すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

核燃料サイクルと世界初の水素発電所

2014年03月25日 | 日々思うこと

昨日に続いて今日も春らしい陽気で、マスク着用で孫と一緒に上越まで出かけましたが気温20度の蒸し暑さです。東京は桜が開花だそうで、いよいよ春本番です。

オランダでの
核セキュリティサミットが終了し、今夜10時前に安倍首相が会見し予想されていた通り、核不拡散や核軍縮に貢献していく考えを強調で、こちらは冬に戻るような肌寒いニュースです。安倍首相は「利用目的のないプルトニウムは持たない」とした上で、原発の再稼働に伴ってプルトニウムを使用する方針を示し核燃料サイクル維持を表明です。福島原発事故後のコントロールもできず、六ヶ所村や高速増殖炉もんじゅもストップという現実を直視すれば、いったい何を考えているのかと憤りさえ感じてしまいます。

そんな中で今夜の報道ステーションでは、世界初の水素発電所を取り上げていました。日本の高度経済成長を支えてきた京浜工業地帯の中核の川崎臨海部で、地球温暖化防止の切り札となる水素を使った発電所が建設されるということを知りました。水素は燃やしても二酸化炭素が出ない究極のクリーンエネルギーですが、酸素のように天然には存在せず天然ガスなどから取り出さなければなりません。かって公害問題を引き起こした工業地帯で、今は環境技術で世界をリードするエコエネルギーの拠点になろうとしているその技術開発に目を見張りました。


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技術開発といえば日本では国産車は作れないといわれてきた中で、今では世界初の量産ハイブリット車の開発など、
ドラマ『LEADERS  リーダーズ』のように挑戦し続けた人たちがいたことが重なります。そして一年前には鉄棒がうまくできなかった孫も、今では軽々と試みその成長に目を細める昨今です。水素発電所のみならずエコエネルギーに大きく舵を切れない安倍政権と原発マネーに群がる人たち、小説『原発ホワイトアウト』がリアルに覚えてしまう春本番です。
 


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