すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

風化させてはならない戦争の悲惨さとアジア外交と

2019年08月04日 | 日々思うこと

熱帯夜が5日間も続くと身体が少しづつ暑さに対応していくようで、今朝の気温は久しぶりに30度以下で最高気温も低めです。

昨夜のアニメ映画『この世界の片隅に』の後で、ETV特集『あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ』を続けて視聴です。写真や映像がほとんど残っていない原爆投下直後の惨状を、戦争を知らない高校生が被爆者との対話を重ね克明に描いた「原爆の絵」は12年間で約140枚というから驚くばかりです。

制作に挑んだ女子高校生たちが74年前の想像を絶する惨劇と、原爆がもたらした“心の荒廃”をキャンバスに表現する試行錯誤の姿に胸が熱くなり、せめて8月だけでも今を生きる私たちは心を寄せて平和の尊さを考えねばと痛感の番組でした。

野鳥が運んだ庭の大マユミの花の蕾がいつの間にか赤くなっています。昼過ぎに孫たちのじじさまがファミリー畑へやって来て、今年の根知谷のブルべりーは今までになく花をたくさん付けたけれど、梅雨明け後に実がすべて落ちてしまい収穫ゼロで、こんな年は初めてと・・・。

日韓関係の悪化についての追記です。アベ政権のネトウヨ外交で韓国を追いつめたら極めて危険であることは言うまでもありません。知り合いのfbでは「日本は資源に乏しく、食糧も自給できない小さな島国なのだ。アジア太平洋地区の平和は危ういバランスでかろうじて保たれて来た」、「米中経済戦争に日韓衝突が加わったら、世界経済のトップ3が係争状態になる。6か国の協議がある程度平和に向けて動き出したのは、もっもとも冷静で知性に富む韓国の文大統領が存在したからでアベ外交は幼児の振る舞い・・・」と、共感すること多々です。

庭の隅のムクゲの木がドンドン大きくなって、見上げる高さでひた向きに花を咲かせています。

ところで諸外国から資源や食糧の供給を止められたら日本はどうなることでしょう。日本が生き伸びるには米国からの武器バク買いでなく周辺国との友好が必須であり、韓国と事を構えて防衛ラインが対馬海峡まで南下したら国家存亡の危機ではないでしょうか。戦前の日本が周辺国と決裂し、国連から脱退した後に何が起こったか忘れてはならず、歴史から学ぼうとしない人たちは同じ道を歩もうとしていることが伝わる夏の一日です。


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