行船公園のハイビスカス(東京都江戸川区)
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
「人生を有意義に生きるためには、夢や目標が必要だ」と言われます。
目指すものがなければ、ただ漫然と生きるだけで、本人の可能性を捨てることにもなりかねません。
あるいは、理想があっても狙いを定めなければ、的を絞って努力することもできません。
こういうわけで、「夢」とか「目標」を持つことがいいこと、
持たないのは意欲のない悪いこと、
こういう風に言われてしまいがちです。
しかし。
私が思うに、夢や理想を持つ前に、やるべきことや考えてみてもいいことがある気がするんですね。
「夢だ目標だ、理想の実現だ」と言って、そればかりに囚われてしまうのは、
本当は不幸の入り口になってしまうというか、変わってしまうこともあるのです。
たとえば目標を達成できなかったとして、全力を尽くしても90%位の結果に終わってしまった。
でも、90%はできているんですよね。
それなら、「できてあないなら0%も同じだ」と取るか、「90%はできたんだ」と取るかで、
「残りの10%を時間が許す限り埋めてみようかな」という、いわば「サドンデス」まで持ち込む気力を左右してきます。
つまり、「目標」がハッキリしているがために、かえって出来なかった時のダメージが大きくなったり、
いたずらに焦りや不全感を抱いてしまうだけ、ということもあるのです。
そもそも、「目標」というのにも2つあって、
「現状は素晴らしいけど、もう少し改良できそうだ、よしっ」という肯定型のものと、
「ダメだ、まだまだだ、だからなんとかしなきゃ」という否定型のものがあります。
もうお気づきでしょうが、この2つのうち気をつけたいのが「否定型」の願望です。
現状が酷ければ酷いほど、否定したくなるのもわかります。
しかし、どんなにダメに見えたり評価したいことでも、
それまでに小さく低いハードルはいくらでも飛んできているハズです。
そこを、「ダメじゃなくなった場所やレベル」にゴールを置くがあまり、
「ゴールしていない」という無駄で無意味な劣等感にも苛まれ、
かえって自分を擦り減らしてしまう、
「目標」と言って、しかも現状を否定する気持ちがあると、こんな辛い精神状態にもなってしまいかねません。
「意欲が強いこと」だって、手放しで褒められない面はあるのです。
少しでも楽しく、マイペースでやる。
向上心や目標があるなら、くれぐれも胸のときめきと一緒に、
一歩、一歩と進んでいきたいものです。
こんにちは。
今日も皆さん、ありがとうございます。
「人生を有意義に生きるためには、夢や目標が必要だ」と言われます。
目指すものがなければ、ただ漫然と生きるだけで、本人の可能性を捨てることにもなりかねません。
あるいは、理想があっても狙いを定めなければ、的を絞って努力することもできません。
こういうわけで、「夢」とか「目標」を持つことがいいこと、
持たないのは意欲のない悪いこと、
こういう風に言われてしまいがちです。
しかし。
私が思うに、夢や理想を持つ前に、やるべきことや考えてみてもいいことがある気がするんですね。
「夢だ目標だ、理想の実現だ」と言って、そればかりに囚われてしまうのは、
本当は不幸の入り口になってしまうというか、変わってしまうこともあるのです。
たとえば目標を達成できなかったとして、全力を尽くしても90%位の結果に終わってしまった。
でも、90%はできているんですよね。
それなら、「できてあないなら0%も同じだ」と取るか、「90%はできたんだ」と取るかで、
「残りの10%を時間が許す限り埋めてみようかな」という、いわば「サドンデス」まで持ち込む気力を左右してきます。
つまり、「目標」がハッキリしているがために、かえって出来なかった時のダメージが大きくなったり、
いたずらに焦りや不全感を抱いてしまうだけ、ということもあるのです。
そもそも、「目標」というのにも2つあって、
「現状は素晴らしいけど、もう少し改良できそうだ、よしっ」という肯定型のものと、
「ダメだ、まだまだだ、だからなんとかしなきゃ」という否定型のものがあります。
もうお気づきでしょうが、この2つのうち気をつけたいのが「否定型」の願望です。
現状が酷ければ酷いほど、否定したくなるのもわかります。
しかし、どんなにダメに見えたり評価したいことでも、
それまでに小さく低いハードルはいくらでも飛んできているハズです。
そこを、「ダメじゃなくなった場所やレベル」にゴールを置くがあまり、
「ゴールしていない」という無駄で無意味な劣等感にも苛まれ、
かえって自分を擦り減らしてしまう、
「目標」と言って、しかも現状を否定する気持ちがあると、こんな辛い精神状態にもなってしまいかねません。
「意欲が強いこと」だって、手放しで褒められない面はあるのです。
少しでも楽しく、マイペースでやる。
向上心や目標があるなら、くれぐれも胸のときめきと一緒に、
一歩、一歩と進んでいきたいものです。