須﨑のgooブログ

福島原発、写真付きで日記や趣味

大飯原発の安全性はウソ

2012-06-17 19:34:09 | 大飯原発

大飯原発が安全性が確認されて、再稼働することになった。本当だろか、安全ならば即発電ができると思う。しかしながら配管の洗浄などの準備作業で、3号機が2週間後(7/8~7/13)、4号機が5週間後(7/24~8/2)にフル稼働の予定だそうだ。

これを鵜呑みにしては、いけません。 つまり同時に2機器を並行に動かすことが出来ないのです。人員や制御室の関係と思われる。本来・安全性を重視した機器の場合、2重化がされております。(1機器に、2系統で制御や人員配置がされています)。 しかしながら原発は2機器(3号機・4号機)を1系統ずつ制御し、人員配置もされていることになります。  2重化ではなく1/2重化なのですね。

各号機毎に制御は、できるようになっていますが、人員配置は両機器を見ることになります。 「安全性が確保できている前提」ならば問題がなかったのでが、今日の状態では、同時に2機器を稼働させるのは、多いに問題があります。 1機器のみ稼働すべきです。

3号機と4号機が同時稼働できるならば、安全性が確保できていると考えます。 同時稼働が出来ないと言うことは、アクシデント発生時に同時に(人員配置から)危機管理ができないことになります。 アクシデント時は何が発生するか想定はできません。

問題発生時は、数秒で原発を停止できるようにしたそうである。 関西電力は、加圧水型原子炉 (PWR) で制御棒は上部から入れる方式であるので、電源が喪失しても自然落下が可能である。 安全性は福島と比べてややあるように思われるが注視していきましょう。 (東電の福島原発は制御棒を下から入れる方式)。 

枝野経済相は、約20人体制で再稼働を監視すると表明しましたが、監視するだけではダメです。 反対をする専門家を監視人に入れれば、より安全性が確保できます。