原発・再稼働の新規制基準に基ずく安全審査が始まった。 基準が変更されて4電力会社5原発10基が安全審査資料を提出した。申請資料は約36,000ページ。これを130人の原子力規制委員が半年かけて審査するのだそうだ。 なぜこんな大量の審査資料が必要か疑います。 チェックシート方式ならば、少ない資料で的確に審査できる。(詳細な資料を添付する方式で良い)
審査に半年もかかるのは、納得できない。書くべき内容が自由なのか、審査する人々も知識がないのか、1月程度で審査を完了するようにすべきだろう。 (安全の申請ならば、少ない資料で十分でしょう)
新規制基準の内容は、次のとおり。
1想定する事故の範囲拡大
旧規制 「1)~3)」
1)通常の運転管理
2)一部の機器故障
3)設計範囲内の事故
新規制「1)~7)」
4)機器の多重故障
5)炉心燃料の損傷
6)格納容器の損傷
7)広範な放射能もれ
2自然災害
活断層判定:過去13万年=>40万年
津波想定
火山の噴火
3国際標準並みの安全基準
炉心燃料損傷
放射能の一部放出
深刻な放射能もれ
4運転期間の制限
原則40年
バックフィット制度の義務化
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