感動のFINAL ! 文芸の郷杯
第18回文芸の郷杯が秋晴れの絶好のコンディションの中
開催されました。
県の内外から12チームが出場するホームの大会であり
選手権予選で敗れ去った、トップチームにとっては
意地とプライドにかけて負けられない、との思いが詰まった
大会であります。
選手権でズタズタにされたプライド
果たせなかった監督との約束
やり場の無い悔しさ・・・・・
これらを晴らす意味でも、県大会に出場するチームも参加する、
自らの存在意義を賭けた大会だと言う強い思いがプレーの随所
に表れていました。
特筆すべきは、6年生全員の思いが一つになり、気迫あふれる
熱戦続きであったことでしょう。
絶対に負けたくない気持ちの中でも、全員が等しく試合に参加し、
新しいチャレンジをしながら、なおかつ全員の力で勝ち進むという
テーマが与えられました。。
この日はレギュラーも準レギュラーも控えも全く関係なく
時には、キャプテンのトシやストライカーのヒロトまでも
ベンチに控える等、全員が同じ出場機会となるように、
又、普段とは全く違うポジションにチャレンジしながらの
戦いの中で一丸となって勝利を目指すと言う難題でし
たが、それを見事に克服して実力を証明してくれました。。
そして感動のFINAL(決勝戦)
相手は選手権予選や、八幡大会の決勝でも対戦
し敗れた、金田さん。
一進一退のまさに互角の展開、素早い攻守の切替
迫力のドリブルでゴールに迫る場面や、ギリギリの
ところでピンチを体を張って防ぐディフェンス力に
筆者である私も応援の父母も、彼らの成長した姿に
ある種の感動を覚えながら食い入るように見入って
しまいました。
延長までもつれた試合は、1試合目からMAXパワーで
駆け抜けた影響で最後に足が止まり、1点差の敗戦と
なりましたが、見事な準優勝となりました。
彼らのサッカーがスポ小だけで終わるのであれば
「遅すぎた春」だったのかもしれませんが、まだまだ
これからが彼らのサッカー人生の本番だと考えれば
選手権で負けたこと、この大会で決勝まで勝ち進んだこと
は大きな財産になったことだろう、と確信しています。
今後も彼らの成長を暖かい目でず~っと見守って生きたい
そんな気にさせてくれました。
最後に優勝された金田FCの皆さん、優勝おめでとうございます。
県大会での大活躍を期待しております。