すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

コントロールができない原発と自販機とハマナス花壇と・・・

2014年07月23日 | 日々思うこと

三連休明けの昨日、気象台では関東甲信の梅雨明けをしましたが、新潟県内は含まれず25日以降になるようです。湿度が高く蒸し暑い中で少し外仕事をしましたが汗だくで、一雨ごとに「雑草」と呼ばれる草たちの生命力には驚くばかりです。花火大会が近いことでシーサイドパーク周辺では、先週の月曜朝から草刈り機の音が聞こえていました。「なぎさドーム」近くの自販機が今月のはじめに新しい機種と取り替えられましたが、なぜか空き容器を入れるボックスはいつも後ろに隠れたままで散乱状態です。愛犬との散歩時に周辺のペットボトルなどを拾っていましたが、やはり設置している団体(青海町商業協同組合?)が日頃しっかりと管理すべきではと市民の方からご指摘がありました。


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さらに何度も書き込んでいる近くのハマナス花壇は、市民の血税で土を入れ替えたものの肝心のハマナスの花はほとんど咲かず、今では色とりどりの「雑草花壇」に変身です。花バサミ持参の散歩にも限度があり、暑くなってきたので
少々疲れ気味でキリがありません。

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キリがないといえば福島第一原発の汚染水問題ですが、東京電力は本日、昨年夏の3号機のがれきの撤去作業で飛散した放射性物質が福島県南相馬市の一部の水田を汚染し、1兆1000ベクレルを超える放射性物質が飛散したとの推定結果を明らかにしました。福島原発では現在でも1時間当たり、約1000万ベクレルの放射性物質が放出され、今回の推定結果でがれきの撤去作業による放射性物質の飛散量の多さに改めてビックリです。昨年のオリンピック招致の最終プレゼンで安倍首相は「福島原発は完全にコントロールされている」と世界に向かっての大ウソでしたが、それでもまだ国民をだまし続けて再稼動に意欲的です。

昨夜は気分転換で、NHK Eテレ「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」を視聴しました。人気テレビドラマの脚本の執筆などで忙しい日々を送っていた作家の向田邦子さん、仕事の原動力としていたのは実は「遊び」だったそうです。多忙なスケジュールのちょっとした合間に、料理や骨董といった趣味を楽しみ、面白そうと思ったら締め切りギリギリなのに旅行に出かけるなど、日常のコミュニケーションにも遊び心を忘れなかった向田邦子さんでした。いい仕事をするための「遊び」の知恵を番組から学び、私もこの夏は大忙しですがそんな時だからこそいっぱい「遊び」たいと思います。

※21日付けの本町通りの日除け暖簾で書き込んだ旅館は、今は書画骨董屋さんでした。「そば処 泉家」HPの写真的ブログで各店舗の暖簾が満載です。http://www5.ocn.ne.jp/~izmoo/


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2 コメント

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自販機のことですが、人間は一度便利さに慣れてし... (小林正弘)
2014-07-26 06:06:09
自販機のことですが、人間は一度便利さに慣れてしまうともう元には戻れないようですね。便利なものならば、諸外国にも広がってよさそうですが、そうならないのはなぜか。
真偽のほどは解りませんが全国の自販機の電力は原発一基分時いやことがあります。私にできることは自販機を使わないことぐらいですが・・・・。
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小林 さま (すずきせいこ)
2014-07-26 12:04:43
小林 さま

コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、24時間いたるところで清涼飲料水などを購入することができる便利さですが、2000年データでは、自動販売機設置台数は500万台近くを数え、消費電力は80億kWhを超える驚くべき数字です。

単純に1台あたりの消費電力を1.0kWとした場合、1.0[kW/台] × 500[万台] = 500万[kW] です。
福島第一原子力発電所1号機から6号機まで、全ての定格電気出力合計が469万kWですから、原子力発電所1基分ではなく、一ヶ所の消費電力をしていることになりますよね。
日本自動販売機工業会では、省エネ対策に取り組んでいますが、膨大な電力を消費していることには変わらず、経済優先の金儲けが優先で、本当にこれだけの自販機が必要なのかと問われることはなく、環境問題は“二の次”です。
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