すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「いのち・愛・人権」糸魚川展記念講演会

2018年11月21日 | 日々思うこと

昨日は深夜からの冷え込みで頚城の山々にもいよいよ雪が降りて、会う人との挨拶は「寒くなったわねえ」です。午後からの憲法を守る共同センターの会議を終えて帰宅すると、夕方頃からどうしたことかパソコンの送受信が不能です。

今朝7時の糸魚川の気温アメダスデーターでは7.9度の寒さで、ノートパソコン持参でパソコンドクターへ駆け込みです。その後、姫川桜堤周辺へ立ち寄って白くなった頚城連山を撮りました。

写真左のドーム焼山(2400m)の山頂は真っ白で、猫の背の雨飾山も中腹まで雪化粧で、もうすぐ手前の里山にも雪が降りてくることでしょう。

市内を西に東にと動き回って、3時過ぎに市民会館での“きりひらこう!人権と共生の世紀「2018 いのち・愛・人権」糸魚川展の記念講演会へと急ぎました。

講師はNPO法人 人権センターながの事務局長の高橋典男さんで、「伝えたいこと 問題 その現実から」で、ご自身も被差別出身とあって訴えたいことがしっかり伝わってきます。1970年の自らの死を持って抗議した「糸魚川結婚差別事件」についても受け継いでほしいとお話しされましたが、会場の人たちはどこまで現実を把握していたでしょうか。

また講師は今まで国会前の反政府デモを見ても関心が低かったが、ハンセン病の人たちの行動に対して、無関心でいたら自分も加害者であるという認識で、優しさと謙虚さを感じました。いかなる差別も人の足を踏んでいる人は踏まれている人の痛みが分からないことで、特に問題では“一人称”で捉えないと解決ができないということが胸に響きます。

講演会は4時半を過ぎて閉会し、ロビーで多くの高校生の参加があったことを嬉しく思い、また上越市から参加した梅谷守さんとバッタリで「いい話しで、大事なことだよね」と声をかけられました。

糸魚川展は来週27日(火)まで開催で、住井すゑさんの映画『橋のない川』は23日24日午後1時半からの上映です。パネル展は市民会館3階で、こちらもより多くの人たちに見てほしいものです。差別を見抜く力を!「いのち・愛・人権」糸魚川展


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