昨日の北陸地方は全国で初めての“春一番”で、昨年よりも33日遅かったそうです。今日は朝から雨降りでしたが、太平洋側は“春の嵐”だったことが伝わってきました。これからはマスクが欠かせませんが、確実に春が近づいていることを思えば心もわくわく・・・、しばらくのガマンです。
ところで市内のホームセンター近くの道沿いに「薪あります!」と薪を高く積み上げたユニークな看板があります。リビングに薪ストーブがあるって憧れの暮らし方ですが、街なかの密集地ではその煙も公害にもなりかねないようですね。
公害といえばNHK経営委員もいまや紙一重で、昨日の参院予算委員会で安倍首相は作家の百田尚樹氏や埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏の任命理由について、「広い経験と見識を有しており、経営委員として手腕が期待される。適切な任命だった」と述べております。世論とはかなりかけ離れたこの認識に驚いた人たちも多かったようですが、籾井会長のあのヤクザのような下品な物腰といい、このような経営委員で固められていることを受信料を払う方も認識せねばなりません。
そんなこともあってこのところ、意識してニュースは“NHKオンリー”を避けています。今夜の報道ステーションで、小松一郎内閣法制局長官の国会での諸々の言動を知りビックリです。内閣法制局長官といえば“法の番人”であったはずですが、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更のため、安倍首相肝いりで送り込まれただけに強きの言動になるのでしょうか。人は本当のことを言われるとハラが立つもので、今やこの人も安倍政権の番犬のよう・・・。でも番犬の方がはるかにアイコンタクトで賢いです。
そして8日(土)に開催されたJリーグ、浦和レッズ対サガン鳥栖戦において、スタジアムコンコースのゲートで"JAPANESE ONLY"という横断幕が掲示されたことで、一昨日「レイシズムを監視する市民の会」の呼びかけに賛同メールを送りました。おりしもソチパラリンピックが開催中、スポーツ界でのこのような差別的な動きや、先の「アンネの日記」事件といい、国際社会における日本がますますおかしくなるのはどうしてなのかと憂いてしまいます。
野上さんと言えば、革新系の女性団体の呼びかけ人になったり、平和運動に力入れたりしておりましたが、思想信条がこうも違いすぎる孫娘さんって、意外なものです。
でも孫娘と言ってもピンキリですから、可愛さの有無でコロッと変わる可能性がありますから、あまり弥生子さんから愛情が伝わらなかったのかもしれませんね。
そんな人だから、冷徹な発言が許されるのかなぁ。。。
百田さんも公共中立性という認識を持っていたとしたら、都知事選で特定の候補を応援はできなかったはず。
それでも許されるのは、権力者のお友達人事の顕れなのでしょう。
コメントありがとうございます。
私も1月29日の書き込みの時に、野上弥生子さんの孫であることを知り驚きました。
まさに長谷川氏は毛並みのいいサラブレットですが、保守系右より政治団体「日本会議」の代表委員であることも問題ですね。
安倍首相は「思想や哲学を探求している我が国を代表する哲学者」と称賛で、百田氏に至っては言語道断・・・。
このように公共放送の経営を首相お気に入りの“お友だち”で行ってよいはずがありませんよね。
現政権と取り巻きの言動は黄色(危険信号)そのもので赤に変わる前に阻止せねばなりませんね。