雨中の激戦!木下杯予選

2012年11月01日 | スポーツ

出でよ!エースストライカー

5年生以下の木下杯の一次予選が10/20と10/28に行われました。

強豪ひしめく八幡ブロックはどのチームも実力伯仲、一進一退の攻防は観ていてハラハラドキドキの連続

5年生ぐらいの年齢になればキック力も俊敏性も飛躍的に伸びる時期でもあり、急激な成長に驚きの

連続です。

我がヒーローズの5年生以下はメンバーも多くみんな平均してレベルは高い子供達ばかりでなのですが、

現状では絶対的なエースと呼べる選手が存在しないかな?と感じていました。

でもこの予選を通じて、スーパーエースに育つ可能性のある選手を探してみると、ちゃ~んといるではないで

すか。

一人は先のチビリンピックでエースと期待されながら結果を残せなかった4年生のトキ君です。

チビリンのヒーローズの唯一のゴールが3年生だったことで心中期するものがあったのでしょう。

5年生主体のチームでは逆にのびのびとプレーし得意のドリブルと体を張った突進で予選初日に3ゴール

を奪うなど すばらしい活躍を見せてくれました。

タイトルをつけるならトキ!覚醒でしょうか

そして5年生の中では期待の大型FW ダイキの存在が眼を引きました。

荒削りながら、ゴールに向かう姿勢が強く感じられ、身のこなしも上手く、スピードと体の強さで強引にでも

シュートに持っていける才能は今後の期待大と言えるでしょう。予選でも強烈な2ゴールを見せつけてくれました。

 司令塔として試合全体を仕切るキャプテンマナト、得点感覚とガッッあふれる守備も光るフミヤ、サイド

からの鋭い攻撃と大きな声でチームを引っ張るシュン。

高速ドリブルとキック力が魅力のリクト、相手をかき回す俊敏性が自慢のトモキ、体を張った守備で

全力プレーが光るハヤト、万能プレーヤーで才能あふれるトモアキ、空手で鍛えた俊敏性で好セーブ

を連発するセイノスケ、全力プレーが魅力のハルトゃテクニシャンのリク&ダイスケ、体を張った気持の

プレーでチームを盛り上げるイッキ、笑顔のムードメーカー闘志むき出しのプレーが光るシュウマに

4年生でバッグンのキック力を誇るタカハルやドリブラー ナオト等、魅力あふれる選手ぞろいであります。

1次予選は見事3勝1敗2引分の勝点11で通過して2次予選進出を決めてくれました。

初日の活躍をまとめたスライドショーはこちらです。

                  ↓

     
      

さて予選2日めの記事を今までと趣向を変えてある選手のその日の心情を編集部なりに予想して

柄にも無く、ポエム風にまとめてみました。

思い当たるメンバーがいると思いますが、あくまで編集部なりの おそらくこんな気持ちだったのかな~

と言う推測のもとに一部大げさな表現が混じっていることも考慮して読んでみてください。

そのあとのスライドショーのBGMと気持ちの部分でリンクしているので、曲の歌詞にも注目して

いただくとありがたいです。

 

雨と涙と仲間たち

 冷たい雨が降り続いていた

よりによってこんな大事な試合なのに・・・・

手も足も凍りつくような寒さ・・・・

気持ちとは反対にに体は氷で固まったみたいだ・・・

 

やだなぁますます雨が強くなってきた。

パスもドリブルも・・・・雨がかき消していく

2点の差は正直きついかな?

ホイッスルが鳴って交代を告げられた・・・

急に体全体が震えてきた、先週まで風邪をひいていたからかな?

寒くて、情けなくて涙が溢れ出した・・・・

気がつけばベンチからも離れて、ママのそばでガタガタ震えながら

涙が止まらなかった。

いろんな人が僕に声をかけてくれたけど、何にも考えられなかった。

泣いたのは寒さのせいじゃない・・・最後まで戦えなかった自分が

悔しかったからだ・・・

僕はこの場をすぐに立ち去りたかった。

その時だ、雨音にかき消されながらも、「ついていけ~」仲間の声が聞こえてきた

「安土がんばれ~」とお母さんたちの声も聞こえる、「あきらめんなよ~」

と、おっちゃんの声も聞こえた。

ゆっくり顔を上げると、仲間達がビショビショのユニフォームで水溜りの中

必死にボールを追っていた。

あいつらだって寒いはずなのに・・・・

いっぱい いっぱいのはずのに・・・・あきらめないで必死に戦っている

くやしくて又、涙が出た。

試合が終わってあいつらが帰ってきた、なんだかまともに目をあわせられない

それなのにあいつらは「大丈夫か」「 しんどいのか?」と声をかけてくれた

涙はすっかり乾いたはずなのに又、目の裏側が熱くなった、

さっきまでの冷たい涙とはぜんぜん違う暖かい涙だ

そして大好きなあいつらが、又好きになった。