前回に続きトップチームの全日での死闘の様子をお伝えします。
2次予選ともなれば各チームいずれ劣らぬ実力を持ったチームが
必死の思いでぶっかりあいます。
前の記事でも書きましたが、今年の湖東ブロックは戦国模様
どのチームにもチャンスがありどのチームにも気の許せない!
ガチンコ対決は観ているものには楽しいのですが・・・・
選手である子供達は一瞬のスキが負けにつながるリスクを
小さな身体に受け止めながらガンバッテいます。
蒲生戦
スピードあふれる連携プレーが伝統の蒲生さんを相手に廻しても
少しもひけをとらないヒーローズ。ディフェンス陣が何度も必死
の守りで守り立てる、しかしヒーローズ自慢のドリブル攻撃も
蒲生さんの組織的な守備を崩せずにスコアレスドロー
勝てなかったものの、強豪の蒲生さん相手に負けなかったのは大きい
と大人たちは考えていても、子供達は「絶対勝てる」と信
じていた様子。
守護神ダイチのスーパーセーブ、リョウマの激走など見所タップリ
の試合でした。
五個荘 戦
五個荘の超大型MF フミヤ君をどう防ぐか注目の一戦。
フミヤ君のマークに付いたのは、何と入団して日も浅いカイトでした。
身長差約30cm県トレ選手として注目のストライカーのフミヤ君に対しても
気力で立ち向かうカイト! 必死のディフェンスで最初の10分は強力リヴラ
の攻撃陣を抑えていましたが、さすがは注目選手フミヤ君
彼からの早いロングパスや豪快なシュートで2点を前半で献上してしまう。
後半は向かい風のアゲインストを物ともせず゛攻撃するヒーローズ
然しドリブルもパスもあと一歩のところでリブラ守備陣にとめられ
1点が遠い戦いに・・・・・そしてまたしてもフミヤ君にコーナーからの
豪快なヘディングシュートを決められ3点差で無念の終了ホイッスル
これで3次予選に進むためには一敗も出来ない状況に・・・・
でも子供達には自分達の力を信じる!信念が顔に出ていました。
翌日、舞台は蒲生グラウンドから荒神山グラウンドへ
亀山 戦
五個荘戦とはうって変わってボールを優位に支配するヒーローズ!
しかしキーパーダイチがクリアする為にペナルティエリアをわずかに超えて
前に出ていたわずかなスペースを相手に上手く突かれてフワッとしたロングボール
がそのままバウンドして無情にもゴールに吸い込まれていく・・・・・
でも、少しもひるまずキャプテン ツカサが同点のシュートを豪快に突き刺すと
終始攻勢にでたヒーローズ何度もシュートを放つも入らずにそのまま引分・・・
さすがにどのチームも強力だと改めて感じさせられた一戦でした。
旭森 戦
二次予選の最終戦!
1位に与えられる県大会出場キップは残念ながら手に出来ませんでしたが
3次予選に進出のためには絶対に負けられない一戦
状況は旭森さんとて全く同じ・・・ガチンコ勝負の最終戦
前半は正に互角の展開同じようにチャンスを作ってはチャンスを逃す展開
ここでもカイトがヤスタカがマッチが必死のプレーで守る、タクがドリブル
でトシは攻守に全力で走る・・・キャプテンツカサは声でもプレーでも
チームを奮い立たせる、快速FWのヒロトは何度も壁にぶち当たりながらも
前を目指して仕掛ける・・・・前半は0 vs 0のまま後半へ
後半13分過ぎサイド攻撃からの低いクロスを上手く合わされ痛恨の失点
応援の父母達には焦りの色が・・・・「このまま予選敗退かも・・・」
考えたくもない状況・・・
然し子供達には自分達の力を信じる強いこ・こ・ろが宿っていました。
2次予選の前日の自主練で足をネンザし病院でテーピイングをした痛々しい状況でも
痛みなんか全く感じさせない動きで頑張っていた5年生のトシがついに同点のゴール
をこじ開ける。
喜びが爆発するヒーローズ
そして勢いをそのままに今度はトシからの絶妙のスルーパスに快速ドリブラーの
ユウマが会心のタイミングで合わせての逆転ゴ~~~ル!
正直鳥肌がたちました! 残りの長~い長い5分間を必死で守っての勝利で3位ながら
3次予選に夢をつなぐことができました。
友をそして自分達の力を信じた彼らの見事な勝利に