、体育学科のみの入試の中止を声高にアピールしたというのは、
何故か議論のすり替えのような、変な違和感を感じてしまう。
一人の高校生が命を絶った、という事実に対して、
真摯に向き合っているのか、問い質したいくらいだ。
既に在籍している生徒たち、そしてこれから入学したいという生徒たち、
その目線に立った発言、提案とはとても思えない。
恐ろしいくらい、身の置き場所をすり変えてしまう才覚のある市長だな・・・・・。
・・・・・・かなり嫌味な言い方をしたけど、ホントにおかしいでしょう。