逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

かくすれば かくなるものと知りながら・・・

2020年05月28日 | 存在脅威管理理論

2012年から4期にわたり日本医師会トップを務める横倉義武会長(75)

特集ワイド

次なる脅威は「病院閉鎖」 コロナで一般患者減、経営悪化 日本医師会・横倉義武会長 5月27日 毎日新聞

コロナで一般患者減 経営悪化

日本医師会の横倉義武会長75歳は、懸念された医療体制の崩壊を回避、5月25日に緊急事態宣言も解除されたが、今度は別の、新たな医療崩壊の波が押し寄せる恐れがあるという。

(兵糧が尽きて)狂気のPCR検査抑制キャンペーンから真っ先に脱落した(正気に返った)日本医師会

日本医師会は政府専門家会議と組んで「PCR検査すると医療崩壊」との日本独自の摩訶不思議な新興カルト宗教「検査スンナ派」(熱が出ても4日間は家で寝る。病気は自力で治す)の一大勢力だったが、病院を訪れる一般患者が激減、経営悪化で診療所閉鎖や病院の倒産の危機に陥った。自業自得、因果応報。それ以外の結論は何処にも無いがあまりにも悲惨な成り行きである。

月末に横倉会長は「私の意見としては、有効なワクチンが開発されないとオリンピック開催は難しいのではないか」と述べ大きな反響を呼んだが、現在、最も注目されるのが新型インフルエンザ治療薬「アビガン」だ。

横倉さんは4月末に、高齢者など重症化の恐れがある患者に対し、入院初期からアビガンを積極的に投与するように自民党に要望書を提出。(ところが医師会の有識者会議は180度逆の拙速な特例承認に反対すると、腰砕け)。曖昧に言葉を濁すが、今回、横倉さんは本音を漏らす。

(アビガンは)「効果があった患者さんがいるのは事実。もしコロナに感染したら、僕も高齢者の一人として早期服用を求めますよ。」と何とも正直。

米倉会長「今のうちに、・・・感染が疑われる患者さんには必ずPCR検査(遺伝子検査)や(短期間で感染の有無を調べられる)抗原検査ができる体制を作っておくことが重要です」「・・・経路不明が増えた3月下句の時点では、できるだけ検査をして陽性患者は隔離する方針に変えるべきでした」。医師が求めても検査できない状態が続いた原因は検査窓口の保健所の不足。1994年の847から467に激減「バブル崩壊後の行政改革で保険所は半分近くに減少しました。職員数も減り、保健所の皆さんは今回、大変苦労された。削減はよくなかった」

「病床は9割くらい埋まらないと採算が取れない仕組みなので、今回のような非常事態が起きるとすぐにお手上げになってしまう」
ところが厚労省は昨年9月に全国424(440に修正)公的病院の統廃合リストを公表、医療効率化の動きを加速しているが、「感染症が流行した時に対応できる(空き)病床を維持しておくべきだ。厚労省の方針は見直しが必要ではないでしょうか」

★注、
開業医の団体である医師会は競争相手になる地方の保健所や公立病院の削減に狂奔し、医学部の定員増断固反対など社会全体や患者の利益よりも、目先の利益を最優先して政府自民党と一体となって活動していたが、今回の摩訶不思議な新型コロナ騒動のPCR検査抑制策に少しは懲りたようである。(今回横倉会長が一番まともに見える)

新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのだろうか
パンデミックの終わり方には2通りあり1つは医学的な終息で、罹患率と死亡率が大きく減少して終わる。もう1つは社会的な終息で、病気に対する恐怖心が薄れて終わる。

歴史が示唆する新型コロナの意外な「終わり方」 過去のパンデミックはどう終息したのか 5月19日 The New York Times 東洋経済

「感染症の終息はとても混沌としている」
『いつ終わるんだろう』は病気を抑え込むことによって終わるのではなく、人々がパニック状態に疲れてもパンデミックは終わる。新型コロナウイルスでも同様のことが起こる。
歴史的に感染症の終息はとても混沌としている。過去の例でも終息の理由が明確には説明できない。流行の終息は誰のためなのか、誰が終わりを宣言できるのか、なかなか見えてこない。

エボラ出血熱――恐怖だけが続いた
病気の流行がなくても、恐怖の流行は起こる。2014年頃西アフリカで1万1000人以上がエボラ出血熱で死亡したが流行は収まりつつあり、アイルランドでエボラ患者は一人もいなかった。ところが人々はみな不安に駆られ、肌の色だけで公共交通機関から怪しまれ咳を1度でもしようものなら周りから人が遠ざかった。アイルランドで恐怖だけが続く中、WHO(世界保健機関)はエボラ出血熱の終息宣言をした。

「もし、私たちが恐怖や無知と積極的に、かつ慎重に戦おうとしなければ、その恐怖によって、弱い立場にいる人をひどく傷つける可能性がある。たとえ感染者が1人も出なかった場所でも、そんな状況が起こりうる。そして、恐怖の蔓延は、人種や階級や言語などの問題によって複雑化すると、さらに悪い結果をもたらす」

黒死病――2000年間で3度の大流行
過去何度かペスト「黒死病」が流行、何百万人もが死亡し歴史の流れが変わった。ペストが流行する度に恐怖が増幅されていった。ペストは、ネズミに寄生したノミが持つ「ペスト菌」に感染するが、感染した人の飛沫を通じてほかの人にもうつるため、単にネズミを駆除するだけでは病気を撲滅することはできない。

ペストがどう終息したのかは不透明

歴史的にペストの大流行は3回、6世紀の「ユスティニアヌスのペスト」、14世紀の「中世の大流行」、そして19世紀末から20世紀はじめにかけてのパンデミックだ。

中世の大流行は1331年内戦中の中国で始まって戦争とペストで中国の全人口の半分が死亡した。ペストは中国から貿易ルートを伝って、ヨーロッパ、北アメリカ、中東に広がった。1347年から1351年までの間にヨーロッパの人口の3分の1がペストで亡くなり、イタリアのシエナでは人口の半数が死亡した。

ペストの流行は繰り返され、1855年に中国で始まって世界中に広がった大流行ではインドだけで1200万人以上が死亡した。ボンベイ(現ムンバイ)の保健当局は、ペストを撲滅しようと、地域を丸ごと焼き払うが、それが効果をもたらしたのかは誰もわからない。

明らかではないペストの終息
ペストを媒介するネズミが19世紀までにクマネズミではなく、獰猛で人間から離れて暮らす傾向があるドブネズミを宿主とするようになったからとか、細菌の力が弱くなったという仮説。あるいは、人間の行動、たとえば村を焼き払うなどの行為が、効果を発揮したのかもしれない。

今では抗生物質により治療できるのに

ペストは完全に消え去ってはいない。アメリカでは南西部のプレーリードッグが保菌しており人間にうつる可能性がありニューメキシコ州のホテルに滞在した人がペスト菌に感染した。同じ部屋の前のホテル滞在客の犬についていたノミがペスト菌を持っていた。このようなケースはまれであり、いまでは抗生物質により治療することができる。しかし、ペストの感染が報じられると人々はいつも恐怖を感じる。

天然痘――例外的に医学的に終息

医学的に根絶された病気としては、天然痘が挙げられる。だが天然痘にはワクチンがあり効果は一生続く。また天然痘は人間だけの病気で動物の宿主がいない。さらには、症状が明確で隔離や接触者の追跡がしやすいなど、条件が揃った例外的なものだ。
天然痘最後の患者はソマリアの病院の調理師だった。1977年に罹患したが回復し、2013年にマラリアで亡くなった。

インフルエンザ――人々が忘れ去って終息

1918年のインフルエンザ(スペインかぜ)は、パンデミックによる大きな被害と、隔離やソーシャル・ディスタンスの有効性を示す事例として、今日でも引き合いに出される。このインフルエンザでは、世界で5000万人から1億人が死亡した。若者や中年に犠牲者が多く、子どもたちは親を失い、家族は稼ぎ手を失い、第1次世界大戦のさなかに、兵士たちも失われた。
世界を席巻したあと、このインフルエンザは徐々に消えていき、毎年の弱いインフルエンザに変わっていった。
(抜粋)
5月19日ニューヨークタイムス(東洋経済)

人々が恐怖感に疲れ果てれば終わるパンデミック

NYT紙(東洋経済)の歴史が示唆する新型コロナの「意外な終わり方」で一番最初に連想したのは3・11フクシマの未曾有の核事故発生で「笑っていれば放射能は怖くない」の福島県立医大副学長で甲状腺学会理事長(小児甲状腺がんの権威)だった山下俊一。あるいは「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」の民主党政権(菅直人首相)枝野幸男官房長官。

ただし時間が経って色々知見が分かれば分かるほど余計に正体が不明になる不可解なミステリーSARS2にはピッタリ一致するのである。ノーベル賞の本庶祐や山中伸弥より「人々が恐怖疲れで終息」の方が余程説得力がある(一番納得する)のですから困った話だ。



人々の善意を悪用した感染研の「急ぎ働き」(畜生働き)詐欺

「人々が恐怖に疲れ果てれば終息する」のNYT紙が正しいとすれば、今のSARS2は真っ赤な嘘の人為的CO2地球温暖化詐欺の稚拙で過激な二番煎じ。あるいは池波正太郎の雲霧仁左衛門や鬼平犯科帳に出てくる「急ぎ働き」「畜生働き」(周到な準備をサボって、手っ取り早く人を殺傷して金品を奪う凶悪な盗賊)のそっくりさん。ほぼ瓜二つである。(★注、感染研の超過死亡図が去年12月以前を示しているなら中国武漢より東京の方が、欧米との二桁違いの死亡率は以前からウイルス感染での免疫獲得が考えられる)

特に日本限定、しかも今回のSARS2だけ限定の摩訶不思議、奇妙奇天烈な「PCR検査すれば医療崩壊」は「急ぎ働き」(畜生働き)の見本で、今まで結核やB型肝炎の診断にPCR検査を使っている事実を研究者や医者の大部分が知らなかったか、知っていても無視した。(政府専門家会議や各種学会が突然「検査すれば医療崩壊」と言い出したら右へ倣えで全体の7割が検査スンナ派カルトに宗旨替え。今までの正常な検査シーヤ派に残ったのはたったの3割)日本政府(厚労省)主導の「急ぎ働き」(畜生働き)が一時的ではあるが大成功したのですから恐ろしい。


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4 コメント

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開業医さんは長らく開店休業状態 (舶匝(@online_checker))
2020-05-28 18:10:55
お客さんが半減したら、大抵の開業医さんは赤字確定です。
院内から感染者を出せば、開業医さんは畳むしかない、という状況の下、PCR検査回避しつつ、お客さんを院内から遠ざけて、新型コロナウィルス収束を待つ、つもりだったのでしょう。
しかし、なかなか収束しないから……。

新型コロナウィルスが、開業医さんの及び腰に蹴りを入れているかのようです。
返信する
Unknown (Mrs.K)
2020-05-29 11:57:45
最後の一文ですね。
新型コロナ感染症っていう病気はあるんだと思っていました(ワクチンや都市封鎖など、コロナへの対応策は非科学的とは思っていた)が、医学博士のアンドリュー・カウフマンや徳島大学名誉教授の大橋眞という方々の動画を見て、新型コロナウイルスというものが科学的にまだ証明されていない事を知りました。それで全ての不可解が解ける気がします。ただ、超過死亡のデータが出ているところで何が起こったのか、考えると怖いのですが。
返信する
「戦時経済スタグフレーション誘導消費税は憲法9条違反外患誘致罪である」 (豊岳正彦)
2020-05-29 13:45:06
「戦時経済スタグフレーション誘導消費税は憲法9条違反外患誘致罪である」


【日本人政治家の平和を以て貴しとなす大和魂】は

この世のいついかなる時と場所にあっても、

インフレもデフレも誘導せずただひたすら戦時経済スタグフレーションへ誘導する

【戦争外患誘致目的税消費税】を【直ちに廃止する。】

喫緊には、

【山本太郎新東京都知事】と

【安倍晋三現内閣総理大臣】の

【手と手を結ぶ大和魂阿吽の和合協力】が

日本国憲法第9条に違反する【悪魔の戦争目的税消費税】を

この世から即座に滅ぼして

【地球平和と宇宙幸福を人類社会に実現する】
__

戦争目的税【消費税】を直ちに廃止するために必要な道筋を、

次の五つの5月24日ブログ記事に書きました。
__

1.消費税コロナと株と諸共に海に沈めん吾等海の子
http://hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-329d37.html

2.人は人と相対してのみ人間たり
https://masa-ho.blogspot.com/2020/05/blog-post_24.html

3.江戸前の海に流せや消費税山本一の桃太郎知事
https://ameblo.jp/hougaku-masahiko/entry-12599128051.html

4.RNAワクチンと株価を用いた地球征服アヘン戦争コロナパンデミック詐欺
https://hougakumasahiko.hatenablog.com/entry/2020/05/24/065226

5.物金は人のみ之を用ひしもこの世を生くるは人のみならず
http://hougakumasahiko.muragon.com/entry/80.html

また、

ブログの我が恩師気弱な地上げ屋さまご主宰グルメブログ【ラターシュに魅せられて】に、

通りがけというHNでイレギュラーメンバー登録いただきコメントした文章をご紹介仕ります。

【新型コロナ「小池は嘘つき?無症状感染者が都内だけでも推定87万人いるかも・・なんて? 言えるわけないでしょ」小池百合子】
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-845.html#comment19556

さらに阿修羅掲示板において、

【大和魂は菩薩日本人の菩提心発露】と示しました。

「守護神」失脚で安倍官邸崩壊 河井前法相捜査で迫る退陣「Xデー」<週刊朝日>
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/819.html#c26
____

このメールを全世界の全てのご家庭さまと御ひと様に宛てて送信します。

恐懼謹言 

令和2年5月29日山口県岩国市豊岳小児科院長 豊岳正彦
返信する
電子顕微鏡画像と市松模様 (現田石)
2020-06-10 20:14:05
米疾病対策センター(CDC)による新型コロナウイルスSARS-CoV-2の電子顕微鏡画像

日本外国特派員協会のHPのSHIMBUNの表紙COVID-19

哺乳類の肺胞に取っ付く直径100μmのウイルス粒子の機能美?は雑誌の表紙と新聞の一面トップを飾るにふさわしい。この画像がTOKYO2020の権利侵害に見える患者は資本中毒症たるべし。
返信する

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