すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

開き直りとフェイクがまかり通るアベ政権

2020年01月23日 | 日々思うこと

今日は参議院でもアベ首相の施政方針演説に対する代表質問が行われ、桜を見る会や外交政策などについて論戦が交わされ、首相の開き直り答弁が続きます。こんな国会ではこちらの精神状態もおかしくなってくる思いです。 

NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200123/k10012255951000.html

さらに政府主催の東日本大震災の震災追悼式は来年までという菅官房長官の記者会見にがく然としました。「追悼式は発生から10年はある意味で1つの節目だ。同時に、地元で追悼式を行いたいなどという意見があった」と述べましたが、福島県は「政府から事前の説明はなく、報道や会見後の政府からの報告を受けて知った」と・・・。フェイクがまかり通る政権に明るい未来が見えてくるはずがありません。

「3・11」は被災地だけの問題ではなく、ヒロシマ・ナガサキと並んで日本全体の悲惨な経験で、政府レベルの式典は10年で終わりというアベ政権を憂い悲しくなります。そして福島原第一発事故の検証と収束はどうするつもりなのでしょうか。

作家で社会活動にもデモにも頑張っている落合恵子さんのメッセージです。

また前川喜平さんも「桜を見る会招待者名簿の管理簿不記載は問題の焦点ではない。問題は、アベ夫妻の支援者やお友達を総理枠で大量に招待していたこと、2千人に被害を与えたジャパンライフ元会長を総理枠で招待しその荒稼ぎに加担したこと、反社会的勢力まで招待していたこと。名簿がないから分からない」と言わせるな。」と・・・。前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)


説明責任を忘れた首相の夢と希望強調の施政方針演説

2020年01月21日 | 日々思うこと

昨日は二十四節気の「大寒」で一年で最も寒さが厳しい時期ですが、糸魚川市の最高気温は9.9度でした。

また昨日は通常国会が召集され、午後から首相の施政方針演説に耳を傾けるひと時です。アベ首相は内閣の最大のチャレンジと位置づけ、全世代型社会保障制度へ「本年、改革を実行する」と夢や希望を強調です。

東京オリンピック・ パラリンピックは「世界中に感動を与える最高の大会」にと“復興五輪”と述べたものの、福島原発事故の放射能汚染対策や、首相主催の「桜を見る会」やカジノ統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件へはスルーです。

さらに憲法改正について「歴史的使命」と訴え、与野党に論議を呼びかけているものの、昨年10月の2閣僚の辞任などの政権が抱える疑惑や不祥事には一切の言及もなく、「説明(任命)責任」という言葉を忘れたかのようです。何だかいつも騙されているような施政方針が続き、野党の今国会での徹底追及に期待するところです。

写真は2018年1月、北側の洗面所の窓から氷柱(つらら)と隣りの孫たちの家の屋根雪を撮ったもので、当時の大雪を思い出しました。そしてこのところ、ローカルニュースは各地の雪不足が一大ニュースになっていますが大雪は期待薄です。

ところで本日のLITERAで「安倍首相が施政方針演説でフェイク! 地方創生支援策の成功例として実名を出した移住男性が既に仕事を辞め転居していた」と・・・。、個人名を出してオカシな施政方針演説と受け止めていただけに納得です。 https://lite-ra.com/2020/01/post-5217.html


『手塚マンガで憲法九条を読む』と自衛隊中東派遣

2020年01月19日 | 日々思うこと

記録的な暖冬少雪が続く中で、日曜日の下の孫は朝から長野県栂池高原でのジュニアスキー教室です。

孫の大好きな「鉄腕アトム」、解説が小森陽一さんの『手塚マンガで憲法九条を読む』があります。手塚治虫さんと旧制中学時代の同級生で、「鉄腕アトム」に登場する「お茶の水博士」のモデルの一人とされる渥美和彦さん(91)が亡くなられたそうです。

アトムの漫画の中にロボット法というのが出てくるそうで、「上越九条の会」fbではじめて知りました。[鉄腕アトムのロボット法] ●ロボットは人間に尽くすために生まれてきたものである。 ●ロボットは人を傷つけたり殺したりしてはいけない。 ●ロボットは作った人間を父と呼ばなくてはならない。 ●ロボットは何でも作れるがお金だけは作ってはいけない。 ●ロボットは海外へ無断で出かけてはならない。 ●男のロボット女のロボットは互いに入れ替わってはいけない。 ●無断で自分の顔を変えたり別のロボットになったりしてはいけない。 ●大人に作られたロボットが子供になったりしてはいけない。 ●人間が分解したロボットを別のロボットが組み立ててはならない。 ●ロボットは人間の家や道具を壊してはいけないと・・・ 。

今日は19日とあって全国的なスタンディングが各地で行われています。「上越九条の会」のかに池スタンディングで掲げた「自衛隊派兵は戦争です」は道行く人たちの目に留まったことでしょう。そして中村哲さんも「決して戦車や武器で解決しない、自衛艦 自衛隊員の中東派遣は止めて!」と・・・。


地震が起きる切迫度と活断層と原発

2020年01月17日 | 日々思うこと

阪神・淡路阪神大震災から25年目を迎えました。街を一変させた午前5時46分に合わせて各地で追悼行事が営まれ、静かな祈りが伝わってきます。

四半世紀を経た被災地では高齢化の波が押し寄せ、震災を知らない世代も増えていますが、あの日をきっかけに風化する震災の記憶を刻み、防災・減災の重要性は全国に浸透し災害ボランティアの輪は広がってきました。

NHK NEWS WEB では「地震切迫度 31の活断層で“震災直前と同じか それ以上” 」と伝えています。25年前の阪神・淡路大震災を教訓に国は全国で活断層の調査を進め、発生確率などのリスクを評価してきました。現在、地震が起きる切迫度が阪神・淡路大震災の直前と同じか、それを上回る活断層が31あり改めて活断層地震への備えが重要になっているそうです。

さらに去年1月1日の時点で「Sランク」と評価されているのは、全国の31の活断層で、このうち「糸魚川ー静岡構造線断層帯」や「中央構造線断層帯」、「三浦半島断層群」など8つの活断層帯の一部では、発生確率が8%を超え、阪神・淡路大震災の発生前より切迫度が高まっているという身震いのする思いです。

また本日、四国電力伊方原発3号機(出力89万キロワット、愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた仮処分申請について、広島高裁は運転差し止め地裁支部決定の取り消しのニュースです。11年3月の東京電力福島第1原発事故以降、司法による運転差し止めの判断は5例目です。

地震は大自然が相手で防ぎようもなく、原発は一度事故が起こったら大変であることは東京電力福島第一原発事故が鮮明に語っており、地震列島の日本では原発エネルギーに依存しない政策を進めていかねばと痛感する終日です。


小正月とペシャワール会村上優会長と亡き父と

2020年01月15日 | 日々思うこと

今日は“小正月”、雪国新潟はどこも雪不足でここまで来ると春の稲作など農業への水不足や、スキー場だけではなく除雪作業をお役所から委託されている建設業者も痛手であることが伝わってきます。

夕方のNHK新潟ニュース610で、昨年12月にアフガニスタンで銃撃で亡くなった中村哲さんが現地代表を務めていた福岡市のNGO「ペシャワール会」の村上優会長を取り上げていました。村上優さんは九州大学医学部卒業で中村哲さんの後輩で、上越市の国立病院機構さいがた医療センターに精神科医として勤務していることを番組ではじめて知りました。

番組では中村哲さんの意思を引き継ぎ、現地での医療活動やかんがい事業・農業支援などの取り組みを優しく語る村上会長です。国立さいがた病院といえば30年近く前、父が通院していたことで送迎のために私は免許を取得し、何度も合併前の大潟町まで行き来したことを思い出し、不思議なご縁にも驚きました。

“小正月”といえば昔々の茶の間の“繭玉飾り”で、父が神棚の下に大きな桑の木に餅をダンゴにして枝にくっ付けていたことを思い出します。その後、餅が市販の紅白の丸い玉に変わり、近年では孫たちの誕生で復活し、2015年のこの写真が見納めのようです。

次に父の思い出といえば大事に育てていた庭の黄梅(オウバイ)の鉢で、何年か前に枯らしてしまい市内の同級生のMさんから株分けしたものをいただきましたが、これもとうとう猛暑で管理が行き届かず枯らしてしまいました。

黄梅は梅の仲間ではなくジャスミンの仲間だそうで、今では香りすら憶えていない情けなさです。そして花言葉は「恩恵・優美・気高い」・・・、ペシャワール会と亡き父を思い出す今年の“小正月”です。

情けないといえば一年前の記憶もあいまいです。 古民家再生と人類の理想「憲法守れ」と訴えた人たち


再びゴーン被告逃亡と「認知症の第一人者が認知症に・・・」

2020年01月13日 | 日々思うこと

三連休の最後も朝から小雨が降り続き、降雪までには至りません。上越タイムス紙の「スキー場たより」では糸魚川・上越・妙高市14ヵ所のスキー場で積雪1メートルを超える所はわずか3ヶ所で、これではスキー場は大ピンチです。

ところで年末にレバノンに逃亡したゴーン被告について、日本のメディアは当初どこも同じ見解でしたが、日を追うごとに微妙に変化が見られます。昨夜のフジテレビ「Mr.サンデー」で弁護士の橋下徹氏は日本の刑事司法制度へ本音を展開で、ゴーン被告の主張に賛同していましたが日本国民としては反発し“ゴーン氏と日本国との戦争”と述べていました。

そんな中での前川喜平氏の見解です。そういえば以前、本と雑誌のニュースサイト/LITERAリテラでも政府の関与を掲載していたことを思い出しました。1月7日付けLITERA https://lite-ra.com/2020/01/post-5193.html

一昨日のNスペ「「認知症の第一人者が認知症になった」は病気の奥の深さもあり友人のfbなどや各方面で反響大です。いかなる人でも“死”を避けて通れない以上に、誰もが認知症への不安を持ち続けているということでしょうね。そう言う私も身体は日々ままならず残された時間の中で、せめて“脳トレ”とパソコンに向かったり新聞に目を通し関心のある番組は再放送を視聴です。

「「認知症の第一人者・・・」再放送は16日(木) 深夜午前0時55分(50分) https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586194/index.html

また「死者も成長する」という上野千鶴子さん、お母さんを早くに亡くしたと書き込みましたが、正しくは本日の再放送で上野さん40代の時でした。


Nスペ「認知症の第一人者が認知症になった」と上野千鶴子さんの「死者の成長」と

2020年01月11日 | 日々思うこと

土曜日は朝から風が強く、午後からは13度を超える気温です。夜9時からNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」を視聴です。

人生100年時代を迎え誰もが認知症になりうる中で、認知症医療の第一人者の長谷川和夫さん(90)は、「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発し、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど人生を認知症医療に捧げてきた医師です。

自ら認知症であるという重い事実を公表し、当事者としての不安や家族の葛藤・・・、専門医ならではの初めての気づきも記録されており、認知症になったら不確かな状態がずっと続くと思っていたが、正常な状態も確かに存在するということ。言葉が分からくなって話せないのではなく、「自分の言葉」に自信がなくなり殻に閉じこもってしまうということ。確かさを取り戻すためには他者との絆が重要であること・・・、何だかスゴイ番組を見てしまった思いです。

 

玄関に飾った今年の万両は赤い実が少なく、この原因は昨年にヤブコウジとも小さな蕾を花ガラとカン違いをして取ってしまったことです。 それでも少し残った蕾を大切に、赤い実を着けたので正月飾りにしました。

ところで毎週月曜日夜のEテレグレーテルのかまど」が楽しみで、今週は社会学者で日本の女性学をけん引する上野千鶴子さんの季節が来ると必ず作るというの「 母の焼きりんご」でした。 上野千鶴子さんは富山県出身で、44才でお母さんを亡くており悔やんでいることなどを語りながらの焼きりんごで、「死者は成長している」という言葉が心に残りました。

また団塊シニアさんのブログで「いい人生を送るにはマイナス思考は厳禁、もし病気になったらどうしよう、歩けなくなったらどうしよう、認知症になったらどうしよう。プラスの想像はそんなに出来ないのにマイナスの想像となると次から次と出てくる・・・、人生なるようにしかならない、そう考えよう。」と・・・。

今夜のNHKスペシャル「認知症の第一人者が・・・」に思いを寄せながら、いい人生とは気持ちの持ち方次第で“幸せ”の尺度も人それぞれで、上野千鶴子さんの「死者も成長する」を重ねる終日です。


ゴーン被告の逃亡会見と問われるアベ政権の外交努力

2020年01月09日 | 日々思うこと

昨日は日本海の低気圧が不安定で糸魚川地方には「暴風警報発令」でしたが、気温は何と17度を超す異常さです。そんな中で朝、市内総合病院での定期検査へ隣りの娘から送ってもらいましたが、院内あちこちの移動で一気に疲れてしまい昼過ぎにタクシーで帰宅です。

夜は日産前社長のカルロス・ゴーン被告のレバノンでの“逃亡劇会見”を聞き入りました。日本の司法への批判と無実の主張に終始で、ゴーン被告の裁判は長期間に及ぶことから、このような逃亡手段しかなかったのでしょうか。

ところでアベ首相が関わる加計学園や森友学園建設は公金運用が問題だけに、日本の検察がどう動いているのか鮮明に見えません。そもそもゴーン前社長の日産内のカネを巡る逮捕は“お家騒動”ではないのか、検察はゴーン夫人の逮捕に迫る勢いですが、とならばと安倍昭恵夫人は?、国会での証人喚問もないことから素朴な疑問を抱いてしまいます。

果たしてゴーン被告は白なのか黒なのか、真っ赤に熟した静岡いちご「紅ほっぺ」の到来物です。

イラクと米国、お互いの挑発に冷静で報復の連鎖が回避され安堵の思いです。イタリアは駐イラク米軍基地からイタリア軍の撤退を始め、ドイツ国防省も7日、ドイツ軍兵士35人をイラクからヨルダンおよびクウェートへ移動させると発表です。さらにデンマーク国防省も最近、安全上の理由からイラクでのすべての軍事および訓練活動を停止したと発表しています。

そんな中で本日、野党は政府からヒアリングを行い、自衛隊の中東派遣の閣議決定を撤回するよう求めましたが、政府は現時点で見直す考えはないとの見解です。これがアベ政権の中東情勢の安定化に向けての外交努力なのかと首を傾げてしまいます。

一年前のブログが届き、そんなこともあったなあと読み返すひと時です。 県の放射性汚泥処理は「県民目線」か!?


アベ首相の年頭会見と中東情勢の緊迫と報復の連鎖

2020年01月07日 | 日々思うこと

昨日は暦の上では「小寒」、一年で最も寒さが厳しい時期に入る“寒の入り”でしたが、上越地方は冷え込みが弱く3月上旬並みの気温で暖冬傾向はしばらく続きそうです。

仕事始めの昨夕、アベ首相の伊勢神宮参拝後の年頭会見にしばし耳を傾けました。社会保障全般を掲げながらも、憲法改正については自民党の国民への責任で取り組んでいかねばならないと強調です。

さらに首相は与野党の枠を越えて活発な議論を通じて、国民投票法の改正はもとより、令和の時代にふさわしい憲法改正原案の策定を加速させるという会見でした。

先ず国民への責任というならば、「桜を見る会」やカジノを含むIR誘致への自民党などに所属する国会議員の不正な金銭受領について、国民が納得する説明を果たしているのか、また森友・加計学園問題は幕引きにしたつもりなのでしょうか。令和の時代を強調する首相の年頭の挨拶に無責任さを感じてしまいました。

また日増しに中東情勢が緊迫し、トランプ大統領の言動が一段と拍車をかけ報復の連鎖が伝わってきます。国連をはじめとする各国はいかに対処するかが問われている中で、前川喜平さんは「自衛隊中東覇権は即刻中止、ドナルドと絶好せよ」と言い切っています。

戦争が一度もなかった平成の時代を振り返り、令和の初正月から不穏な世界情勢を憂いながら武器を持っての報復で平和が守れないことを痛感し、令和が“戦争への時代”にならないようにと切に願う終日です。

gooから届いた一年前の書き込みです。 小寒の風邪予防と原発神話崩壊


暖冬少雪のスキー場と初詣の弥彦神社

2020年01月05日 | 日々思うこと

正月三が日もあっという間に過ぎて、4日深夜には気温が0度台まで下がったものの雪にはなりません。日曜日の今日は昼過ぎにパラパラと小さな霰(あられ)が降りましたがほんの少しでした。

市内根知谷の家族連れで賑わうシーサイドバレースキー場はゲレンデを覆うほどの積雪がなく、オープンが延期され営業開始はまだ先になりそうです。また能生谷のシャルマン火打スキー場は積雪200センチですが一部滑走不能です。

ところで元旦に上の孫はパパと長野県白馬方面への初滑りでしたが、ここも雪が少なく雪のあるコースにスキーヤーが集中し大混雑で例年のように滑れなかったと言っていましたが、このままではスキー場も死活問題になりそうな気配です。

昨日、隣りの孫たち家族は弥彦神社への初詣です。上の孫から嬉しい初詣の“お守り”をお土産に、そしていつもの米納津屋の“雲隠れ”です。中にお月さまを見立てた黄味餡で上品なお味で大好きな和菓子の一つです。

(弥彦村観光写真ライブラリーより)

新潟県内の初詣の参拝者が最も多い弥彦神社ですが、どなたも無病息災・家内安全・合格祈願などでしょうか。神さまのご利益があるといいですね。

年末から9連休のお役所や会社も明日から仕事始めでいよいよ始動・・・、ゴミ収集もスタートです。雪が降らないことを願いながらも、雪が降ると何だかホッとする、そんな令和初めての暖冬少雪の正月です。


Eテレ「書にきく禅語」と年賀状と

2020年01月03日 | 日々思うこと

正月2日の早朝5時55分から、Eテレ正月特集の『書にきく禅語』を偶然視聴です。新緑輝く静寂の観音堂で、陽光さしこむ縁側で、躍動感あふれる保育園の園庭で、一人の書家が書に挑み書くのは禅語です。

千数百年前から伝えられてきた生きる知恵、修行者たちが体得した真理、禅語の世界を書が生まれるプロセスと、子どもから大人まで幅広い読者を持つ詩人の工藤直子の詩で、語りはあの独特の雰囲気を持つ白石加代子さんです。

番組では「一日一生」や「慈眼」など、禅語からのメッセージを書家がいのちを吹き込み、詩が禅語からの問いを語りかける新年に贈られる清々しい内容でした。 https://www4.nhk.or.jp/P4533/3/  

昨夜からの小雨も雪にはならず、正月3日目の日中の気温が10度近くまで上昇です。少し落ちついて年賀状に目を通すと年々届く枚数が少なくなっていますが、お互いの年齢を考えると当然でしょうか。またお元気でも認知症になった方からの賀状は途絶えてしまい寂しい思いです。

明日は我が身と受け止めながら、今年はどこまで向き合えるか一抹の不安を抱きながらの正月3日目です。そして一度もお会いしたことのない方のブログをフォローしながら、身近な友のように今年も目を細めながら楽しんで生きたいと思います。

コメントができない上越近隣の電車や雪国の四季のお花などがいっぱいの「自然が好き お花大好きさん」、今年もどうぞよろしく! https://blog.goo.ne.jp/osuteosuperumamu


2020年の“今を生きる”

2020年01月01日 | 日々思うこと

明けましておめでとうございます。

イノシシからネズミ年へ、新潟は雪のない元旦を向かえることができました。我が家での元旦は、娘家族ら全員が集まって賑やかです。おせちとは言っても特別なものはなく田舎料理で、何よりもみんな元気で新年を迎え3人の孫たちの笑顔が一番のご馳走です。

リビングにはいつも子どもを描き続けた大好きないわさきちひろさんの2020年のカレンダーです。

昨年は多くの自然災害に見舞われた日本中で、ラクビーW日本代表選手ら猪突猛進の活躍に湧き上がりました。友人らが川柳や俳句を嗜んでいることもあって、ふと一句(?)「ワンチーム ルール分からず 叫びあう」です。(笑)

一句といえば大晦日に団塊シニアのひとりごとが、良寛和尚の時世の句である「散る桜、残る桜も散る桜」を紹介していました。「人生はいつ終わるかわからない、だから今を生きるしかない、一日一日が自分の大切な人生のひとこまで、あるがままに今を生きることこそが大切・・・」と、年齢が近いこともあって共感しきりのブログです。

 さらに「一億総下流時代は本当だろうか?」で、「現在高齢者人口(3500万人)の約2割にあたる700万人が下流老人(税金、社会保険料を除いた所得が10万円以下の人)と言われてる、なぜかというと年金の金額が十分でない」と、現実の厳しさを綴っています。

また北海道にお住まいで日々難病と向き合っているジューンさんの素直なブログにも勇気が湧いてきます。 ホワイトお正月 札幌

アベ長期政権下での格差社会にどう向き合っていけばよいのか、一部の人たちだけでなく国民全体で考え行動が求められていることを共有してゆきたいものです。

そして、この国の未来のためにも大人たちは今何をなすべきか、いつも子どもたちの笑顔が絶えない平穏な社会をと切に願う年の初めです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  


拙いブログへの一年のお礼と「一切なりゆき」と・・・

2019年12月30日 | 日々思うこと

2019年は田舎も都会も山の中のイノシシに追われた一年で、あっという間に大晦日が近づいて落ち着かない年の暮れです。

昨日の夕方、上越の娘が新幹線で神棚の掃除などに来てくれ、今回は泊まりがけなので大助かりです。そんなことで隣りの下の孫が泊まりたいと言い出して、夜遅くになってやって来ました。

一夜明けて今日はどんより雲ですが日中の気温が10度超し、夕方6時には12度まで上昇の暖かさで助かります。でも降雪を待っているスキー場などの人たちにはお気の毒なことですね。昼過ぎからの娘の神棚の掃除に下の孫が初めてのお手伝いで、年々逞しく成長です。

逞しいといえば、台所の窓際に置いた人参と大根の切り口からドンドン葉が伸びて、その生命力に驚きます。緑の少ない冬の時期には嬉しいもので、今では珍しいスリ硝子の桜模様と合わせて目を細めます。

ところでたくさんの言葉を残して逝ってしまった樹木希林さんの著書に『一切なりゆき』があります。私も今夏の猛暑から体調を崩して、なかなか元気になれず持病のための病院通いが多くなっていますが、何とか年越しができそうで“一日一生”「一切なりゆき」の思いです。

そういえば一年前も上越の娘が新幹線で来てくれたことを綴っていました。記憶があいまいでもブログに残すっていいもので、新年もできる限り綴ってゆきたいと思います。日々の拙いブログへのこの一年のご訪問に心より感謝申し上げます。

年末の糸魚川駅レンガ車庫アーチと神棚と

皆さまもどうぞ良き年をお迎えくださいますよう、そして争いのない世界中が平和な穏やかな年でありますよう。


刑事司法も私物化のアベ政権と前川喜平さんのコラム

2019年12月27日 | 日々思うこと

今年も残りわずかとなり、綴っておきたいことがいっぱいですが整理されずに時間が過ぎていきます。

「桜を見る会」の一連の問題で24日、野党の追及の政府側へのヒアリングで与党枠の招待者とされる受け付け番号「60番」について、国立公文書館に保管されていた2006年の「桜を見る会」決裁文書が示しされました。

前年05年の「桜を見る会」の「分野別招待者数」という区分表があり、「60番」には首相が割り当てられていたことが分かり、政府側は「05年はそうだったのかもしれない」と事実上、首相枠を示す番号の存在を認めました。

アベ政権による答弁拒否の多さといい、IR(統合型リゾート事業)を巡っての現職国会議員の現金の不正な授受といい、国の政治のあり方が大きく問われる一年でした。

また世界のメディアが注目の15年4月に性的暴行を受けたとしての伊藤詩織さんの一連の裁判について、一度も書き込みがないことに気が付きました。去る19日に民事勝訴判決を受け外国特派員協会、山口敬之元TBSワシントン支局長の記者会見はおぞましくは呆れるばかりでした。続く詩織さんの記者会見では、逮捕状を持ち成田空港で帰国する山口氏を待ち受けていたが逮捕が執行されなかったことを問題視でした。

その後、逮捕を中止した当時の中村警視庁刑事部長は菅官房長官の元秘書であったことが分かり、山口氏はアベ首相と近い関係でもあり、一連の事件に政治的な背景があったことが否めないと受け止めながら、森友学園加計学園問題に続くアベ政権の私物化を重ねてしまいます。

そして今夜はNHK10時から『陽水の50年~5人の表現者が語る井上陽水~』(75分)を視聴です。大好きな井上陽水50年の名曲がたっぷりで「♪少年時代」いいですね。その漫画版の藤子不二雄が戦時中に疎開し舞台となったお隣り富山県朝日町、何年前だったのか町の体育館でのライブにファミリーで出かけたことを思い出しながら、正確には記録が飛んでいます。

またこの一年、多くの知り合いや同級生らが旅立って悲しいことが続きましたが、私はまだこうして書き残したことを綴れる幸せに感謝の年の瀬です。 


雪のないクリスマスプレゼントとIR統合型リゾート事業の問題点

2019年12月25日 | 日々思うこと

雪のないクリスマスの昼過ぎに上越から冬休みに入った孫と娘がやって来ました。幾つになってもプレゼントは嬉しいもので、今年も娘から温かそうな靴下のプレゼントです。

また昨日は月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会のお仲間から寄せ書きの葉書が届きました。このところ体調を崩して運営委員会を欠席していることでのお見舞いメーッセージで、それぞれの言葉に目を細めるひと時です。

嬉しいことが重なり、研究会顧問の大坂枚方市のYさんからはお見舞いにと、レミントンの「足うらシート」と『いつも心に 樹木希林』(キネマ旬報)が届きました。表紙には「ひとりの役者の咲きざま、死にざま」と「“おごらず、人と比べず、面白がって、平気で生きればいい”ーーに辿りつくまで、と・・・。早速、目を通し夜に足の裏にシートを貼って就寝です。

また昨日の寒さとは違い、今日は朝から青空で日中の気温が11度台に上昇で、これでは里山にも雪が降りそうもありません。娘から大掃除ということではないのですが、家の隅々まで掃除機をかけてもらい大助かりです。

明日からまた下り坂の天気予報ですが、晴れ間を見ながら片付けをと思うばかりで、断捨離も一向に進まぬ年の瀬です。

ところでカジノを含むIR(統合型リゾート事業)を巡って現金の不正な授受の疑いで、東京地検特捜部は本日、自民党衆院議員の秋元司容疑者(48)を収賄容疑で逮捕というニュースです。

菅官房長官は記者会見で「お答えは差し控えたい」と述べ、IR事業については「できるだけ早期にIRの整備による効果が実現できるよう、着実に進めていきたい」と強調です。さらに自民党二階幹事長は「アベ政権が関与したわけではない」と主張でしたが、IR担当の内閣府副大臣だったことが問題であるはずが逃げ腰会見に驚くばかりの終日です。

そしてgooから届いた一年前の書き込みです。 年の瀬の樹下美術館での出会い