青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

嬉しい応援、嬉しくない応援

2008年10月28日 18時23分21秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 子供の頃、両親にせっつかれてへいこらと勉強させられた方は、
 なかなか多いんじゃないかと思います。

 私の両親は子供に完璧を求めるタイプでした。
 「人に迷惑をかけなきゃいいんだ」と口では言いながら、
 勉強が出来て、友達が多くて、
 整理・整頓が出来て、運動が得意な、
 しかも元気な子を求めるわけです。


 やってられませんでした。


 ◎ 〇 ◎


 なんで親の本心を察することができたかというと、
 それは両親とも、よく不満を口にする人だったからです。
 そして、うまくいかない分、
 子供に期待をかけるというわけです。
 そういう経験もあり、本当に応援されているのか、
 それともうまくいかない自分を、相手に投影して期待を押し付けているだけなのか、
 私はこの違いにはかなり敏感な人間になりました。


 誰しもこういう、「自分の分まで頑張って欲しい」気持ちはあるでしょう。
 だから、どこまでが「投影」になるのか難しいものですが、
 私は長年の経験から、ある程度の基準を説明することができます。

 まず、応援する相手を詰問してしまうこと。
 「これをやればうまくいくのに、どうしてやらないんだよ!!」という感じの言葉が出てしまうのはアウトです。
 また、相手の幸せよりも相手の成功ばかり考えてしまうことも、
 非常に不快感の残る応援になるでしょう。
 要は、振り返ってみて、「好意」の面をかぶっているような、
 気持ち悪い気分になれば、
 それは「投影」だった可能性が高いと思って差し支えないと思います。



 私は、期待を押し付けたくないし、
 押し付けられたくもありません。
 完璧な人間なんていませんが、
 だからこそ、どちらの側であっても、相手の本心を考えるようにしようと思うのです。

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