青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

貧しくってもいいじゃない

2008年10月30日 18時55分14秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 「年収が低い=不幸だ、負け組だ」みたいな意見に、
 私は怒りを覚えます。

 戦後まもない頃、日本は貧しい国でした。
 しかし、みんな明るい顔をしていた、といいます。


 経済成長への期待も、
 暮らしや将来が良くなるんだ、という希望も、
 当時より小さいことは事実でしょう。
 しかし、逆に考えてみましょう。
 経済発展がなければ、人間は明るくなれないものなのでしょうか。


 お金がたくさんなくても、
 自分の炊いたご飯は何物にも代えがたいおいしさがあります。
 また、安い服でも着こなし方を変えれば、
 それなりに見映えのするものになります。


 結局、私が強調したいのは、この「幸せはお金では買えない」という部分です。
 「格差はけしからん」と言う一方で、
 同じ口で「年収が低いと不幸で哀れだ」と言っている人がいることに、
 なんらかの疑問や矛盾も感じませんか。


 「天は自ら助くる者を助く」、
 「人事を尽くして天命を待つ」と言います。
 「収入」と「幸せ」はある程度は比例するものかもしれませんが、
 最終的に、依存しあうものでもないと私は思います。
 不幸な大金持ちもいれば、
 幸せな下流の人もいるのです。


 ヘレン・ケラーの言葉を借りると、
 「貧困は不便ですが、不幸ではありません」。
 貧しい者の一人として、お話しさせていただきました。

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