すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

深まる秋のラグビーWカップと文化への取り組み度

2019年10月06日 | 日々思うこと

昨土曜日の午後から上越の娘家族がやって来てにぎやかです。小さな孫は年の離れている中学生の孫と遊ぶのが嬉しくて直ぐに隣りの家へ行き、その間に娘夫婦から私ができない力仕事をやってもらって大助かりです。

夜はラグビーWカップをTV観戦で、日本チームはサモアを破り3連勝で初の8強進出に前進し、“笑わない新潟県人”フォワードの稲垣啓太選手(29)も大活躍です。思えば4年前の五郎丸 歩選手の活躍がきっかけで興味が深まったラグビーで、昨年のNHK土曜ドラマ『不惑のスクラム』も毎週釘付けでした。

春先の水田に「アベ改憲NO!」と苗を植えた秋の田んぼの見事なアートで、場所は福島県桑折町です。これは昨年まで15年連続で行われている農民パワーで、さて今年はどうなったでしょうか。

何事も継続するって大変なことで、関わる人たちのエネルギーが不可欠ですが、今年も『じょうえつ平和展』がわずか2日間ですが開催です。主催のじょうえつ平和のための戦争展実行委員会では、会場費などのこともあり長期間は無理だそうで近隣の方は是非ともお出かけください。

そんなことで、いつも土日2日間の糸魚川市美術展覧会「市展」は今年から3日間(10月4日~6日)になりましたが、上越市は9日間(6日~14日)、妙高市は10日間(26日~11月4日)で、実りの秋の地域の文化度と寒暖の差を感じる終日です。


臨時国会でのアベ首相、「憲法改正は国民への責任」と・・・

2019年10月04日 | 日々思うこと

台風18号は温帯低気圧に変わって一安心ですが、朝から強風が吹きまくって新潟県内は大荒れです。今日から第4次アベ再改造内閣後はじめての臨時国会が召集され、午後からアベ首相の所信表明に耳を傾けました。

憲法についてアベ首相は「令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ憲法審査会ではないか」とし、「私たち国会議員がしっかりと議論し、国民への責任を果たす」と主張です。日本国憲法の崇高な理想をさて置きながら、改憲は国民への責任と主張するならば、やるべき優先順位が違うのではと国民遊離の政権であることが伝わってきます。

ところで先月、ネット上で大臣の「所管外」という言葉がにぎわしていました。これは改造内閣が発足した際の記者会見で、河野防衛大臣への持論の脱原発について「所管外なので」と回答を拒んだことがきっかけです。原発の担当は直接的には経済産業省ですが、「大臣になったから持論は封印」という姿勢でよいのでしょうか。

また高浜原発の関西電力幹部への不透明な金品受領問題、監査役会も機能しておらず新たな事実がどんどん浮き彫りになって連日そのおぞましさが伝わってきますが、原発エネルギー政策を推進してきた政府、そして経済産業省の見解がなかなか見えてきません。

9月30日のきっこのTwitterです。政府は今回の消費税増税の半分は子育て世帯の幼児教育や保育無償化、低所得者の生活負担感を和らげるための社会保障へ、残りを国の財政負担の軽減などによる社会保障の安定化にあてる方針です。またアベ首相は「1億総活躍社会」に向けて、「子どもからお年寄りまで、全ての世代が安心できる社会保障制度を大胆に構想する」と述べていましたが、これで国民が本当に豊かに安心して暮らせる社会になるのかと疑問を抱いてしまいます。

先月、中国を訪れた新潟のブログの友Kさんが、元社会科教師だけに731部隊など赤裸々に綴っています。私日記「のびる」 ~新潟より~  


“原発マネー”の構図と建築家吉村順三氏を熱く語る大橋秀三氏

2019年09月28日 | 日々思うこと

昨日、関西電力の会長ら幹部20人が福井県高浜町の元助役(今年3月90歳で死亡)から、計3億2000万円を受け取っていたというニュースにビックリです。これは金沢国税局から申告漏れを指摘されたことで発覚、またしても“原発マネー”の癒着の構図が浮き彫りです。さかのぼること2014年、関西電力の内藤元副社長が1972年から18年間にわたり、原発推進が目的で「歴代総理や自民党有力者らに年間数億円を献金」 というニュースがありましたが、「原資はすべて電気料金」と語っていたことを思い出しました。

9月最後の土曜日は、上越の樹下美術館の設計者の大橋秀三さんの講演会「建築と私」へ、娘と一緒に出かけました。去る8日、上越市立高田図書館での『大橋秀三建築展』があり、直接お話しを伺っていたことで楽しみです。大橋秀三さんは1948年生まれで私とほぼ同世代で、県立高田工業高校卒業後に新宿の大手デパートに就職し建築設計から離れていたそうです。ある時、建築家の吉村順三氏の手掛けた軽井沢の山荘に魅了されたことがきっかけとなって上越市へ戻って建築設計事務所を開設、その後、大きなコンペで劇的な逆転入選のエピソードなど、途中で言葉を詰まらせながら熱く語られて前半の終了です。

吉村順三氏といえば私も20代の頃に建築雑誌などで、その作品と功績をキャッチしていただけにタイムスリップのひと時でした。大橋さんは数学が嫌いで構造計算は苦手なれど“ひらめき”を大切に平面図よりも生き生きとした空間を重視と、その感性の豊かさが伝わってきました。

また大橋さんは建築設計にコンセプトが重要で、「コンセプトのないものは羅針盤のない船のようだ」と・・・。そして樹下美術館のコンセプト、地域に根ざした美術館として2007年6月に竣工で、模型や画像を用いながら当時のお話しが続きました。さらに美術館計図をなんと長さ30メートルの巻き物にまとめられ、床に広げての説明で改めてその情熱に驚きです。https://www.juca.jp/blog/

講演終了後は花束を手に、館長とのツーショットです。その後、会場で再会した糸魚川出身のI・Aさんとお茶をご一緒に、しばしのおしゃべりです。5時を過ぎ薄暗くなった中で娘と別れて、小雨の国道8号を心暖かくして帰途に着き、久しぶりの夜道の運転で肩が凝ったものの7時少し前に無事帰宅です。

7時のニュースで、ラグビーWカップ日本チームが優勝候補の強豪アイルランドを相手に逆転勝利が伝わってきました。今日はラガーマンの爽やかさと、青年のように建築を語る大橋さんのお話しを聴くことができた有意義な一日でした。


NHK朝ドラ「なつぞら」最終と「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」

2019年09月26日 | 日々思うこと

お彼岸も過ぎて夜は冷え込み、あの熱帯夜がウソのような中で、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』もいよいよ28日土曜日が最終回です。戦後の北海道十勝地方の酪農家を舞台に、戦争孤児のヒロインなつの夢と冒険と真っ直ぐに生きた人たちを描いた感動の朝ドラでした。

夏の空も少しづつ秋空になり、座敷の出窓から眺める隣りの庭の桜の木は今年は珍しく葉がまだいっぱいです。この季節の枝先には来春の花芽ができているそうで、紅葉しながら落ち葉となって土に戻る日はもう直ぐです。

今日は国連が定めたの「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」で、グテーレス国連事務総長は「どのような形であれ、核兵器が使用されれば、人道的な大惨事となります。そうした危険性を減らすため、これまでに大きな前進が見られてきましたが、私は現在、その前進が止まっただけでなく、後戻りしていることを危惧しています」と・・・。

また先日、国連本部で行ったスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんの演説は大きな反響を呼んでいる一方、トランプ大統領に近いテレビ局として知られる米FOXの番組にコメンテーターとして登場した政治評論家が、番組でグレタさんを「精神的に病んでいる」「両親や国際的な左翼に利用されている」と攻撃です。

これに対してグレタさんはTwitterで「大人たちは気候や環境上の危機について向き合いたくないがために論点をすり替えている」、「なぜ大人たちは10代の若者や子どもたちをあざ笑い、脅すのに時間を使うのか」などと反論です。政治評論家を起用したテレビ当局は謝罪に追い込まれているようで、海の向こうの米国のこととはいえ何とも恥ずかしいことではないでしょうか。

そしてgooから届いた一年前のブログです。「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」と国のトップの危うさ 前に進めない日本政府にもどかしさを感じる秋の夜長です。


消費税増税と国連「気候行動サミット」と

2019年09月24日 | 日々思うこと

大型の台風17号は昨日、日本海北上で温帯低気圧に変わったものの昼過ぎに当地は西南西の風速11メートルの暴風に見舞われました。そして台風15号から2週間が経過して、千葉県が所有する非常用の発電機268台のうち半分以上も使われていなかったことが分かりビックリです。

停電した信号機を動かすため約200台は警察に貸し出されていたそうで、残りの緊急時のために備蓄されていた発電機が活用されていなかったことについて、森田県知事は「市町村からの貸し出し要請がなかった」と上から目線の呆れる発言です。(千葉県弁護士会の「困りごと相談」を下記へ貼りました)

ところで消費税率が8%から10%へ引き上げられるまで1週間となる中、本来は社会保障が目的だったはずで何だか納得のいかないまま時間が過ぎてゆきてゆきます。「ポイント還元、どうしたらいいの」と高齢者の困惑の声も多く、年金暮らしの低所得者ほど負担が大きいことが伝わります。

国と地方の昨今の政治の劣化を感じながら、ニューヨーク国連本部での「気候行動サミット」で、スウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさん(16)の「絶望のはじまりで、あなたたちの議論していることはお金や永遠の経済成長だけというおとぎ話で許せない!」と、痛烈に各国の首脳らに涙の訴えです。

外交デビューの小泉環境大臣といえば「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこよくセクシーであるべきだ」と、“進次郎ポエム”に笑いを誘っていましたが、国としての具体策もなく演説もなく存在感もなしです。

gooから一年前のブログが届きました。『買い物は投票なんだ EARTHおじさんが教えてくれたこと』


児童文学セミナー、絵本の力と憲法の力と

2019年09月22日 | 日々思うこと

三連休の昨日、上の孫が根知谷で毎年開催されているマーケットイベント“つむぎ日和”へ、友人と大糸線で出かけるというので糸魚川駅まで送って行き、私はそのままヒスイ王国館へ日本児童文学者協会主催の“糸魚川児童文学セミナー~子どもの本を読む・見る・語る~”へ参加です。

全体会の会場はすでに各地から集まった人たちでいっぱいで、オープニングは絵本『月夜のバス』の朗読です。これは上越市在住の児童文学作家の杉みき子さん原作、絵本画家の黒井健さんによる絵本で、しばしその朗読と絵に引き寄せられました。続く黒井健さんの記念講演「ことばの力と絵」で、代表作『ごんぎつね』との出会いなど作品画像を見ながら絵本の持つ力を感じました。

また会場では、上越から杉みき子さんも参加されており驚きました。ふと30年ほど前、娘たちの小学校PTAで杉みき子さんの講演があり、「子どもたちには、よい絵本を選びましょう」という言葉に私は絵本はみな同じではと受け止めていたことを思い出しました。ご高齢ながらも杉みき子さんのお元気な姿を拝見し、幸せ気分のひと時です。

会場のひすい王国館1階物産センターでは、「ほっぺがおちそう おいしい新米」と表示されたコシヒカリも並べられ、深まりゆく実りの秋を感じます。そして今日は昼過ぎに、久しぶりに上越から娘と孫がやって来ました。大型の台風17号がまたしても日本列島に近づいており被害がないように、新潟県には23日昼頃に最接近の予報です。

ところで昨日のお昼のNHKローカルニュースで、短い時間でしたが講演「檻の中のライオン」が放映され、本日のタイムス紙でもカラーで掲載です。NHK新潟 NEWS WEB 『弁護士が人形を使い憲法の講演会』https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190921/1030009470.html?fbclid=IwAR2f542ROZ0cKL5MBY9FyKhfB3H9aPwsVtVCETGDiQBT1xwIY6h9Z8WGstc


講演会、檻の中のライオン(権力)に立ち向かう弁護士

2019年09月20日 | 日々思うこと

今日は『檻の中のライオン』著者、楾 大樹(はんどう たいき)弁護士の講演会「檻の中のライオン~憲法ってなんだろう?」へ上越まで車を走らせました。昨年10月に中央法律事務所の田中淳哉弁護士経由で本書を読んでいたものの、改めて直接お話しを聴くと「なるほど」とうなづくことばかりです。

広島市在住の楾 大樹氏は全国各地を回り、上越市が380回目の講演ということです。先ず憲法の全体像を「檻=憲法 ライオン=権力」とし、「ライオンを檻に入れよう」とアベ政権のこの6年間の暴走を指摘です。

「檻で何を守る?」では、ライオンが勝手に戦争をはじめないようにと、平和主義や基本的人権(自由権・社会権)、そして立憲主義をを分かり易く話され、檻から出たがるライオンの問題点を持参したプロ野球球団のゆるキャラ、西武ライオンズのライオンなどを使いながら身振り手振りです。

あっという間に2時間が経過し、私は30分ほど早く退席しましたが、折りしも昨日は、安保法制強行採決から4年目、講師は昨日の富山講演から明日は上田市へと駆け回るフットワークで、“ライオンに立ち向かう弁護士”を感じる講演会で、明日の昼のNHKローカルニュースで流されることを帰宅してから知りました。

著書『檻の中のライオン』は、中学生向け副教材「公民資料」にも掲載で小学校の授業にも採用続出という、前川喜平氏と小林節氏推薦で“いま、いちばんわかりやすい憲法の入門書”で手元に置いておきたいお薦めの一冊です。(かもがわ出版 1300円+税)

また子ども向けの『けんぽう絵本 おりとライオン』(同出版 1400円+税)は昨年、隣りの孫たちへプレゼントです。他に今年3月に発売されてた『けんぽう紙芝居 檻の中のライオン』(25枚 同出版 2500円+税)があります。


樹木希林さんの名言と人生の終わりと

2019年09月18日 | 日々思うこと

台風15号による大規模な被害から10日が経過しても未だに復旧もままならないニュースが伝わって、その一つに君津市内の国の重要文化財指定の鹿野山神野寺はまるで地震にあったような甚大な被害です。関東最古の古刹で歴史ある建造物は崩壊し、未だに停電と断水が続いているそうです。先日の満月の月明かりが被災地にも届いたでしょうか、一日も早い復旧と再建をと願わずにはいられません。

10年ほど前に藍染に夢中になっていた頃、“うさぎと満月”をデザインし柿渋紙で型抜きして麻布に染め上げたオリジナルのタペストリー、お気に入りで茶の間に一年中飾っています。

今日は73才であっという間に逝ってしまった母の月命日です。医療ミスで坂道を転げ落ちるような速さでしたが、その無念さに今もトラウマとなって22年間を過ごしてきました。母は生前、「延命治療はしないで」という言葉を残し、私も母の年齢を超えて我が人生に同じ思いです。

味のある女性を演じ続けてきた樹木希林さんが去年9月15日、75歳の人生を閉じました。05年に乳がんの手術を受け、その後全身にがんがあると公表していた希林さんでしたが、たくさんの言葉を残し心に響きます。

【強すぎる。樹木希林の名言】から、

1 やったことがほんのわずかだもの
  やり残したことばっかりでしょう。
  きっと ひとりの人間が 生まれてから死ぬまでの間
 本当にたわいもない人生だから 大仰には考えない
 2 靴下でもシャツでも 最後は掃除道具として 最後まで使い切る
  人間も、十分生きて 自分を使い切ったと 思えることが
  人間冥利に尽きるということだと思う
  自分の最後だけは きちんとシンプルに 始末することが最終目標

“光陰矢のごとし”で一年の速さに驚き、その出会いに感謝です。樹下美術館と「信州岩波講座2018」


暮らし直撃の台風15号と、第4次アベ再改造内閣と

2019年09月11日 | 日々思うこと

台風15号による影響で千葉県を中心に、今も停電や断水などが続き生活を直撃です。電気があっても送電線の復旧が予想以上に進まないことが伝わっている中、キャンプなどで使われている小型発電機をベランダに置き大活躍の映像に目を見張りました。

ネットで調べてみるとポータブル電源や灯油を燃料にしたものなど、その種類も多く比較的安価であることを知り、災害列島にあっては“備えあれば憂いなし”で一家に一台あってもよいのではと思いました。

写真は昨日、猛暑の中を出かけた街路樹の百日紅(さるすべり)と、青空を東西に走る送電線を撮りましたが鮮明ではありません。

本日、第4次アベ再改造内閣が発足し、冒頭の首相の記者会見では憲法改正に意欲的で、国民の生活安定を訴えていますが、その前に取り組むことがあるのではと・・・。「お友達・右派内閣」色が強くなり“アベ一強政治”は変わりそうもなく、今回の台風15号による被害地への政府の取り組みが見えないだけに先が思いやられる内閣です。

先が思いやられるといえば小泉新次郎議員の初入閣で、環境大臣とあって記者から福島原発事故の汚染水処理を聞かれると、「それは環境省でなく経済産業省が決めること」と肩透かしです。目の前の大きな環境問題は各省庁の壁を超えて取り組まねばならないだけに呆れてしまいます。今後、小泉入閣に目を奪われることなく、マスコミに振り回されず注視してゆきたいと思います。

ところで昨日のタイムス紙で、8日の上越市での原子力発電環境整備機構主催の「科学的特性マップの対話型説明会」が大きく掲載されました。私も当日の“消化不良”の思いを本紙「ひろば」へ投稿しました。そして今日は東日本大震災から8年6ヶ月です。 福島原発事故はその後、大きな進展がなく放射性汚染土を入れた黒いフレコンバックが各地で今も高く積み上げられたままです。

午前11時過ぎの糸魚川市はバケツをひっくり返したような強雨で、その後も雨は降り続き「大雨・雷・洪水注意報」が発令中です。明日は雨も止んで青空が戻ってくるでしょうか。


残暑の赤紫蘇ジュースと日韓関係の悪化

2019年09月04日 | 日々思うこと

今日は朝方にかなりの雨が降ったことで日中の湿度は80%を超え、残暑を感じる汗ばむ一日です。

ちりめん紫蘇でジュースを作ることが夏の定番ですが、今夏は体調もすぐれないことで諦めていました。昨夕、生ゴミ処理もあって久しぶりにファミリー畑に行くと、今年はまだ穂先に実が付いていないことで早速刈り取ってホーローの大鍋で作りました。

備忘録として<作り方> 赤紫蘇はちりめん紫蘇が一番きれいな色が出るようで、クエン酸の作用で疲労回復に効果です。

① ホーロー鍋にきれいに洗った葉100~200グラムに対し水1リットル、クエン酸10~20グラム、一晩漬け込み色素を水に出す。(直ぐに煮沸する方法もありますが、時間を置いた方が色素がきれい色が出ます)

② 必ず沸騰させてから葉を取り出す。葉からアクが出るので絞らずにザルにあげる。

③ 葉を取り出した鍋に砂糖を好みで入れ、もう一度沸騰させる。私は白砂糖を使わず、喜界島粗糖を水1リットルに対し200グラム程を入れます。

④ 冷ましてからきれいな保存瓶へ。水で希釈して氷を浮かべて飲用。(長期保存の場合はクエン酸と粗糖は多目に) 以上、今年は葉っぱ約400グラム水4リットルで作りました。

日韓関係はとうとう出口のない泥沼に入り、GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)に関わる懸案が多いものの、これらは両国の意志があれば解決できない問題ではないと見る識者も少なくありません。合理的解決を阻む最大の問題は、日韓双方とも相手を理解しようとしないことで、冷静に見つめ理解しようとすることが政治家の責務ではないではないかと受け止めています。

また日本のメディアといえば自国の政治家らの不正をさて置き、韓国の政治家で金大統領の側近を“玉ねぎ男”など表して、視聴率を意識してか昼夜を問わず必死に報道です。何だか面白がっているとしか思えず、では森友学園や加計問題はどうなったのかの追及もなく、国民へ問題は“幕引き”のように思い込ませる報道ぶりです。

さらに2日発売の週刊誌「週間ポスト」が「韓国なんて要らない」などと題する特集を掲載です。元共同通信記者の青木理氏が「週刊ポスト」の「断韓」特集受け、「排外主義的な特集に出版社がすがりついていると・・・。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00010003-huffpost-soci&fbclid=IwAR2tCQuD8G04NE9Vwk-Bw4lYGBcCzJwtFp5tqyxuZPq8d9WkACN2yUjHJCs


「根知山寺永年おててこ舞」宵宮にファミリー集合

2019年08月31日 | 日々思うこと

8月最後の土曜日は、国の要無形民俗文化財指定の糸魚川市「根知山寺永年おててこ舞」の宵宮で、隣りの孫たちと出かけました。ここは孫たちがまだ幼い頃に住んでいた所で、今は孫たちのじじ様が別荘のように使っている家で、一年ぶりに訪れた玄関先には山から引かれた湧き水が古桶で飲み物を冷やし、元気な子どもたち5人の総勢16人ほどのファミリーが集合です。

「おててこ舞」といえば、上の孫が就学前に稚児二人の「鏡の舞」や「花の舞」を舞ったことを思い出しながら、今宵はその成長に目を見張りながら美味しいものをたくさんいただき宵宮を楽しみました。いといがわの楽しみ方を発信する情報基地>http://www.itoigawa-base.com/viewspot/mai_02_03.html

出かけ先の根知谷の別所集落は雨飾山の麓で、標高も高いことで夜には空気が冷んやりです。姫川桜づつみ周辺からの雨飾山頂はガスで覆われれ、近郊の田んぼはもう直ぐ稲刈りで、これ以上の雨はもう要らないようで秋が一歩一歩近づいています。


夏の終わりに親子で樹下美術館へ

2019年08月27日 | 日々思うこと

ドンより雲の中を上越市の樹下美術館へ今日までの夏の特別展、上越ゆかりの作家齋藤三郎氏の陶磁器『齋藤三郎、尚明親子』へ出かけました。親子展は7月18日から開催され、早く行こうと思いながら夏バテやお盆などで延び延びになってしまい、最終日にやっと上越の娘と一緒に実現です。

美術館は確か3月に訪れて以来で、鉢植えの清楚な白いお花のお出迎えで、ジャスミンと同じキョウチクトウ科の「セイロンラティア」だそうです。また周辺の田んぼは収穫を前に色付き、お庭の柿木には蛙が地上1メートル以上の高さで風に揺られています。

美術館へ入ると野の花がさり気なく飾られて、天窓からの光を鏡が受けてそれを白い壁に見事に反射させており、その心にくさに娘と目を見張りました。

『齋藤三郎、尚明 親子展』は白磁をメインにした青磁などの作品で、娘と堪能した後は窓際のカウンターに座ってお手入れの行き届いたお庭を眺めながらのコーヒータイムです。昼食を済ませたばかりなので、洋ナシのタルトを二人で美味しくいただきました。

夏の終わりに親子で親子展へ出かけ静かな空間の中でお元気な館長ご夫妻とも久しぶりにお話しをすることができました。時間が止まったようなひと時で、孫の幼稚園のお迎えがあるので、美術館を後に「また訪れたい」という娘と別れて、太陽がまだ高い国道を帰途に着きました来月には樹下美術館の設計者の大橋秀三氏の講演会があるので、娘と参加予定で楽しみです。


大雨洪水警報と高校野球決勝戦と真夏の東京五輪

2019年08月22日 | 日々思うこと

大気が不安定で秋雨前線による「大雨洪水警報」が今日も糸魚川市に発令です。「警報」は「注意報」よりレベルが上で、この夏の雨不足が一気に集中して朝8時半までの1時間の降水量は64ミリになり、北陸新幹線も長野~富山間が一時運転見合わせです。

何事もほどほどですが自然界のこと故こればかりはどうにもならず、今日は予定していた上越までの遠出を取りやめて全国高校野球決勝戦を観戦です。決勝戦は履正社(大阪)VS星稜(石川)で、炎天下で勝ち上がってきたチームだけにどちらも強豪で、私は北陸勢を応援です。結果は履正社高校の初優勝で、星陵高校の北陸初の全国制覇はならず残念・・・、高校野球に限らず若さとは素晴らしいもので眩さをも感じます。

<糸魚川のアメダス>

このところ気になることの一つが、2020年東京五輪パラトライアスロン国際大会の水泳会場となる東京湾お台場の基準値を超える大腸菌の検査結果です。また「馬術」もしかりで、唯一動物が参加する競技で競技馬は暑さに弱く、どうして熱中症で人間が命を落とす可能性が極めて高い酷暑の中で「お・も・て・な・し」開催なのかと首を傾げます。

NHK NEWS WEB 『水質悪くスイム中止 「手も見えない」 東京パラテスト大会』https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190817/k10012038911000.html

さらに東京五輪のメーンスタジアム整備費が過去の5大会の合計を上回る数字でこちらも驚くばかりです。

夕方4時過ぎに糸魚川市の「大雨警報」が解除され「注意報」になるも、明日もまた秋雨前線が停滞で不安定な天気模様で、150ミリの降水予報で洪水災害警報にも要注意です。そしてgooから届いた一年前のブログです。糸魚川大火から1年8ヶ月の猛暑


上越市議会フォーラムの続きと自然界と男女のバランスと

2019年08月20日 | 日々思うこと

昨月曜日は久しぶりの雨の中、憲法共同センター拡大役員会へ急ぎました。久しぶりの顔ぶれで私よりも高齢の方が多く、みなさん夏バテもせずにお元気です。

夜は熱帯夜から解放され、涼しい朝を向かえると糸魚川市に「大雨洪水警報発令」で、午後3時頃までに50ミリ程の雨量です。久しぶりの恵みの雨で大地は潤ったものの、洪水災害ともなりえる危険性で自然界のバランスは思うようにはなりません。

潤いといえば日曜日の上越市議会主催のフォーラムで、議長が「女性議員がいないと潤わない」との発言で、「結局、女性議員は刺身のツマ!?」と合わせて、コーディナイターがパネリストの女性議員らを「先生」と呼んでいたことなどの違和感が波紋です。でも会場にいた男性らは何ら疑問にを抱くこともなかったようで、ここに男女のバランス問題の根っこが見えてきます。

つまり男性だけよりも女性がいて何事もより良くなるのではと考えますが、これがなかなか理解されにくいことで、99年に施行された男女共同参画社会基本法を受けて、各自治体で策定されてきた「女性プラン」や推進法に解決策があるはずですが、どうも“棚のボタ餅”となっているようですね。

雨降り前の姫川桜つつみ周辺から臨んだ頚城の山々で、稲穂も少しずつ色付いて秋へと近づいています。

孫たちの夏休みも残りわずかとなり、猛暑の中でサッカーに明け暮れ(?)ていた下の孫は今日は昼過ぎから上越へ出かけ、夕方には雨に濡れての帰宅です。そのままシャワーで、その後で浴室の掃除をやっているので感心しきりです。孫たちは自然体での家事分担ですが、私の幼い頃の弟たちにはなかった光景です。そして一年前の爽やかな尾畠さんのボランティア魂が伝わってきました。

爽やかな尾畠さんのボランティア魂と夏の定番と


上越市議会『女性フォーラム』、女性議員を増やそうとは言うものの・・・

2019年08月18日 | 日々思うこと

お盆過ぎの日曜日、上越市議会主催の『女性フォーラム』へ、高田公園内のオーレンプラザへと急ぎました。テーマは「女性が議員を目指しやすい環境作り」で、第一部の基調講演は慶応義塾大学大大学院准教授谷口尚子さんで、第二部は県内外の3人の女性議員と上越市議会議長によるパネルディスカッションです。

女性議員ゼロの上越市議会として、来春の市議選で女性議員をと願う初企画で、テーマが難題だけに答えは一つでないことが伝わってきます。「女性が議員を目指しやすい環境作り」は立候補する方の家庭サポートなどよりも、市議会を取り巻く周辺に糸口があるように受け止め、時間をかけて議論を深める必要性を感じるフォーラムです。

(イラストは橋爪市議)

また会場では県内の知り合いの女性市議も多く、柿崎区のNさんやKさんら思わぬ出会いもありました。何よりも南魚沼市からほくほく線で参加の黒岩秩子さんとの送迎を含めた4時間あまりの時間が一番有意義で、たくさんの情報キャッチです。

その一つが、この29日に国立女性教育会館(独立行政法人)での「2019年男女共同参画フォーラムワークショップ政治分野における男女共同参画推進法制定から1年~」です。主催は赤松良子さん代表のクオータ制を推進する会(略称 Qの会)で、秩子さんも参加されるそうで、その後は国交のない北朝鮮への訪問とのことで見上げるまでの行動力です。また黒岩たかひろ応援団の『政(まつりごと)通信』20号では、先の参院選での打越さくらさんの当選を「越後で季節外れのさくらが咲いた」と・・・。

そうそう本日の『女性フォーラム』のパネリストからの「旦那」や「主人」という言葉、気になったのは私だけではなかったようで、国立女性教育会館はもとより、この分野での集会で「旦那・主人」が発せられるとブーイングであることは言うまでもありません。単に女性議員数を増やすだけで市議会の資質が上がるはずもなく、その目的をもっと明確に示し、男女共同参画推進法にしっかりと向き合うところから解決策がありそうな暑い一日でした。