2週間前に、30%という値引きに惹かれ、軽い気持ちで『ワイヤレスイヤホン』を購入した。
若い人達にとっては、今頃『ワイヤレス』といっても別にそれがどうした…というレベルだと思うが
爺人の私にとって、一人湖畔を散歩する際『Spotify』でマイライブラリーにしたお気に入り音楽『荒井由実』なんかを
ワイヤレスイヤホンで聞きながら、アルプスの風景の中を何を考えるともなくぶらつく素晴らしさを初めて味わうことができた。
嗚呼〜、この喜び、この素晴らしさを91歳の義父にも味ってもらえたらな〜・・・と思って、
相方に話してみるも、携帯電話も使えない機械音痴の義父には『無理!』の一声・・・。
昔ドーピングが流行った頃、ほんの少量の『薬』で普段出すことの出来ない能力を発揮することができる…という
『ドーピング』の存在に私は不思議感を抱いたものだが、新手の『IT機器』がドーピングの如く
人間の幸福度を上げるのになんらかの効果をもたらすのであれば競技上、健康上に問題がなく、
人にも迷惑を及ぼさなければ、ドンドン取り入れるのも良いのでは…と、義父などの世代の人々を観るにつけ思ったりする。
ただ、それも行き過ぎると映画『マトリクス』状になって、『人間の悟性』への意識が断たれ
虚しい仮想現実世界の住人に成り下がるだろうか。
イヤホンを 粋に着こなす 爺人かな 時空を超えた 歌声聴けば・・・ 一撮
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