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(今から5年後の世界。2ちゃんねるの右翼系のサイトに掲載されていた2020年の日本の未来予想図)
ほのめかすだけのマスコミ 『毎日新聞1945 国の混乱示す紙面』
『ポツダム宣言受諾へ 余りにも暗示的な2015年8月31日付け毎日新聞紙面』
毎日新聞に限らす2015年8月31日の各紙朝刊は安倍晋三『なんちゃって平和法案』反対の100万人デモを報じているが、8月31日は福島県検討委による小児甲状腺がんの調査結果が発表される日である。
ところが大手マスコミは誰も報じない。
その31日の毎日新聞のオピニオン記事『毎日新聞1945:ポツダム宣言受諾へ 国の混乱示す紙面』が、今までとは違う書き方をしている。
記事ですが、『毎日新聞2015: 国の混乱示す紙面』的な内容で、第二次ポツダム宣言受諾(二回目の敗戦)が目の前に迫っているのことを暗に(わざと分かり難くして)言ってるのだろう。
今回の毎日新聞の紙面の体裁が、なんと70年前の8月15日の玉音放送の直前とそっくり同じ、『瓜二つ』なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b1/1e6cdb52b864ec7951320212a905c26c.jpg)
『1945年8月12日の毎日新聞朝刊1面』
1945年4月28日イタリアのムッソリーニはパルチザンに捕まり愛人とともに処刑され逆さに吊るされる。ヒトラーは首都ベルリンの地下壕で4月30日に自殺。ドイツは5月9日ベルリンでドイツ軍最高司令官が降伏文書に署名して欧州での戦争は終結する。
ドイツ降服から3ヵ月後の8月9日未明ソ連軍がヤルタ会談で決まっていた対日参戦を決行して、日本は即座にソ連参戦のその日の内に御前会議を開催しポツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定する。
今では歴史のエピソードの一つにすぎないがムッソリーニの処刑は3ヶ月前であり、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とその家族全員がソ連赤軍に処刑されたのは27年前。ソ連軍に対する恐怖は当時の日本にとって過ぎ去った『過去』ではなく、恐ろしい目の前の『現実』だった。
ソ連軍参戦での唐突な日本のポツダム宣言の受諾ですが、不思議でもなんでもなくて単純明快、何とも簡単で必然的な話だった。
『1945年8月15日直前の毎日新聞朝刊1面を書いた、2015年8月31日の毎日新聞朝刊』
8月10日に日本はボツダム宣言受諾(無条件降服)を連合国に伝えたが、国民に対しては『受諾』は機密扱いで、8月15日まで新聞は(表面的には)以前徹底抗戦の声しか報じていなかったのである。
70年前の8月11日の毎日紙面は、大混乱に陥っていた。
11日の一面には『今や真に最悪の状態に立ち至った』とポツダム宣言受諾による無条件降服を示唆する(それとなく匂わせる)情報局総裁の談話が掲載されている。
ところが毎日新聞の紙面編集で、その右下に降服記事の影響を打ち消す正反対の『聖戦を戦い抜かんのみ』との陸相の徹底抗戦の布告を掲載する矛盾。
11日に掲載された下村宏情報局総裁談話は、陸相、海相、外相の全員の合意で10日午後に公式に発表されていたもの。
ところが、阿南惟幾陸相の名前で出された『全軍将兵に告ぐ』との勇ましい布告は当の陸相自身が知らない出所不明の怪文章だった。
情報局が阿南陸相の『偽布告』の掲載を止めるように指示したが既に新聞は印刷しているとして、毎日新聞はそのまま発行を強行する。
マスコミを検閲する内務省は8月12日『新情勢に対応する言論出版取締り標準』を発表し、毎日新聞は12日~15日の三日間内務省の方針に忠実に従って、日本の敗戦を国民に隠しつつ、同時に『終戦をほのめかす』との摩訶不思議なキメラ獣かヤヌス神の様な態度(二面作戦?)をとっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b6/4de669bc3a232be723993dda370907b7.jpg)
可憐な少女の後姿にも醜悪な老婆の横顔にも見える騙し絵
『確実な「日本の敗戦」をはっきり言わず、ほのめかすだけ』
『最後の最後まで敗北を隠し続けていた政府やマスコミの愚劣』
70年前の毎日新聞8月12日朝刊の一面トップにある6段抜きの大きな写真は皇居に向かって深々と頭を下げる国民を後から撮った構図で、見出しは『悠久の大義に生きん』。
記事は皇居前の様子を描き、書き出しは『最悪の状態に面した祖国!』。
記事は(善良だが無知な一般大衆が読めば)徹底抗戦を訴えているようでもあり、(戦況を熟知している一部の知識層が読めば)ポツダム宣言での無条件降服を示唆している風にも、どちらでも解釈が可能なヌエの様な不気味なもの。
13日の毎日新聞社説『対国民の態度』では、『政府は明らかに「最悪の状態」といっている』とか、『政府は敢えて、・・・明日のために努力する意味を無関心に見ていることはあるまいと信じる』。
と、今から読めば日本の敗戦(ポツダム宣言受諾)を暗に言っているのである。
この社説の横には11日に掲載した情報局総裁談話の解説も添えらていて、読者に対して『どうか、敗戦をそれとなく察してくれ。』との内容になっている。
14日には再び総裁談話を引用した記事『国難打開へ結束、最後まで敢闘せん』とのキメラ記事が掲載されていた。
表面的には徹底抗戦に見えるが、実は敗北宣言になっている政治的『騙し絵』の世界である。
日本の敗戦が決定している(ボツダム宣言受諾を連合国に通告している)事実を全員が知っているにもかかわらず、マスコミは最後の最後の瞬間まで国民に対し真実を隠し続けていた。
70年後の今もまったく同じで、福島第一原発事故で放射能被害が甚大で、到底除染で誤魔化せる段階で無いことを全員が熟知しているのだが、爆発的に発症数が増える小児甲状腺がんの被害は曖昧にほのめかすだけ。
公の報道では逆に不可能であることが分かりきっている『除染して全員帰還』とか『2020年東京オリンピック開催』の夢物語を真面目な顔で語っているのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fe/84d59535486f2e6c8583f56d68a0a1d1.jpg)
『検討委(日本政府)による詐欺か手品の類』
普通なら『年度』とは実施期間など『時間』をさしているが福島県検討委の場合だけはまったく別で『地域』を意味していた。
具体的には放射能汚染の度合いごとに事前に三地域に分けて、一番汚染している大熊町や双葉町,飯館村など13市町村を一番最初に調べて、二番目に汚染している福島市や郡山市などの中通り地区の12市町村を次に調べる。放射の汚染が最も少ない会津若松市やいわき市など残りの34市町村を最後にすると言う『時間差』を利用して、小児甲状腺がんの発症数が同一に成る様に工作していた。(この手品は1回しか使えない。2回続けるとインチキが見破られる)
『1年も前の2014年8月24日に既に終わっていた第二次玉音放送(日本国の敗北宣言)』
70年前の一度目の無条件降服で日本は連合国に通告した8月10日から玉音放送までの4日間も『日本が敗北した』明確な事実を隠して曖昧に誤魔化していた。
その8月15日の玉音放送でも肝心な『日本が敗北した事実』は、ほのめかしただけ。
日本の唯一の主権者で大元帥で生き神様だったヒロヒトは『日本が敗北した』とは一言も言わず、曖昧な言葉で誤魔化した。
ところが当時の日本人は賢くて、即座に『耐えがたきを耐え、忍びかたきを忍び・・・』の言葉の裏の意味を忖度して『日本の降服』を理解している。
1年以上も前の8月。
フクシマのレベル7の未曾有の核事故発生から3年半後の2014年8月24日に『日本国の敗北宣言』である第二次玉音放送は既に終わっていたのである。
福島県の子ども全員の8割に当たる30万人の『甲状腺エコー検査の1巡目』の結果が発表される。検査は23年度から25年度まで、3年間かけて行われ見つかった小児甲状腺がんは104例。
福島県検討委の8月24日発表では、福島県や政府マスコミは、口を揃えて全員が異口同音に『福島県の地域差が無い』(だから見つかった小児甲状腺がんと放射能は無関係だ)と強調した。
ところが、2014年8月24日に検討委が公開した『図2、実施対象年度市町村』を一目見れば明らかなように、放射線量や事故後の経過年数などから福島原発事故による放射線被害は明らか。
まさに『騙し絵』であり表面的には明確に否定する。ところが、『図』では正反対に放射能被害が描かれていた。
何と、70年前の8月12日から15日まで続いた毎日新聞の『ほのめかし報道』と同じ手口を、今の日本では全員で行っているのである。
しかもマスコミの『ほのめかし』報道は70年前(第一次敗戦)ではポツダム宣言受諾から玉音放送までの数日で終わっている。
ところが、今回のフクシマの核事故での第二次敗戦では、1年以上も飽きることなく延々と愚劣極まる茶番劇が続いている。
驚くやら。呆れるやら。情けないやら。
これだけ政府やマスコミが『如何か皆さん、降服した事実を察してくれ』と、必死になって『ほのめかし』を続けているのに、左翼知識層は未だに誰も日本の敗戦に気がつかないのだろうか。
そこまで日本の知的劣化が致命的に進んでいるとしても実に不思議である。
『短時間で新たに25人の子供達が小児甲状腺がんを発症』
福島県検討委は8月31日、小児甲状腺がんが新たに25人増加したと発表した。
一順目(基礎検査)ではA1判定(甲状腺に何の異常も見つからない健康体)が10人で、A2判定(甲状腺の異常は軽度で精密検査の必要なし)要経過観察の13人が2~3年の短期間に全摘出手術を行うまで悪化していた。
フクシマの放射能被害では進行速度が驚くほど速すぎる。しかも今回見つかった段階ですでにリンパ節などに大部分が転移していた。
今回の驚愕の検討委発表では、マスコミ対応が何時もとは違っていた。
夜10時から11時の朝日や毎日系列のテレビニュースで大きく取上げていたのである。
福島県検討委は1順目検査での小児甲状腺がんは『元からあったものがスクリーニング検査でたまたま見つかったものだ』、『原発事故の放射能被曝とは無関係』と主張していた。
1順目検査で健康だった子供達が小児甲状腺がんになっている。
今までの検討委の主張が正しいなら、必然的に今回の二順目検査の小児甲状腺がんは全て2011年の『フクシマの放射能が原因だ』との結論になる。
テレビが放送するなか、8月31日(月曜日)夕刊に掲載しなかった『新聞』ですが、翌9月1日朝刊でも一行も掲載しないで不気味に沈黙している。
たぶん、小児甲状腺がんの爆発的発症の事実をどのように書くかで編集部が大混乱に陥っているのだろう。
今までのように曖昧に『ほのめかす』だけで留め置くのか。それとも『日本の敗戦』をはっきり書くのか、何れかの決断が出来ないで右往左往。とりあえず『先送り』して誤魔化して日和見で時間を稼いでいる。
小児甲状腺がんの爆発的発症で一億総現実逃避に走る日本ですが、フクシマは加速度的に益々悪化するばかりで損害が天文学的に積みあがる。
ほのめかすだけのマスコミ 『毎日新聞1945 国の混乱示す紙面』
『ポツダム宣言受諾へ 余りにも暗示的な2015年8月31日付け毎日新聞紙面』
毎日新聞に限らす2015年8月31日の各紙朝刊は安倍晋三『なんちゃって平和法案』反対の100万人デモを報じているが、8月31日は福島県検討委による小児甲状腺がんの調査結果が発表される日である。
ところが大手マスコミは誰も報じない。
その31日の毎日新聞のオピニオン記事『毎日新聞1945:ポツダム宣言受諾へ 国の混乱示す紙面』が、今までとは違う書き方をしている。
記事ですが、『毎日新聞2015: 国の混乱示す紙面』的な内容で、第二次ポツダム宣言受諾(二回目の敗戦)が目の前に迫っているのことを暗に(わざと分かり難くして)言ってるのだろう。
今回の毎日新聞の紙面の体裁が、なんと70年前の8月15日の玉音放送の直前とそっくり同じ、『瓜二つ』なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b1/1e6cdb52b864ec7951320212a905c26c.jpg)
『1945年8月12日の毎日新聞朝刊1面』
1945年4月28日イタリアのムッソリーニはパルチザンに捕まり愛人とともに処刑され逆さに吊るされる。ヒトラーは首都ベルリンの地下壕で4月30日に自殺。ドイツは5月9日ベルリンでドイツ軍最高司令官が降伏文書に署名して欧州での戦争は終結する。
ドイツ降服から3ヵ月後の8月9日未明ソ連軍がヤルタ会談で決まっていた対日参戦を決行して、日本は即座にソ連参戦のその日の内に御前会議を開催しポツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定する。
今では歴史のエピソードの一つにすぎないがムッソリーニの処刑は3ヶ月前であり、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とその家族全員がソ連赤軍に処刑されたのは27年前。ソ連軍に対する恐怖は当時の日本にとって過ぎ去った『過去』ではなく、恐ろしい目の前の『現実』だった。
ソ連軍参戦での唐突な日本のポツダム宣言の受諾ですが、不思議でもなんでもなくて単純明快、何とも簡単で必然的な話だった。
『1945年8月15日直前の毎日新聞朝刊1面を書いた、2015年8月31日の毎日新聞朝刊』
8月10日に日本はボツダム宣言受諾(無条件降服)を連合国に伝えたが、国民に対しては『受諾』は機密扱いで、8月15日まで新聞は(表面的には)以前徹底抗戦の声しか報じていなかったのである。
70年前の8月11日の毎日紙面は、大混乱に陥っていた。
11日の一面には『今や真に最悪の状態に立ち至った』とポツダム宣言受諾による無条件降服を示唆する(それとなく匂わせる)情報局総裁の談話が掲載されている。
ところが毎日新聞の紙面編集で、その右下に降服記事の影響を打ち消す正反対の『聖戦を戦い抜かんのみ』との陸相の徹底抗戦の布告を掲載する矛盾。
11日に掲載された下村宏情報局総裁談話は、陸相、海相、外相の全員の合意で10日午後に公式に発表されていたもの。
ところが、阿南惟幾陸相の名前で出された『全軍将兵に告ぐ』との勇ましい布告は当の陸相自身が知らない出所不明の怪文章だった。
情報局が阿南陸相の『偽布告』の掲載を止めるように指示したが既に新聞は印刷しているとして、毎日新聞はそのまま発行を強行する。
マスコミを検閲する内務省は8月12日『新情勢に対応する言論出版取締り標準』を発表し、毎日新聞は12日~15日の三日間内務省の方針に忠実に従って、日本の敗戦を国民に隠しつつ、同時に『終戦をほのめかす』との摩訶不思議なキメラ獣かヤヌス神の様な態度(二面作戦?)をとっていた。
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可憐な少女の後姿にも醜悪な老婆の横顔にも見える騙し絵
『確実な「日本の敗戦」をはっきり言わず、ほのめかすだけ』
『最後の最後まで敗北を隠し続けていた政府やマスコミの愚劣』
70年前の毎日新聞8月12日朝刊の一面トップにある6段抜きの大きな写真は皇居に向かって深々と頭を下げる国民を後から撮った構図で、見出しは『悠久の大義に生きん』。
記事は皇居前の様子を描き、書き出しは『最悪の状態に面した祖国!』。
記事は(善良だが無知な一般大衆が読めば)徹底抗戦を訴えているようでもあり、(戦況を熟知している一部の知識層が読めば)ポツダム宣言での無条件降服を示唆している風にも、どちらでも解釈が可能なヌエの様な不気味なもの。
13日の毎日新聞社説『対国民の態度』では、『政府は明らかに「最悪の状態」といっている』とか、『政府は敢えて、・・・明日のために努力する意味を無関心に見ていることはあるまいと信じる』。
と、今から読めば日本の敗戦(ポツダム宣言受諾)を暗に言っているのである。
この社説の横には11日に掲載した情報局総裁談話の解説も添えらていて、読者に対して『どうか、敗戦をそれとなく察してくれ。』との内容になっている。
14日には再び総裁談話を引用した記事『国難打開へ結束、最後まで敢闘せん』とのキメラ記事が掲載されていた。
表面的には徹底抗戦に見えるが、実は敗北宣言になっている政治的『騙し絵』の世界である。
日本の敗戦が決定している(ボツダム宣言受諾を連合国に通告している)事実を全員が知っているにもかかわらず、マスコミは最後の最後の瞬間まで国民に対し真実を隠し続けていた。
70年後の今もまったく同じで、福島第一原発事故で放射能被害が甚大で、到底除染で誤魔化せる段階で無いことを全員が熟知しているのだが、爆発的に発症数が増える小児甲状腺がんの被害は曖昧にほのめかすだけ。
公の報道では逆に不可能であることが分かりきっている『除染して全員帰還』とか『2020年東京オリンピック開催』の夢物語を真面目な顔で語っているのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fe/84d59535486f2e6c8583f56d68a0a1d1.jpg)
『検討委(日本政府)による詐欺か手品の類』
普通なら『年度』とは実施期間など『時間』をさしているが福島県検討委の場合だけはまったく別で『地域』を意味していた。
具体的には放射能汚染の度合いごとに事前に三地域に分けて、一番汚染している大熊町や双葉町,飯館村など13市町村を一番最初に調べて、二番目に汚染している福島市や郡山市などの中通り地区の12市町村を次に調べる。放射の汚染が最も少ない会津若松市やいわき市など残りの34市町村を最後にすると言う『時間差』を利用して、小児甲状腺がんの発症数が同一に成る様に工作していた。(この手品は1回しか使えない。2回続けるとインチキが見破られる)
『1年も前の2014年8月24日に既に終わっていた第二次玉音放送(日本国の敗北宣言)』
70年前の一度目の無条件降服で日本は連合国に通告した8月10日から玉音放送までの4日間も『日本が敗北した』明確な事実を隠して曖昧に誤魔化していた。
その8月15日の玉音放送でも肝心な『日本が敗北した事実』は、ほのめかしただけ。
日本の唯一の主権者で大元帥で生き神様だったヒロヒトは『日本が敗北した』とは一言も言わず、曖昧な言葉で誤魔化した。
ところが当時の日本人は賢くて、即座に『耐えがたきを耐え、忍びかたきを忍び・・・』の言葉の裏の意味を忖度して『日本の降服』を理解している。
1年以上も前の8月。
フクシマのレベル7の未曾有の核事故発生から3年半後の2014年8月24日に『日本国の敗北宣言』である第二次玉音放送は既に終わっていたのである。
福島県の子ども全員の8割に当たる30万人の『甲状腺エコー検査の1巡目』の結果が発表される。検査は23年度から25年度まで、3年間かけて行われ見つかった小児甲状腺がんは104例。
福島県検討委の8月24日発表では、福島県や政府マスコミは、口を揃えて全員が異口同音に『福島県の地域差が無い』(だから見つかった小児甲状腺がんと放射能は無関係だ)と強調した。
ところが、2014年8月24日に検討委が公開した『図2、実施対象年度市町村』を一目見れば明らかなように、放射線量や事故後の経過年数などから福島原発事故による放射線被害は明らか。
まさに『騙し絵』であり表面的には明確に否定する。ところが、『図』では正反対に放射能被害が描かれていた。
何と、70年前の8月12日から15日まで続いた毎日新聞の『ほのめかし報道』と同じ手口を、今の日本では全員で行っているのである。
しかもマスコミの『ほのめかし』報道は70年前(第一次敗戦)ではポツダム宣言受諾から玉音放送までの数日で終わっている。
ところが、今回のフクシマの核事故での第二次敗戦では、1年以上も飽きることなく延々と愚劣極まる茶番劇が続いている。
驚くやら。呆れるやら。情けないやら。
これだけ政府やマスコミが『如何か皆さん、降服した事実を察してくれ』と、必死になって『ほのめかし』を続けているのに、左翼知識層は未だに誰も日本の敗戦に気がつかないのだろうか。
そこまで日本の知的劣化が致命的に進んでいるとしても実に不思議である。
『短時間で新たに25人の子供達が小児甲状腺がんを発症』
福島県検討委は8月31日、小児甲状腺がんが新たに25人増加したと発表した。
一順目(基礎検査)ではA1判定(甲状腺に何の異常も見つからない健康体)が10人で、A2判定(甲状腺の異常は軽度で精密検査の必要なし)要経過観察の13人が2~3年の短期間に全摘出手術を行うまで悪化していた。
フクシマの放射能被害では進行速度が驚くほど速すぎる。しかも今回見つかった段階ですでにリンパ節などに大部分が転移していた。
今回の驚愕の検討委発表では、マスコミ対応が何時もとは違っていた。
夜10時から11時の朝日や毎日系列のテレビニュースで大きく取上げていたのである。
福島県検討委は1順目検査での小児甲状腺がんは『元からあったものがスクリーニング検査でたまたま見つかったものだ』、『原発事故の放射能被曝とは無関係』と主張していた。
1順目検査で健康だった子供達が小児甲状腺がんになっている。
今までの検討委の主張が正しいなら、必然的に今回の二順目検査の小児甲状腺がんは全て2011年の『フクシマの放射能が原因だ』との結論になる。
テレビが放送するなか、8月31日(月曜日)夕刊に掲載しなかった『新聞』ですが、翌9月1日朝刊でも一行も掲載しないで不気味に沈黙している。
たぶん、小児甲状腺がんの爆発的発症の事実をどのように書くかで編集部が大混乱に陥っているのだろう。
今までのように曖昧に『ほのめかす』だけで留め置くのか。それとも『日本の敗戦』をはっきり書くのか、何れかの決断が出来ないで右往左往。とりあえず『先送り』して誤魔化して日和見で時間を稼いでいる。
小児甲状腺がんの爆発的発症で一億総現実逃避に走る日本ですが、フクシマは加速度的に益々悪化するばかりで損害が天文学的に積みあがる。
安保法制は、制定しても実践しなけりゃそれまでのもの。でも福島は引くも進むも不能状態。福島絡みでは飯山一郎氏が一人気を噴いてますが、彼のブログは「真偽への懸念」に対しての配慮がイマイチのようで、惜しいと思えてしまう。
東京オリンピックの開催をめぐって、友人と賭けをしています。私は開催不能にビールを一ケース。ますます確信が深まってきたので今度会ったらウイスキーも追加しようとおもう。
議事堂デモがあちら側からも密かにバックアップされてるのかなー?と懸念をしています。誘導しだいではガス抜き効果も多大ですし、、、、。願わくば国会前の熱が福島への関心にも移行して高まることを願う今日でした。
http://www.asahi.com/articles/ASH805SMGH80UGTB00M.html
「福島県は31日、東京電力福島第一原発事故による健康影響を調べる甲状腺検査で、今年4月から6月末までに新たに1人が甲状腺がんと診断されたと発表した。(後略)」
との記事です。
新聞紙(大阪版)では数行のベタ記事で済ませています。ことさらの矮小化を狙った悪意さえ感じます。
というか、70年目の玉音放送はあまりにも音が小さく、また、私たち自身の知性も劣化しているのでしょう。
報道ステーションは今確認したのですが、2014年4月からの2回目検査で25人になったとのことで、うち23人は1回目は健康だったとのことです。私に言わせればあきらかに多発と言わざるをえないです。
前回5月からは10人が増えたそうです。
http://mainichi.jp/select/news/20150901k0000m040109000c.html
「福島県:子供の甲状腺がんと原発事故の関係調査へ ◇健康調査データから分析研究チームを福島県立医大に発足」との見出しの記事の4段落目(最後の段落)にとって付けたように触れています。
なお、東京本社版9月1日朝刊記事は、26面(社会面)に縦長で6段の形です。
ところで、インターネット版の見出しのほうは、朝刊記事の見出しと比べると、「関係調査へ」「研究チームを福島県立医大に発足」というふうに変えられていて、これから調査の方向という印象が加えられました。
気になる4段落目(最後の段落)の内容の書き方ですが、先に「新たに1人が甲状腺がんと診断された…」と書いてから、一番最後に「がんの疑いも9人増えて19人となった。【小林洋子】」と書いてあります。「がんの疑いも9人」についてはなるべく触れたくなく、後回しにしたいようです。
それにしても護憲左派の政治ブログが無残ですね。
基本的に何が大事で有るかの物事の優先順位というか、最も大事な政治判断が出来ていないのです。
しかし、貧すれば鈍すとはいうが、
それにしても飯山一郎氏は駄目ですよ。
確かにこの人物はフクシマの問題では積極的に取上げてはいいるが・・・
9・11事件でのベンジャミン・フルフォード氏と同じ役割を演じています。
このベンジャミン・フルフォード氏は経済誌「フォーブス」アジア太平洋支 局長の経歴が示すように経済には詳しいし、
『ヤクザ・リセッション~さらに失われる10年~ 』のように、日本の場合表社会と裏社会がズブズブの関係である不思議世界も知っている。.
9・11でも実に素晴らしい見解をしているのですが・・・
残念ながら純粋水爆などと出だして真面目な9・11事件の真相解明に致命的な打撃を与えているのですよ。
たぶん彼はCIAのエージェントですよ。
飯山一郎も同じでフクシマの放射能の被害を取上げて信用させて、乳酸菌で除染するとのトンデモで商売しているのですよ。もう無茶苦茶なのです。
反原発運動の仲間では無くて、致命的な打撃を与えているベンジャミン・フルフォード氏と同じ役割を演じているのです。
もしも細菌で放射能が除去できるなら、飯山一郎はノーベル賞が10個ほどまとめてもらえます。
事ここにいたってはもう口先だけの言い訳は利かないでしょう。
もう、事実は明らかなのです。
京大の小出裕章さんは、フクシマの放射能に被害について汚染されたふるさとの地元にそのまま、『残れば体が壊れる』が、逃げれば生活基盤が破壊されるので結果的に『心が壊れる』と指摘していますが、まさに真実そのものでしょう。
元々東北地方には昔から『津波はてんでんこ』との言い伝えがある。
将来が有る子供達だけでも『てんでんこ』、に逃げるのが大切でしょう。
ご紹介のこの朝日新聞記事ですが、これは悪質ですね。
福島検討委ですが、『確定』とか『疑い』とは言うが、今回の朝日新聞記事のように『小児甲状腺がんと診断した』とは一回も言っていないのですよ。
と言うか、そもそも『確定』も『疑い』、も医学的な診断結果は同じで、違いは全摘出手術のビフォーアンドアフター (Before-After)である恐るべき事実は、福島県の甲状腺検査の責任者だった、鈴木真一福島医大教授が公式に認めている、
関係者なら誰でもが知っている事実ですよ。
それを今更、この期に及んでも、白々しくも大嘘を付くとは世も末である。
『新聞紙(大阪版)では数行のベタ記事』ですが、
私も可也の時間を浪費して毎日新聞を調べたのですが、見つからない。
毎日にしろ朝日にしろ、西日本版と東日本版で違いがあるだけでは無くて、遅番と早番でも違っている場合も有る。もちろん紙面とネット記事が微妙に違うなどは常識の範囲で、複雑怪奇。基本的に知らせたくないが、アリバイ作りで仕方なく誰にも分からないように工夫しているのです。
東京オリンピックのエンブレムを発表した日には、国内外のマスコミを大勢呼んで発表しているのにも係わらず、
新聞もテレビも、日本国のマスコミは誰も報道しなかったのですよ。
何かを極端に怖がっているのです。
やっと、報道しだしたのはベルギーの劇場のロゴとそっくりで、パクリを訴えられてからの話なのです。
しかももっと不思議なのはそもそもTの文字がTomorrow(近い将来)だったロゴのコンセプトは、国内のマスコミは未だに誰も報じない。
5年後の東京でオリンピック開催など夢のまた夢で有る事実を。マスコミの全員が知っているのですよ。
ところが全員が挙国一致で必死になって隠しているのですから色々な辻褄の合わない不思議が発生する。