承前)ペレアスとメリザンド、
この大好きなオペラを、最上のキャスト、素晴らしき演奏に浸り恍惚、あのNHKホールが神々しいまでの響きに包まれ至上至福の演奏会!N響でこれほどの体験は、シュタインのパルシファル3幕以来得たことのない感動??
皆様日曜15時はぜひNHKホールへ!
デュトワ指揮N響のドビュッシー/歌劇「ペレアスとメリザンド」
歌手は誰も穴もなく、メリザンドのヴルチが清澄で美しくとても魅了し惹きこまれ、デグーのペレアスがまた表現巧く大変素晴らしく、さらにゴローのル・テクシエの深い声と最後の心象描写の見事さには感涙!(続
ペレアスとメリザンド。ゴローがメリザンドとであった時、メリザンドに、「君はまばたきしないだね」と話すんですね。これが印象的だった。メリザンドは普通の人でないことを象徴することばでした。まばたきしないのは、交感神経緊張の人、覚せい剤もあるけど、どこか不思議の国の人の暗示ですね。