すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

7年経っても“事故中”の福島原発と放射性物質

2018年03月07日 | 地震・原発

立春を過ぎると余寒といわれる寒暖差の激しい季節の変わり目です。今日は、森友学園の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん疑惑で国会中継がないことで、冷たい風の中でのガーデニングです。

ところで月曜日のNHKあさいち「知りたい!ニッポンの原発」、もう少し時間があればよかったねなどと反響大です。番組の中で「東京の犠牲になりたくない」という新潟の女性の声が紹介されましたが、一度事故が起これば人の手でどうすることもできないのが原子力発電です。

また昨夜のNHKクローズアップ現代、「原発事故“英雄たち”はいま 被ばく調査拒否の実態」は、元作業員たちの低線量被ばくの衝撃的な番組でした。たまたま本日、原子力規制委員会の更田委員長が「福島原発は事故から7年ではなく、まだ事故中だ」と言っていることが伝わってきましたが、まったくその通りです。

そして今夜のNHKスペシャルは「被ばくの森2018~見えてきた“汚染循環”」で、放射性物質は循環するという必見の番組です。

写真のお雛さまは先日、友人らと昼食をした直江津駅前のホテルイカヤのロビーの七段飾りです。ずい分と古そうで家庭にあったものをこうして場所を変えても大事にされていることに目を細めました。

そして自民党内では今、原発事故処理などはどこ吹く風のようで、憲法改正に向けて着々と準備です。戦後、日本はどこの国とも戦争をすることなく、国民の生命と安全を守ってきたのは日本国憲法があったからこそで、もう一度あの明治憲法へ戻ろうとしている危うさを感じる余寒の寒さです。


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