すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

暮らし直撃の台風15号と、第4次アベ再改造内閣と

2019年09月11日 | 日々思うこと

台風15号による影響で千葉県を中心に、今も停電や断水などが続き生活を直撃です。電気があっても送電線の復旧が予想以上に進まないことが伝わっている中、キャンプなどで使われている小型発電機をベランダに置き大活躍の映像に目を見張りました。

ネットで調べてみるとポータブル電源や灯油を燃料にしたものなど、その種類も多く比較的安価であることを知り、災害列島にあっては“備えあれば憂いなし”で一家に一台あってもよいのではと思いました。

写真は昨日、猛暑の中を出かけた街路樹の百日紅(さるすべり)と、青空を東西に走る送電線を撮りましたが鮮明ではありません。

本日、第4次アベ再改造内閣が発足し、冒頭の首相の記者会見では憲法改正に意欲的で、国民の生活安定を訴えていますが、その前に取り組むことがあるのではと・・・。「お友達・右派内閣」色が強くなり“アベ一強政治”は変わりそうもなく、今回の台風15号による被害地への政府の取り組みが見えないだけに先が思いやられる内閣です。

先が思いやられるといえば小泉新次郎議員の初入閣で、環境大臣とあって記者から福島原発事故の汚染水処理を聞かれると、「それは環境省でなく経済産業省が決めること」と肩透かしです。目の前の大きな環境問題は各省庁の壁を超えて取り組まねばならないだけに呆れてしまいます。今後、小泉入閣に目を奪われることなく、マスコミに振り回されず注視してゆきたいと思います。

ところで昨日のタイムス紙で、8日の上越市での原子力発電環境整備機構主催の「科学的特性マップの対話型説明会」が大きく掲載されました。私も当日の“消化不良”の思いを本紙「ひろば」へ投稿しました。そして今日は東日本大震災から8年6ヶ月です。 福島原発事故はその後、大きな進展がなく放射性汚染土を入れた黒いフレコンバックが各地で今も高く積み上げられたままです。

午前11時過ぎの糸魚川市はバケツをひっくり返したような強雨で、その後も雨は降り続き「大雨・雷・洪水注意報」が発令中です。明日は雨も止んで青空が戻ってくるでしょうか。