すずきせいこの「日々雑感」

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“負の遺産”核の最終処分場マップ

2017年07月29日 | 地震・原発

経済産業省は28日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下に埋める最終処分場選びの基礎資料となる「科学的特性マップ」を公表です。マップは既存の地質学的な資料を基に作ったそうで、新潟県上越3市の一部も“敵地”に含まれているのでビックリです。

この候補地の選定に向けての調査だけで20年、建設に10年かかるそうで、糸魚川市青海地区が「輸送面でも好ましい地域」になっており、フォッサマグナ「糸魚川静岡構造線」を考えると「科学的特性」という点に首を傾げてしまいます。

新潟県米山知事は「本県はすでに首都圏への電力供給のために原子力発電所を抱え、一定の社会的責任を果たしている。この上、最終処分場を受け入れることは、県民感情からしても応じられない」とコメントです。

最終処分場は地下300メートルに埋設、完了まで100年というから気の遠くなる“負の遺産”で、世界の潮流“脱原発”に進まねばトンでもないことになることを政府は自覚すべきで、各地の地盤の調査活動を進める新潟大学立石雅昭名誉教授は「マップの非科学的性」を指摘です。

 

経産省資源エネルギー庁HP「科学的特性マップ」http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/kagakutekitokuseimap/maps/kagakutekitokuseimap.pdf 

今日は曇り空の中を上越へ・・・、友人とランチをしながらの“政治談議”で、県立高田高校1年生の「高校生大使」が国連に提出する署名もお願いです。

ところで“記憶は記録”、一年前のことはすっかり忘れていますが、gooから届いたブログです。真夏の脱原発行動と都知事選