すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

被災地と原発再稼働と地方議会と

2016年04月21日 | 地震・原発

19日のスタンディングはいつもの場所を変え、市内の県立高校2ヵ所に近い交差点で2班に分かれ、強風の中を「子どもの権利・教育・文化全国センター」が作成した『18歳選挙権 未来をつくるのはわたしたち』のパンフ配布を行いました。

震度7の熊本大地震から一週間、未だに止まぬ地震で避難生活を続ける人たちは心身ともに限度に達していることでしょう。先が見えない中で20日、菅官房長官は記者会見で「東日本大震災級の事態には当たらない」と、市民とかなり遊離しているその認識に驚きました。

写真は大切にしている庭の日本桜草で、毎年ソメイヨシノが散り始める頃に可憐な花が咲き出します。

24日投票の上越市議選は後半戦になり、市選挙管理委員会発行の『選挙公報』が手に入り目を通しながら候補者の資質に驚くことも多々です。「つなげよう脱原発の輪 上越の会」では3月初旬、東京電力柏崎刈羽原発再稼働に関する公開質問を行い、立候補予定者34人中22人から回答を得ることができ、去る11日に発表し12日付け各紙で掲載されました。

原発再稼働反対は13人で「使用済み核燃料の最終処分ができていない」「事故が起これば制御できない」とし、賛成は2人で「原発は経済的に重要」、他の7人は「現状では判断できない」という理由を示しました。

それにしても立候補予定者の12人が返事ナシの「未回答」で、一年前の県議選と同じく原発再稼働への“日和見”候補者の多いことが気になり、“アホノミクス”を支えているのは地方議会であることを感じてしまいます。

「つなげよう脱原発の輪 上越の会」HPで、回答の有無など詳細に掲載です。http://tunadatu.jimdo.com/

また熊本大地震でメディアが報道しない被災地の様子が「熊本地震 救援  神戸国際支縁機構」サイトなどから伝わり、益城町の児童養護施設「広安愛児園」での支援活動を紹介します。http://kisokobe.sub.jp/article/8852/