昨日は立春、北陸地方は平年より10日早い春一番で、深夜3時の糸魚川アメダスでは南よりの強風で14.4度、糸魚川能生では16度を記録です。今朝は平年並に下がって、暦の上では春ですが厳しい寒暖差を感じます。
外出を延ばしてNHK国会生中継、衆院予算委員会を視聴ですが、アベ首相らの答弁に呆れるばかりです。野党議員らは統計不正問題に集中し、前年比の実質賃金の伸び率がプラスかマイナスかの質問について、まともな答弁を避ける姿勢に怒りを感じます。
根本厚労省大臣に及んでは、総務省が出した統計だから分からないと言い訳答弁が長々と続きます。これでは国民に隠ぺい、アベノミクス偽装と受け取られても仕方がありません。
国会中継の途中で外出し帰途の夕方、国道8号姫川大橋から堤防沿いに逸れた姫七発電所の放水口からの清流を久しぶりに撮りました。ここの少し上流の姫七発電所周辺の里山には雪がなく、堤防沿いの桜の木々に心なしか春の訪れを感じます。
夜のニュースでは、野田市の少女暴行事件の新たな真相が判明し、児童相談所など教育関係者らの保身性と言い訳が伝わります。土曜日に上越の友人と「母親へのDVもきっとあるよね」と話していただけに「やはり」の思いで、大人たちの判断ミスで救えなかった小さな命に胸が痛むばかりです。
また麻生財務大臣兼自民党副総裁の「子どもを産まない方が問題」発言に、「またか」の思いです。国会で追究されると「誤解を招いたのなら撤回」という姿勢に、撤回すればよいのかと3年ほど前にも同じ発言があったことを思い出します。少子化対策を最重要課題として取り上げてきたアベ政権、そのナンバー2がこの認識ですから、いったいこの先どうなっていくのかと案じてしまいます。
そして今日の国会でも取り上げられた、沖縄辺野古基地建設で政府は大浦湾の海域に、杭約6万本を打ち込む工事を検討していることが明らかになりました。この国に民主主義があるのか、こんな政権がいつまで続くのかと怒り心頭の一日の終わりです。
3日付け琉球新報<社説>『軟弱地盤に杭6万本 荒唐無稽な工事をやめよ』https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-870361.html?fbclid=IwAR1HJYLst-EIim0fIuNxZKCu0_tvMn0ERMz7Teo5GfzWB2tkeuLDx7vy3ww