青裸々日記 Aorara Diary

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頼もしさをアピールするには!?

2011年02月28日 19時45分34秒 | 青裸々日記。
河津桜(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 「頼られたい」
 「人の力になりたい」
 こんな気持ちを持つのは、人として素晴らしいことです。
 特に、自分にとって大切な人がいたり、
 得意分野で役に立てそうなことであれば、なおさらです。

 しかし、いくら自分に力があろうと、
 それを使ってもらえなかったり受け取ってもらえなければ、
 結局はないも同然になってしまいます
 そして、「せっかく自分がいる(いた)のに…」という残念なことになってしまう、
 こんなにもったいないことはありませんよね。。

 こういうわけで、
 「私には力がありますよ」
 「任せてください」
 こんな「売り込み」や「営業」をすれば、自分を使ってもらえたりもするもの。

 ただし、力付くでアピールをすればよい、というわけではありません
 むしろ、間違えたアピールは百害あって一利なしなのです。


 考えてもみて下さい。
 テレビのCMが、どの局を付けても一つしかやっていなかったら、
 どんなに素敵な商品であろうと、嫌気がさしてしまいますよね。
 あるいは、やたら音量が大きかったり、くどかったりすれば、
 「絶対買ってやるもんか!」と、逆に反感を煽ってしまったりもしますよね。
 さらに言えば、実績や効果を強調するのはCMなら必然のことかもしれませんが、
 もしCMの一部始終がそれを言うばかりでは、
 ただの騒音ですらあります。


 こういうわけで「力で押して、なんとか頼ってもらう方法」は、あまり効率が良くないのです。


 さて、CMの話の最後の例として、
 「実績を一部始終連呼するのはダメだ」と書きました。
 私はなにも、「実績は一切、アピールしてはいけない」と言っているのではないのです。

 私達が誰かを「実力があったり、人格が練れている」と感じる場合、
 言葉で自分のことをあれこれと言われるよりも、
 本人の実際の行動を見たほうが、説得力がある
のではないでしょうか!?。
 具体的には、
 「いつも見守っています」と言われるよりも、
 「いつもメールなど連絡をしてくれる」ほうが、
 「見守ってくれている」気がするものです。
 あるいは、「子供は親の背中を見て育つ」と言われていますが、
 いくら礼儀作法をしつけたところで、親がなっていなければ、
 子供が反抗しないほうがおかしいですよね。

 ただ、どんなに一流の味がするラーメン屋でも、
 親父が怖い顔をしてラーメンを茹でているだけだったら、
 おそろしくて誰も食べに来ません。
 つまり、「黙って行動している」だけでは、
 かえって間違えた伝わり方をしたり、頼もしさを越えて威圧感になるだけ。
 そこではじめて、「言葉でアピールする」ことが、大切になってくるのです。
 つまり、「行動」と「言葉」、この両方があって、
 人ははじめて誰かを頼りにするのです


 さらにもうひとつ。
 いくら頼もしさがあれど、「間に合ってます」という人はどこに行ってもいるものです。
 まともにアピールしても、
 「相手が要らないと言えっている」と気付いたら、そこで謙虚に引き下がる。
 当たり前のようですが、ここまで出来てはじめて「頼ってもらう」ことが出来るのです。


 …とてもまどろっこしい話ですよね。


 そうです。

 「人に頼ってもらうこと」って、
 本当は長い時間がかかること
なのです。
 そこを焦って、押し問答のように、相手が屈服するまで力付くで言葉ど解決しようとするから、
 結局は全てが無駄になるのです。


 心から大切にしたい位の相手はもとより、
 いつ誰に頼ってもらってもよいように、
 普段から身をただしていたいものです。

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