アメリカの大統領選挙の集計にやっと終わりが見えてきた。バイデン氏が新大統領になる道筋がほぼ確定的みたいだ。熱狂的トランプ派支持者達が暴動を起こさないことを祈る。
今回の選挙戦を見ても、アメリカという国が原理主義的にYESかNOの二者択一で突っ走るお国柄だということがよくわかった。
全否定か全肯定のどちらかしかない極端さを平気で徹底的に主張する。日本の中庸という考え方は全くない。あらゆる事が勝ちか負けの世界に分類される。
まるでコンピューターの二進法の世界によく似てるなと思いながら見ていた。あと、あの手この手で負けを認めたくないから引き伸ばす手を打つ。潔さが感じられない。
悪でもって悪を制するみたいな世界的な均衡とる考え方はどうも認めたくないというか、怖い考え方だと思う。世界のリーダー国の一つとして「アメリカ ファースト」を誇示して他国に強要するやり方は改めてもらいたいと思う。
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先ほどTVの「坂上動物王国」で、猫の多頭飼育(144匹)崩壊現場を保護する団体さんを見た。あまりに凄惨な現場に言葉をなくした。
アンモニア探知機で危険レベルの中、次々に洗濯ネットや虫取りカゴで保護していく。動物の命を何とか救おうと保護団体の方々、ボランティアの人々に言葉がでてこない敬意を感じた。
何がそこまで突き動かして保護活動をされるのか、私の言葉を発っしようとすると白々しく薄っぺらく思えて何も言えなくなってしまった。
自覚のなさとか責任のなさという言葉では説明しようのない困難さが現実として目の前にあった。