すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

戦争の悲惨さを伝えるNHK特番

2019年08月11日 | 日々思うこと

暦の上では立秋とはいえ、朝から室温は30度を超える猛暑続きです。このところ外出もおっくうですが、お盆の準備などもあり夕方買い物に出かけると、国道はUターンラッシュで他県ナンバーの車が増えて渋滞気味です。

お盆前の気ぜわしさの中を久しぶりに姫川右岸桜づつみ周辺を回ると、頚城の山々は雲に覆われて山頂を見ることができません。田んぼの稲は色付きはじめて、後一ヶ月もすれば稲刈りも終わっている頃で季節の移り変わりを感じます。

8月になるとメディアは先の戦争や平和について取り上げていますが、特にNHKの特集番組に目を見張ります。11日の夜9時からのNHKスペシャル『激闘ガダルカナル 悲劇の指揮官』は、太平洋戦争の転換点となった日米の激闘ガダルカナルの戦いで、日本軍の精鋭部隊はなぜ全滅したのか、陸海軍の対立の陰で敗北の責任を負わされた指揮官の悲劇に新資料から迫る丁寧なNHKならではの番組です。

また10日夜11時からのETV特集『忘れられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”~』もその一つです。この映画はベルリン映画祭で入賞し、国際的な評価を受けたにも関わらず、映画の存在はほとんど知られていません。そこには時代に翻弄された映画の知られざる事情があったことを伝えていました。

今回の参院選挙では「NHKを国民から守る党」なるものも出現しましたが、民放局では広告料で成り立っておりここまで続けて放映できない事情もあり、NHKならではと高く評価です。そんなことで一年前のブログでは、UX新潟TVの松代大本営やTBS報道特集「隠された戦争の記録」を綴っていました。歴史を知り、戦争の悲惨さを伝えることの重さ


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