新国ドン・カルロ。ロドリーゴ役のヴェルバは、声量でカルロに押されてたのが残念。でも、とにかくイケメン。背は高くないけど細身で長めの髪、長いコートの前を開けて、ロングブーツ履いて、きゃー素敵。必ず正面に向き直り、くくっと左右に腰を入れてから歌う。昭和のアイドルのようだ。
カルロ×ロドリーコの見比べ。
MET：アラーニャ×キーンリーサイド=バカ王子×知能派臣下。
ザルツブルク：カウフマン×ハンプソン=繊細王子×頼れる熱血兄貴。
新国=エスコバル×ヴェルバ=バカ王子×チャラ男。
いや、新国ドン・カルロ、とてもよかったんですよ？でも、外見と歌い方がね。
フィリッポ役のシヴェク氏、ロドリーゴ役のヴェルバ氏がよかったな?
カルロ役の方、とても美声で声量も素晴らしくて、、素晴らしすぎて、他の方とのバランスがちょっと気になりました(ー ー;)贅沢なことなんだろうけど。。
新国立劇場「ドン・カルロ」
美術・演出はマレッリ
パネルを動かして場面を作る抽象的な舞台であるため、歌手の立ち位置に制約がなく、四重唱で4人が等間隔に並んで全員正面を向いて歌っても特段に違和感がない。音響的には有利だった。
ただ演奏会形式に近いという印象も残る。
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