齋田記念館へ、「菊池容斎と門下の美術」をみに行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5a/caee9b044cc7abcc617d47492af158be.jpg)
初めて行きました。
下北沢からてくてく15分ほど歩きます。歩くのは好きな方ですが、下北沢の賑わいからどんどん離れていく&住宅街に突入するので、途中から不安になりながら…
お目当ては、ご執心の渡辺省亭をみるため。
ていうか今気づきましたが、iPhoneで省亭て一発で変換できませんね。iPhoneもまだまだですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/83/00f07445d383a07bd0ad502ccc2e8d08.jpg)
ひと部屋だけの小さな記念館でしたが、ゆっくり省亭を堪能できました。
展示されていたのは、菊池容斎、松本楓湖、鈴木華邨と渡辺省亭で計14点でした。
『秋夜』渡辺省亭 1907〜1917年頃?
今回の企画展名に出ている3人の師匠、菊池容斎は歴史画とくに人物を描くので有名だったみたいですが、省亭は花鳥画で有名になりました。
いわゆる美人画みたいなものも描いてるのかな〜?もしそうならそれも上手な気がするけど…
それはさておき、◯◯の人 みたいな呼び名を省亭につけるなら、『秋を描かせたら一番の人』だと思う。
月がじんわり浮かんで、秋の草花がさっぱり描かれてるのがとても好み。あー欲しい。
『雙鶴』渡辺省亭 1900年頃?
省亭の描く鳥ってなんかリアルです。
もちろん若冲とか、生々しく鳥を描く人っていっぱいいると思うけど、省亭のは日本画ぽくないリアルさ。立体的な気がするのです。
鶴を2羽描くのは、伝統的な吉祥画だそうで、そういう意味ではとても日本画らしい日本画なんだろうけど、省亭の才能ダダ漏れな一枚。
『月の秋草』渡辺省亭 1912〜26年頃?
またしても、秋を描いた省亭さん。
この方、虫を描いてもお上手なのね… キリギリスの鳴き声でも聞こえてきそうです。
ところでさっきから制作年がはっきりしないものばかり。
省亭は、始めから自分スタイルを確立していた人らしく、作風や落款にあまり差がないから制作年の特定が専門家でも難しいそうな。
省亭省亭うるさい投稿になってしまった。。
だって最近のイチオシ大ヒットだったんだもの…
すごーく素敵と思うのに、いまいち有名になりきらないのはなんでなんでしょう?地味にみえるのかな?ガツンとくるような強烈な感じがない??
海外だと、好きな日本画家ランキングに入ってくるらしいのに。作品がけっこう流出してるのかな。逆輸入で企画展やってくれないかなぁ。
若冲とか蕭白とか暁斎とかみたいに、大きな美術館でどーんと省亭展したら皆んな釘付けになると思うんですけど。ていうか私が見たいだけ。
今思い返しても、加島美術の展示はほんとに最高だった…
触れられる距離で(もちろん触れませんけど)、一度にあんなに省亭みれてすごい空間だったのでした。
2018年は生誕100年とのことで、今から次の企画展も楽しみにしてます!相当楽しみにしてます!
たぶん有休とって見に行くと思う。
なぜなら齋田記念館、平日16時半までしか開いてないから。
第4土曜日だけ開館。その日に予定があったらアウトです。ご注意ください。
菊池容斎とその門下の美術@齋田記念館 〜2017/12/20会期終了 500YEN
ずっと心待ちにしてる次の企画展はこちら↓
花鳥礼讃
渡辺省亭・水巴 父と子、絵画と俳句の共演
@齋田記念館 2018/4/2〜7/28 500YEN
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d8/ec1bca3e5d050fb288a3a9c1cfd59731.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5a/caee9b044cc7abcc617d47492af158be.jpg)
初めて行きました。
下北沢からてくてく15分ほど歩きます。歩くのは好きな方ですが、下北沢の賑わいからどんどん離れていく&住宅街に突入するので、途中から不安になりながら…
お目当ては、ご執心の渡辺省亭をみるため。
ていうか今気づきましたが、iPhoneで省亭て一発で変換できませんね。iPhoneもまだまだですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/83/00f07445d383a07bd0ad502ccc2e8d08.jpg)
ひと部屋だけの小さな記念館でしたが、ゆっくり省亭を堪能できました。
展示されていたのは、菊池容斎、松本楓湖、鈴木華邨と渡辺省亭で計14点でした。
『秋夜』渡辺省亭 1907〜1917年頃?
今回の企画展名に出ている3人の師匠、菊池容斎は歴史画とくに人物を描くので有名だったみたいですが、省亭は花鳥画で有名になりました。
いわゆる美人画みたいなものも描いてるのかな〜?もしそうならそれも上手な気がするけど…
それはさておき、◯◯の人 みたいな呼び名を省亭につけるなら、『秋を描かせたら一番の人』だと思う。
月がじんわり浮かんで、秋の草花がさっぱり描かれてるのがとても好み。あー欲しい。
『雙鶴』渡辺省亭 1900年頃?
省亭の描く鳥ってなんかリアルです。
もちろん若冲とか、生々しく鳥を描く人っていっぱいいると思うけど、省亭のは日本画ぽくないリアルさ。立体的な気がするのです。
鶴を2羽描くのは、伝統的な吉祥画だそうで、そういう意味ではとても日本画らしい日本画なんだろうけど、省亭の才能ダダ漏れな一枚。
『月の秋草』渡辺省亭 1912〜26年頃?
またしても、秋を描いた省亭さん。
この方、虫を描いてもお上手なのね… キリギリスの鳴き声でも聞こえてきそうです。
ところでさっきから制作年がはっきりしないものばかり。
省亭は、始めから自分スタイルを確立していた人らしく、作風や落款にあまり差がないから制作年の特定が専門家でも難しいそうな。
省亭省亭うるさい投稿になってしまった。。
だって最近のイチオシ大ヒットだったんだもの…
すごーく素敵と思うのに、いまいち有名になりきらないのはなんでなんでしょう?地味にみえるのかな?ガツンとくるような強烈な感じがない??
海外だと、好きな日本画家ランキングに入ってくるらしいのに。作品がけっこう流出してるのかな。逆輸入で企画展やってくれないかなぁ。
若冲とか蕭白とか暁斎とかみたいに、大きな美術館でどーんと省亭展したら皆んな釘付けになると思うんですけど。ていうか私が見たいだけ。
今思い返しても、加島美術の展示はほんとに最高だった…
触れられる距離で(もちろん触れませんけど)、一度にあんなに省亭みれてすごい空間だったのでした。
2018年は生誕100年とのことで、今から次の企画展も楽しみにしてます!相当楽しみにしてます!
たぶん有休とって見に行くと思う。
なぜなら齋田記念館、平日16時半までしか開いてないから。
第4土曜日だけ開館。その日に予定があったらアウトです。ご注意ください。
菊池容斎とその門下の美術@齋田記念館 〜2017/12/20会期終了 500YEN
ずっと心待ちにしてる次の企画展はこちら↓
花鳥礼讃
渡辺省亭・水巴 父と子、絵画と俳句の共演
@齋田記念館 2018/4/2〜7/28 500YEN
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