昨6日は北朝鮮の愚か極まりない核実験のニュースにあ然としながら、昼過ぎに能生地域まで車を走らせました。棚口地区の郷の茶店「えほん」まで足を伸ばすと、この日が仕事始めとあってお店はにぎわっていました。出来たてのおやきをいただき帰途に着きましたが、県道246号沿いの坂道のお地蔵さまはこの季節なら雪にすっぽりと包まれていますが今年はこの通りです。
そして今日は七草、気温が下がって午後からの雨はみぞれに変わり、夕方には大雪注意報が出る寒い日です。今まで暖かかったので市内のスキー場は待望の降雪ですが、海岸線沿いでは積もるほどの雪にはなりません。水仙の花も早めに咲き出して春の訪れを感じますが、“越後の雪は余寒に”と言われており油断ができません。
ところで新春早々「アベ政治」に呆れることがいっぱいですが、その一つに年暮れの首相官邸での内閣記者会との懇談会(忘年会)がドンチャン騒ぎだという6日付け日刊ゲンダイの記事が目に留まりました。歴代首相が行ってきた番記者との懇談会はアベ政権になってから格段に豪華になり、会費制ではなくすべて国費(税金)というから呆れてしまいます。
これまでマスコミ大新聞やテレビ局上層部が安倍首相とゴルフしたり、高級料亭でお酒を飲んだりしていることは有名ですが、下々の記者まで官邸とズブズブになっているというその様子に政治の醜さが伝わってきます。政権に不都合な記事が書けなくなってしまうのも当然で、権力と闘っているフリをして世論を誘導しているメディア報道は信用ならぬと受け止めてしまいます。
それにしても北朝鮮の核実験ニュースで、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)が映しだされているので驚きました。東京電力福島第1原発事故で政府によるデータ公表の遅れが問題視されたSPEEDIでしたが、150億円を投じながら関係者から否定的な意見が多く活用せずに今日に至っていただけに、今回の映像は何を意図としているのかと首を傾げるばかりの新春です。