すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

松野純孝さんの訃報と雑誌サライ「日本国憲法」特集

2014年11月14日 | 日々思うこと

木々の葉が落ちると冬の到来で植物たちもいよいよ冬の準備に入ると思っていましたが、実は彼らはすでに寒い冬への準備が完了したと同時に葉を落とし、春に向けて待っているそうです。よく見ると来春芽吹くための新芽がすでに準備されており、このことを私に教えてくださったのが上越教育大学元学長の松野純孝さんでした。10数年前、母を亡くして悲しんでいた私に上越市旧牧村の明願寺で、人の命のつながりを木々の芽を例えてお話くださったことをいつも思い出します。

去る11日に松野純孝さんが95歳で亡くなったことを知りました。上越教育大学学長2期目の選挙に挑戦し、1票差で敗れた平成5年の頃から頻繁にお話しを聴く機会が増えました。親鸞研究の第一人者の松野純孝さんは一度も威張ることなく、優しいお人柄で多くの人たちから親しまれてきました。講演などで親鸞やその妻、恵信尼(えしんに)を語るその表情がいまも目に浮かびます。心よりご冥福を申し上げます。

昨夜からの冷え込みで、今朝の黒姫の山頂辺りは薄っすらと白くなって、頚城の山々もここまで雪が降りていよいよ冬到来です。写真は午後3時頃で、雨飾の山頂はガスでぼんやり・・・、「goo一年前の記事」では黒姫山の麓まで真っ白になったことを書き込んでいました。

先日、建築の友「いちよう」さんのブログで、雑誌サライ12月号が「日本国憲法」特集であることを知りました。雑誌サライは小学館発行の中高年の男性専門誌で、「サライ」とはペルシャ語で「宿」の意味だそうですが、これまで購入したことがありません。創刊25周年記念特集で日本国憲法全文がとじ込み、さらに来年の「万葉集の風景」特製カレンダーが付録とあって迷わず注文です。本誌を手にすると表紙には「平和を願い理想を謳う、ニッポン復興の礎」と、そして「最高法規には、何が書かれているのか、103条の条文に込められた憲法の“英知”を探る」の編集内容で「さすが小学館!」です。昨年には全国のセブンイレブンに「日本国憲法」を500円という価格で置いたりと、その意気込みが伝わってくる良識の出版社です。

 

ちなみに「いちよう」さんは、当「日々雑感」で日本憲法を読まなくてはと思っていたそうで、「思いのほか短い憲法だった。たった103条!仕事関連の建築基準法は106条だが、第5条の2とか付記、付則が加えられ、施行令や施行規則が付き、赤本は7㎝の厚さに達する。・・・大過なく過ごして来て、憲法を読むのが遅すぎた。」と書き込んでいました。男性諸君もサライ12月号を手にとってみませんか、「おでん東西」特集もおいしそうでしたよ。(税込み 800円)


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