青裸々日記 Aorara Diary

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仲間の増やしかた。

2011年08月25日 22時35分13秒 | 青裸々日記。
日々草(東京都港区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 人にものを勧めるとき。

 「この人はこういうことをすればうまくいくのに、もったいない…」とか、
 「やってソンはないのに、なんでやらないの?」という気持ちでいると、
 勧める言葉にも、つい力が入ってしまいがちです。
 しまいには、相手が取り掛からないことに不信感を覚えて、
 責めるような口調でものを言ってしまうこともあります。


 しかし、結論から言うと、「〇〇して下さい」とか「〇〇だけはやらないとダメですよ」などという言い方は、
 つまりは相手を命令することにもにも繋がりますから、
 実際に勧めたことをやってくれるかは、確率としては低くなってしまうのです。


 ちょっと例を出して考えてみましょう。
 ダイエットをしていて、いい方法を知っている人がいたとする。
 当然、上手くやりたいのですから、その方法を聞かない手はありません。
 そこでいろいろなことを教わるわけですが、
 さて、「これこれこうしたら楽しく引き締められるよー」と言われるか、
 「これこれこうして下さい」と言われるかでは、
 印象が違うばかりか、やる気まで変わってきてしまうのではないでしょうか!?


 人間、「正しさ」よりも「楽しさ」で選ぶ生き物です。
 そういう意味で、「ぜひ〇〇して下さい」という表現は、命令や強制のニュアンスがあるので、
 相手に選択の余地もなければ、楽しいかどうかを知る手懸かりもないので、
 結果として、実際にはやりたがらない
ということになってしまうのです。


 以上を読めば、「ものの勧め方」はどうすればいいかがお分かりになると思います。
 上に書いたことの逆をやる、すなわち、
 「〇〇って、楽しいよ!」と、喜んでニコニコやっている姿を見た時、
 相手はやっと「ああ、やってみようかなあ」という気にもなってくれる
のです。


 まずは自分が楽しんで、あとは相手に任せるぐらいでちょうどいい。
 本当に思っている人なら、相手の判断を信頼してこそ「相手のことを考えている」ことになるのです。


 誰だって、自分がかわいい。
 プライドもあれば、嫌な部分もある。
 素直に聞けないこともある。

 人間だから、そんな情けない部分があるのはお互いに当たり前の話です。
 しかし、だからこそ、人より先んじている場合は、
 いかに相手に劣等感を抱かせず、また同じ目線で訴えかけるかが重要になるのです。


 「喜んでニコニコやっている」という大切さがわかった時、
 仲間も出来るのです。
 まずは自分から、これが大切な心構えです。

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