今日の民放TVで、大飯原発の破砕帯が活断層かどうかの専門家の意見があった。1人は関西電力に誰が見ても活断層に間違いないと質問していた。(声の大きいと言われた人だろう)。他専門家はTVのインタビューに「活断層」と言っていた、これを卒論で学生が活断層でないと言えば受かりませんねと言っていた。(認可された時の資料がないと言っていたのが見つかり、その後、活断層は何度も意図的に見過ごされてきたようだった)
関西電力の取締役は、専門家は誰が見ても活断層ではない。「声の大きい人が発言するから活断層と思われてしまう」とのコメントでした。福島原発の反省が見えませんね。もっと真摯に意見を聞いて、シビア・アクシデントに立ち向かう姿勢が必要ですね。(フィンランドの原発のように)原発の場所に本社を置くべきですね。
<コメント>
関西電力が、「たとえ活断層の上でも原発は安全だ」と言えば了解します。でも今論争になっているのは、活断層かどうかを問題にしています。2~3mの断層のずれがあっても大丈夫だと言ってください。
活断層の論争をするのならば、まず原発を停止して、「活断層でない」と専門家を関西電力が納得させて、再々稼働をしてください。今のままでは「安全」かどうかが、かやの外になっています。
若狭湾の地形を見れば、あれだけ入り組んでいるのですから断層や活断層はあるのが当然と思います。
地図は、読売新聞2012/7/20から