すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

種子法廃止、国民のいのち丸投げの食料政策

2018年09月22日 | 日々思うこと

三連休の土曜日は朝方からの雨も降り止み、昼頃には雲の合い間から青空が見え、捗らなかった近郊の稲刈りも一気に進むことでしょう。

明日は早いものでもう秋分の日、“祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日”として1948年に法律で祝日の日に制定され、昼と夜の長さが等しくなる日といわれる季節の変わり目です。

庭の隅の一日花のムクゲの木も猛暑と水不足に耐えながら、可憐な花を弛まず咲かせ夏の終わりを告げています。

今年の夏は7月の西日本豪雨に続く、台風21号の被害、そして北海道で最大震度7の地震発生と、日本列島は度重なる自然災害に襲われてきました。国の激甚災害地に指定されたからといっても被災者に直接支援されることは少なく、東日本大震災をみれば明瞭です。

そして国の防衛費は5兆円を突破し、隣国の脅威に怯えて米国から高い武器を買うより、各都道府県に災害で必要な重機の設置や被災者支援など、今は災害対策を優先すべきはずです。ところが政府が災害対応にかける予算は軍事費と比較するとほんのわずかです。

そんな中で、フェースブック「お友達」の津南のOさんが書き込んでいたこの現状を、「国民の生命財産を守る」と言っているアベ首相はどう捉えているのでしょうか。

 

さらに半世紀以上、日本の主要作物である米・麦・大豆の安定供給を支えてきた種子法(主要農作物種子法)が今年4月に廃止されました。“食べものはいのちのもと”、国民のいのち丸投げの食料政策で「安心安全の国づくり」とは言いがたく、明るい未来とはほど遠い国になってしまいます。https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-173-18-09-g744


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