すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

柏崎市長選候補者と南魚沼市議補選

2016年11月12日 | 日々思うこと

今日は風もなく穏やかな土曜日で、外仕事の合間にアケビのツルで小さなリースを作りました。ツゲの木に黒い実が付いていることを発見し、ヒイラギの赤い実と一緒に、ローズマリーの紫色の花を添えてみました。

昨日の書き込みの赤い葉っぱとブルーべり、それなりの色の意味があったのですが、さしづめ紫色はトランプ氏の赤とヒラリー氏の青の融和の色でしょうか。超大国アメリカの進む道を注目ですが、日本のメディアといえば内向きな次期大統領の政策を嘆くも、アベ政権の政策を嘆くことがまったくと言っていいほど見当たりません。

注目の柏崎市長選は明日の告示を前に2人の候補者の様子が伝わり、東電柏崎刈羽原発再稼働に「NO!」を主張する元市保健師の竹内英子さん(47)のタフな活動に目を見張ります。方や再稼働を条件付きで認める元市議の桜井雅浩さん(54)は原発再稼働に「慎重」と主張していますが、自民党推薦や地元柏崎市商工会議所の支援を受けているだけに原発推進と言っても過言ではないようです。

実は桜井雅浩さんとは1991年4月の統一地方選で、私が旧青海町町議選で初当選の時に桜井さんも柏崎市議に初当選で、しばらくお付き合いがありました。当時、新潟大学法学部の多賀秀敏教授が新潟日報で県内5人の初当選議員を「異色の新人」と書かれたことで、5人の交流が続きました。

他の3人は合併前の糸魚川市の吉岡静夫議員(その後、市長になり今は市議会議員)、村上市の梅田久子さんや旧亀田町の武田貞彦議員(その後、県議会議員)でした。当時は新潟大学の多賀研究室を訪れたり、柏崎刈羽原子力発電所を視察したりと、その時に桜井さんが原発を地元経済発展のために必要と言われていたことを鮮明に憶えています。あれから25年、今も変わらぬ主張で市長選に挑戦する桜井さんを遠目に眺めています。

同じ20日投開票の刈羽村村長選の方は5選を目指す現職だけが出馬表明の無投票のようで、東電原発と共に歩んできた村の歩みを悲しく思います。そしてもう一つの選挙は南魚沼市議補欠選挙で、欠員3議席のところ4人が立候補予定です。福島原発事故後、「食べものと放射能を考える会」を立ち上げ現在事務局長を務める2児のママの本田かずみさん(46)を私は応援です。

ところで南魚沼市には選挙ポスターや街宣車関係の公費助成がないので驚きました。公費助成への判断は自治体にゆだねられており、ほとんどの自治体が導入している中で南魚沼市はどうなってるんだろうかと注視です。市選挙管理委員会では「議員の皆さんが『そんなのはいらない』という・・・」ことだそうで、今どきこんな自治体があるのかとビックリです。

その後、南魚沼市では選挙葉書だけは公費助成があることが分かりましたが、これでは経済的に余裕がないと立候補できない環境です。そして来年4月改選期の糸魚川市の市長選と市議会議員選挙、こちらは公費助成があっても新しい風が吹く気配もなく、新陳代謝のないままの市政がまた続きそうな静けさです。明日もお天気に恵まれそうで次は家の中の断捨離で、日頃いかに怠けているかが悲しいほど分かる昨今です。


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