3学年の進歩とこれからのテーマ
5月の試合から3つの学年の進歩とテーマについて
まずはトップチームから
OJFと湖東ブロックリーグ戦の3試合を見学させてもらいました。
全日予選で悔しい思いをした彼らですが、気持ちを切り替えて着実な
進歩をとげてきました。
全日予選でも見せた安定した守備力はOJFにおいても健在で、3試合を失点ゼロに
抑えた守備力は光っていました。
攻撃に関してはパスが思うようにつながらない場面もありましたが、いろんなタイプの選手が
メンバーにいることより、これから夏場にかけてコンビネーションを高めていくことで更に
レベルアップが期待できるものと思います。
ゴールに対する執念が実を結び選手権にむけて万全の準備をしてもらいたいものです。
次は元気いっぱいの3年生の試合から
試合をすることが楽しくてしょうがない様子は観ていて本当に微笑ましい限りですが
試合経験の少ない中で、勝利することは難しかったのですが、ボールに向かう気持ち
の強さは十分に感じられました。
観ておられた父兄の方々からは、かたまりすぎでは?
団子サッカーだとの声も上がっていましたが、今の時期はとにかくボールに向かう
姿勢が大切なのではないでしょうか。
団子の中から一歩抜け出す技術が身についた時初めて、周りを生かすパスや
戦術が生きてくる。
大勢の中でもボールポゼッションができるプレーヤーに育っためには団子サッカー
は良い教材だと思います。
試合結果は別にして、得点した時の彼らの嬉しそうな表情からは本当にサッカーを
楽しんでいる様子がうかがえました。
これからもたくさんの笑顔がはじけることを期待しています。
続いて4年生の試合から
彼らの3年生時の戦績は輝かしいものがあり、子供たちも自信に満ち溢れていました。
ところが4年生になってからは相手も成長し、今までのように容易には勝てなくなって
来たとお考えの父母のみなさんも多いと思います。
たしかに安土の子どもたちだけでなく、他チームも4年生ともなれば格段に進歩する
年代です。
だからと言って勝てなくなったと心配する必要は全くありません。
何故なら壁にぶち当たり、挫折することも成長には絶対必要な要素です。
子どもたち一人一人もそうですが、チーム自体も急激に成長する時期もあれば
壁にぶち当たる時期もあるのです。
今までのように容易に勝てなくなったことを実感しているのは子供たち自身が一番解って
いることでしょう。
大きくチーム力を上げるためのいい経験を積んでいる4年生たち、自分達で壁を通り抜け
た時本当の実力が備わってくるのではないでしょうか。
暑い夏がやって来る前に梅雨があるように、乗り越えなければいけない課題がどの子にも
どんなチームにもあります。
たくましい成長のための充電期間を温かく見守っていきたいものです。