すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「原発再稼動を考える集い」と93歳の寂聴さん

2015年11月23日 | 地震・原発

三連休最後の今日は二十四節気の小雪ですが初雪に見舞われることもなく、曇り空ながら比較的暖かな一日です。霜月11月も残り一週間で師走に入り、時の早さに「ちょっと待って!」と叫びたい思いです。

土曜日のNスペ「原発事故の廃棄物」を観た人たちも「ちょっと待った!」の思いだったようですね。原発は“トイレなきマンション”と言われてきましたが、「子どもたちの未来と原発再稼動を考える集い」のチラシ・ポスターが刷り上って昨日やっと届きました。原稿はエクセルで作成したもののPDFの入稿ということで、下の娘の手助けがなければとてもムリでした。またこのイラストは四季に合わせたいつも素敵なチラシを作成している「原発はいらない西東京集会実行委員会」からお借りしました。

ところで昨夜は9時からのNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」を視聴です。昨年、背骨の圧迫骨折とガン告知で一年ぶりに復帰した作家・僧侶の瀬戸内寂聴さん(93)の日常を記録し続けた映像です。ガン宣告から闘病中の姿、そして懸命のリハビリを経て再起に向かう寂聴さんのプライベートな日々を至近距離から記録した感動のドキュメント番組でした。

そして今年6月、安全保障関連法案に反対するために国会前に出かけた寂聴さん、「最後の力を出して戦争に反対する行動を起こしたい」と、療養後初めての遠出でしたが、その背景にこのような闘病生活があったことを改めて知りました。国会前では車椅子から降りて「戦争にいい戦争は絶対にない。戦争はすべて人殺しです。若い人たちが幸せになるような方向にいってほしい」と訴えた93歳のその死生観にエネルギーをいただいた終日でした。

冊子『子どもの病気は食事で治す』は先週の上京の折、役員会で紹介され求めました。帰りの新幹線で半分ほど読んだものの完読していないので、また後日に書き込もうと・・・。