あれから9年目の「3・11」を向かえ、朝からNHKだけでない特集番組に聞き入りる一日です。未曾有の大震災の犠牲者は2万人を超え、未だに故郷に戻れない避難者は4万人に及び、復興から取り残される被災者が続出している深刻な実態に政治の責任を痛感です。せめて世界に類を見ない福島第一原発事故さえなければもっと違っていたはずではと胸が痛みます。
一昨日書き込みの大熊町の「中間貯蔵施設」も30年後に福島県外に最終処分という計画ですが、誰が30年後の責任を約束できるでしょうか。2013年の東京五輪誘致で、アベ首相は「汚染水はアンダーコントロールされている」と世界へ発信し、「私が保証します」と言っていたことを思い出し、その無責任さに呆れるばかりです。