逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

山口組が分裂、維新も分裂、放射能で植物まで分裂

2015年08月30日 | 社会
福島の原子力発電所の近くで、2つの花と4本の茎がつながって成長している奇形のデイジー
今年7月には『福島の近くで奇形の花が発見された』と海外の大手ニュースサイトdailymail.co.ukが報道して世界的に大きな話題になっていた。

『とうとうネタ切れのマスコミ』

既に政界引退を表明している橋下徹が、いまさら維新の会の最高顧問を辞任したと発表したからと言って、果たしてニュースと呼べるだろうか。
ところが毎日新聞など日本を代表する一流全国紙がこぞって第一面に大きく掲載するのですから不思議だ。余程記事にするだけのニュースが無いのだろうか。(あるいは、よほど本当に大事なニュースを報道したくないのだろうか)
橋下徹大阪市長の生まれ故郷で松井大阪府知事の地元でもある大阪府八尾市市長選の維新と反維新統一候補との一騎打ちでは、ダブルスコアの大差で敗北するなど凋落がいちじるしい維新ですが、今度は関西限定の地域政党『大阪維新』を立ち上げて独立(東西分裂?)するらしい。
大阪府下では維新が飛ぶ鳥を落す勢いだった時でも、隣接する兵庫県の尼崎市や宝塚市の市長選で惨めに敗北している。
大阪ブランドの分裂維新(大阪維新)が今後全国政党に成長する見込みは無い。それなら維新分裂は大阪の限定のローカルニュースであり、全国紙が報じるだけの値打ちはゼロである。
29日付け毎日紙面の扱いですが、この維新の分裂を報じた第一面だけでは無くて4コマ漫画が有る社会面でも大きく取り上げているが、この維新の分裂記事の横には山口組の分裂が報じられていた。
毎日編集部が意識して維新と山口組の分裂騒ぎを二つ並べて紙面を作成していたとしたら、これは傑作である。
同時に発生した山口組と維新の分裂騒ぎですが、ほぼ同一の原因で発生しているのですから面白い。

『日本のマスコミの腐敗堕落が止まらない』

日本を代表する権威と伝統を持ち、社会全体に対して重い責任がある一流全国紙が、胡散臭い無責任記事を面白おかしく書くことで商売している何の権威もない3流週間紙と同じ手法を使っているのですから情けない。
8月30日の毎日新聞では橋下徹と松井一郎が枚方市で街頭演説して何ヵ月後には全国政党の大阪維新の会を立ち上げると発言したことを受けて、『維新分裂』との大見出しを掲げているが、丸っきり三流週刊誌の真似である。
何か明確な敵を認定し『悪』『馬鹿』と単純明快に断定して、それを叩くことで今までは向かうところ敵無しで連戦連勝していた維新だが、此の頃は各種選挙で負け続けている。
そして、現在は枚方市長選の真っ最中。
今回の人口40万人の大阪府枚方市長選で負ければ維新は今度こそご臨終であり、橋下や松井は懸命になって維新候補を応援しているのだが、なんと今回はマスコミまでが二人三脚で維新の話題作りに懸命になる。
(毎日新聞の記事でも、枚方市長選の応援演説での発言だということは、小さく書いているので事情を良く知る人が注意して読めば分かるが、善良な普通の読者では誰も裏の仕組みに気がつかない)
詐欺的な三流週間紙のあざとい手法なのだが活字離れが言われだして久しい今の日本では、ここまで悪どい裏技を使用しないと新聞が売れないのだろうか。
有権者の投票行動に一番影響が有る大事な投票日(8月30日)当日の朝刊に大々的に維新の選挙演説『橋下らの大阪維新の会の立ち上げ』(選挙の応援の口から出まかせの法螺話)の宣伝を行った日本国のマスコミですが、公職選挙法に明らかに抵触する違法行為である。

『そっくり同じ、維新と山口組の分裂の動機』

神戸に本部が有る山口組の現組長の篠田建市(通称・司忍)六代目組長は名古屋市が本拠の弘道会出身で、元々の本拠が有る神戸など関西の暴力団の不満が募っていた。前組長の出身母体である神戸の山健組や宅見組が神戸山口組を名乗って分裂を策動しているのである。
維新も現代表の松野 頼久は大阪とは縁が薄い結いの党出身であり野党再編を目指して民主党などとも近いが、山形市長選で自民公明候補と民主党など四野党の統一候補の激突で維新は一旦は自主投票と決まったが柿沢幹事長が応援演説に山形入りする。
元々の本拠地だった大阪の松井知事(元維新の会幹事長)が主導権を握ろうとして、野党統一候補を応援した柿沢未途幹事長の首を取ろうと何時もの橋下徹を真似て、『赤ん坊でお子ちゃまで、わがまま』と口汚く攻撃を開始したが失敗し、仕方なく今度は現執行部に反旗を翻して分裂した。
誰かを標的に情け容赦なく噛み付くことでマスコミの寵児となり有権者の人気を博していた『維新の会』の分裂ですが、日本最大の暴力団山口組の分裂とそっくり同じ構造である。
本家意識の大阪(神戸)組みが、関西とは縁が薄い組織トップに噛み付いたところも同じなら、今まで成長していた組織に陰りが見え出し先細り(全体のパイが縮小)したところも同じである。(暴対法の締め付けで収入が減小し組織運営費の比率が上昇。山口組本部への上納金にまで困る組が続出している)

『組織暴力団を合法化した日本の腐敗堕落』

そもそも今の日本人は大きな誤解をしているが、世界広しとは言え我が日本国のように凶暴な組織暴力団を合法化している国は何処にも無い。
外国ではシチリアのマフィアでもアメリカンマフィアでもコロンビアのメディジンカルテルでも同じで非合法組織なので、日本の山口組のように正式な組事務所もないし看板も掲示したくても出来ない裏組織。
外国では日本のよう暴力団の構成員が、街中で組バッジを公然と付けていて逮捕されないなど有り得ない話である。
ところが日本ではヤクザが合法化されている『不思議の国』なので、世界一の巨大な暴力団である山口組は菱の代紋の威力で堂々と違法行為が行えるのである。
ヤクザを非合法化すれば地下に潜りより凶悪化するとの説ですが、これは麻薬禁止と同じで確かに非合法化すれば地下に潜り凶悪化するのは事実だが、今の様な合法化の弊害よりも確実に被害が小さい。(覚醒剤が合法だった昔は主婦や学生にまで、社会全体に中毒患者が蔓延していた)
今の日本のヤクザの合法化とは、覚醒剤やコカインやヘロインなどのハードドラックの合法化と同じ種類のとんでもない間違いであり、その弊害は計り知れないほど大きい。
(大麻の様なソフトドラックを合法化している国は有るが麻薬や覚醒剤の様なハードドラッグの合法は有り得ない)
日本の暴力団合法化には歴史的なとんでもなく長い経緯があり、江戸時代にはヤクザの親分が岡っ引きとして街の治安維持に当たっていたし、敗戦以前は政友会と民政党の二大政党双方が住吉会など関東の暴力団組織を糾合し下部組織化していた。
表社会が裏社会を公然と利用する日本の恥ずべき伝統はアメリカ軍に負けたぐらいでは無くならない。それ以後も現在まで延々と続いているのである。
敗戦後の闇市を支配した戦勝国民の朝鮮人を押さえるために警察が山口組等の暴力団の力を利用した。このことから我が日本国では保守政党とヤクザ、警察権力と暴力団との癒着が生まれて、その腐れ縁が現在まで続いているのであるから根が深い。



(福島第一原発周辺の高濃度汚染地域で見つかった枝が分裂して成長が出来ない奇形のモミの木)

『とうとう時間切れで、あの極悪原子力ムラの環境省までがフクシマの放射能被害を認める』

日本を崩壊の瀬戸際に 追い込んだ極悪利権集団の原子力ムラの本拠地とも言われていた内閣府や経済産業省の原子力委員会や資源・エネルギー庁は未曾有の3・11のフクシマの核事故発生で解体、縮小されたが村人が絶滅したわけでは無くて今でも健在で以前の生息地から移動して、なんと環境省に潜り込み少しも懲りることなく以前と同じ安全神話を垂れ流していた。
野田佳彦による福島第一原発の、『なんちゃって冷温停止』宣言の一周年目の記念日に行われた衆議院選挙で首相に就任した安倍晋三が、北朝鮮の三度目の核実験のドサクサに紛れて発表された『3人確定、7人疑い』(小児甲状腺がん10人発症)を誤魔化す目的で、環境省は『3県調査で福島県は他県と違いが無い』との摩訶不思議なインチキ発表を行っている。
その極悪原子力ムラの有力な一員である環境省が、今回限定的ではあるがフクシマの放射能被害での植物の奇形の事実を認めたのは驚きである。
それだけ、もうフクシマの放射能被害は隠せない最悪のレベルに達したと言うことでしょう。
フクシマの放射能被害ですが今までも昆虫やネズミや野鳥などの小動物の異常や家畜の白斑、野生のニホンザルの白血球の減少など数々の放射能被害の報告が各研究者からなされているが、メルトダウンから四年が経過して最早時間切れアウトなのである。

『フクシマの放射能被害を報じたマスコミ報道』

毎日新聞(2015年08月28日)は『モミの木:福島で生育異常が増加…線量高い場所ほど多発』との見出しで、放射線医学総合研究所の渡辺嘉人主任研究員らが28日、英科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した調査結果を報道する。
先端の「主幹」と呼ばれる芽がない、先端が二つに分裂した生育異常を起こしたモミの木は、放射線量が最も高い大熊町の調査地(毎時33.9マイクロシーベルト)では97.6%で、ほぼ全てのモミの木が異常だった。
放射線量が毎時19・6マイクロシーベルトでは43.5%。
毎時6.85マイクロシーベルトでは27%。
毎時0.13マイクロシーベルト(北茨城市)では5.8%。
放射能の強弱と異常率の高低がピッタリ一致している。
今回の研究発表ですが、主幹がないと生育が止まるが、放射線量とモミの木の異常の出現率にははっきりとした相関関係が存在することは明らかである。
ところが毎日新聞は、
『放射線量が高い場所ほど異常な木の割合が高く、放射線の影響の可能性がある。チームは「放射線との因果関係やメカニズムを解明するにはさらに研究が必要だ」としている。』
と口先だけで、今までのように放射能の影響をあくまで否定しているのであるから情けない。
この期に及んでも往生際が悪過ぎる。
もはや日本国のマスコミは報道機関では無くて政府権力の『安全安心。心配ない』とのプロパガンダ機関であることは明らか。
日本人の知的劣化が止まらない。
70年前の玉音放送でヒロヒト天皇は降服とも敗北とも終戦とも『一言』もいわなかったが(小数の愚か者を除き)聞いた日本人の全員が即座に大日本帝国の負けを自覚した。
ところが70年が経過した今の日本人は政府が(何時ものように遠まわしではあるが)一生懸命に日本の無条件降服を説明しているのだが聞く耳を持たない。
マスコミは降服を拒み未だに徹底抗戦(一億玉砕、本土決戦)を勇ましく叫んでいるのである。
明日の8月31日に福島県検討委の小児甲状腺がんの最新発表が行われるのですが、今度はもう少しはっきりと『日本の敗戦』が分かるような確実な表現が行われるかも知れない。
検討委ですが1年も前に玉音放送を行っていたのだが、70年前のヒロヒトの玉音放送と同じで『日本が負けた』とはっきり言わなかった(なんとも曖昧な婉曲表現だった)ために日本人全員が今まで無視して済ましていた。

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10 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-08-29 17:05:38
ヤクザの合法化?暴対法も知らんのか?
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東電では無理 (ましま)
2015-08-30 06:43:03
また汚染水を海に。東北に振った雨量が想定を超えたため排水溝の溝があふれ、別の場所から海に入った。

また「想定外」ですか。こんなことを続けていると、住民訴訟で原告側有利になりますよね。

それとも裁判所まで原子力村民になってしまうか?。
返信する
合法安倍晋三総理大臣 (天野)
2015-08-30 08:03:57
日本国ではパチンコや飛田新地が合法のようです。※江戸時代の吉原を想像させてくれる。
安倍晋三が総理大臣に就任するのも合法です。
放射能垂れ流しの東電も合法組織です。
組織的ヤクザも看板変えりゃ合法です。非合法という合法といった、パラドキシカルな感じでしょうが。
腐りきった神奈川県警も合法です。※痴漢しようが泥棒しようが殺人しようが飲酒運転しようが捜査費チョロまかそうが合法です。

私の頭では合法とか非合法で、ものの善悪を判断は出来ません。特に最近は。
※人間社会に法は大事なものだと思います。
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これが今の日本の現状 (宗純)
2015-08-30 11:24:18
頭が空っぽで目が節穴。
何も考えない脳みそが腐っているB層の代表である、Unkno君の低級な落書きは見つけ次第、
便所落書きとして掃除しているのですが、今回は悪い見本として大事に残しておきましょう。
この愚か者は匿名だから分からないと思っているようだが、グーグルブログにはリアルタイムアクセス解析で、『あしあと』として当ブログに訪れているユーザーIDを表示する機能が有る。今後悪戯が目に余るようならIDの公開のお仕置きも有り得ると心得るべきでしょう。昔から喧嘩と結納は倍返しと相場が決まっています。
(本人に嫌がらせの心算なのだろうが、実は内心では喜んでいる。
右翼に嫌われたり妨害されない左翼などは左翼では無くて偽者なのです)

実は、これが今の日本の置かれている悲惨な現状なのですから、幾ら否定しても意味が無い。
漢字がまともに読めない麻生太郎は、『新聞は見出ししか読まない』と自慢していたのですが、・・・
実は日本人の多くも見出ししか読まない。
あるいは、記事を読んでも見出しに影響されて、中身を読み間違う。
もちろん低脳のUnkno君も見出ししか読まないから、暴対法がヤクザを合法化している事実を知らない。
ほんの少しでも、記事さえ読めば、自分の間違いに気がつくのだが、永久に自分も間違いに気がつかない。

ヤクザ・リセッション、日本の暗く深い闇
2011年10月22日 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/96d9771c2c93fea1b23236b658833ed1

この『ヤクザ・リセッション、日本の暗く深い闇』には今回以上に懇切丁寧、日本がヤクザを合法組織として扱っている不思議をアホでも判るように書いているのだが、・・・・
それでも記事を読まない横着な読者がコメントしてくる。この大馬鹿者ですが、これが日本人の一般の善良な市民の典型なのです。
何とも情けない話ではある。
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ゾンビ企業 (宗純)
2015-08-30 11:35:49
ましまさん、コメント有難う御座います。

慶應義塾大学経済学部教授の金子勝ですが、東京電力は到底支払い不能の膨大すぎる損害賠償とか、メルトダウンした福島第一原発の終息作業の見通しが少しも立たない現状は、完全な債務超過で企業として完全に倒産しているのに、日本政府が公的資金を注入することで、無理やり生かしているゾンビ企業であると言い切っているが、まさに至言。
相手が何しろ生ける死体であるゾンビなのですから、まともの常識が通じないのは当然なのです。
少しも不思議ではない。
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目から鱗 (宗純)
2015-08-30 11:50:12
天野さん、コメント有難うございます。

人間長生きはするものですね。つい最近に目から鱗で、長年の疑問が氷解して実に気分が良い。
なるほど。なのですから嬉しいかぎりである。
世界有数の軍事力を持つ自衛隊が、ニホン国憲法の9条に違反しないとの摩訶不思議な馬鹿話の種明かしが、今回の安倍晋三『なんちゃって平和法案』の国会審議で明らかになったのですが、
自衛隊法の主語は『自衛隊』では無くて、『自衛隊員』なのですよ。
大砲をぶっ放そうが戦闘機を飛ばそうがイージス艦がミサイルを撃とうが、実は自衛隊が行う武力行使では無くて、
なんと何と、自衛隊員個人個人が行うものであり、
警察官などが刑法の正当防衛の範囲で行う、武器の使用なのですよ。
なるほど。日本には軍法会議が無い理由は自衛隊員とは今でも警察予備隊の隊員であり予備警察官扱いなのですね。
自衛隊としての武力の行使は明確に憲法の9条に違反するが、
自衛隊員個人が正当防衛で武器を使ったなら9条には違反しない。
擬装国家、此処に極まれりで、なんとも愉快ですね。笑っている場合では無いのですが。
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Unknown (農婦)
2015-09-03 20:46:21
確かに、だけど負を負うのは底辺層の人間だけです。それ以上の人達は、負を負う事もない人達と負を負う人と二分化されます。安倍晋三、小泉純一郎ががやったことが今です。気がつかないように殺人をしている政府。でも、気がつき始めてます。安倍晋三は戦争法案を成立させてすぐ辞任するでしょう。大変な時代ではありますがうましかの晋三がいなくなっただけでも、一縷の望みを私達は持たなければ
返信する
1年遅れた世界の終り、神々の黄昏ラグナレクの日 (宗純)
2015-09-06 15:49:02
農婦さん、コメント有難う御座います。

北欧バイキングの神話では、世界の終りのラグナレクの日は2014年2月22日だったらしいが、日本の終りは到底避けれない。カタストロフィは目の前ですよ。
ラグナレクの日(世界の終わり)は2014年2月22日
2014年01月02日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/303cc30085bfc2541174fe78e3414eef

神々の黄昏(世界の終わり)ラグナレクの日は日本だけの話では無くて、いま世界規模で起きているのです。
今のヨーロッパはえらいことになっていますが、
原因はアメリカが次々と自分の気に入らない政権をぶっ潰すので、これ等の国々の国民たちが住めなくなったので仕方なく故郷を捨てて、ドイツなど欧州を目指しているが、
そもそもが命がけの脱走なのですから、鉄条網程度では到底防げない。
下手人であるアメリカは大西洋を隔てて大きく離れているので、騒動に巻き込まれずに済んでいる。
ある種の愉快犯なのですが、アメリカの目的はたぶん、今のアメリカ経済が崩壊しつつつある現実の目くらまし、偽装工作なのです。

今の難民の洪水ですが、これはローマ帝国を滅亡させたゲルマン人の民族大移動と同じ種類の話ですよ。
同化政策を受け入れる今までの移民とは性質が違い、彼等は自分たちの文化や宗教を捨てる心算はさらさら無い。
命の危険があるから仕方なく移動しただけで、ドイツなど欧州の文化の優位性を認めたからではないのです。
ですから今までにあった個人の移民とか亡命とは性質が違い、民族集団として移動しているのですから、これは2000年前と同じような欧州全体の大変革に繋がるでしょう。

これまでも英仏などで移民二世の若者たちが暴動やらテロやら、色々な大問題が起きているのですが・・・
親の世代の移民一世は、自分たちを受け入れたイギリスやフランスに感謝しているのですが、
対象的に子世代では感謝どころか、
差別に怒りを募らせる。
暴れる若者たちですが、基本的に仕事が無いので失業中なのです。
暴動は当然であり、サルコジのように力で抑えればもっと過激化してテロに走る。
英仏に比べドイツが比較的良いのは経済が好調で失業率が低いからでしょう。
日本以上に少子高齢化が進む韓国ですが、欧州のように大量の外国人労働者を受け入れているのに、何故か欧州のような問題が起きていないのですが、
この秘密は簡単で、
韓国では昔の南アのアパルトヘイトのように外国人労働者に対して人権とか生活保護が無いかららしい。
今の欧州では建前として人種差別は御法度であり、全ての市民に対して生活を保障しているが、これでは移民の洪水(民族大移動)は必然でしょう。
今まではまがりなりにも、北アフリカとか中東の政府が健在だったから、起きなかっただけなのです。

それを思えば、アメリカの責任はトンデモナク大きい。
過去にはベトナム戦争の敗北でCIAが雇っていたラオスの山岳民族のバンパオ将軍のメオ族特殊部隊を家族と共に5万人アメリカに亡命させているが、アメリカに移り住んでも今までと同じように麻薬の売買などを繰り返し問題化している。

後始末ですが、アメリカが引き受ける気はゼロですよ。
何しろ最初の動機が自分の国が崩壊しているのを誤魔化す目的なのですから、騒動自体が目的なのです。

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放射線量が低いから安全か? (避難放浪民)
2015-10-26 15:04:50
福一から90km程の栃木県内で奇形魚(コバルトブルー/イルカ顔の鮎)が確認されとる。今まで、政府&原子力村のでたらめな説明に騙されてきただけだろ。奇形魚地域の自宅を放棄して避難放浪中である。「美味しんぼ」なる漫画が鼻血描写で炎上騒ぎになったが、実は栃木県大田原市内ですら、鼻血が多発するようになっている方がおる。原発再稼働や福一周りへの帰還なぞ狂気の沙汰
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毎日新聞の不思議な記事 (宗純)
2015-10-26 16:13:04
避難放浪民さん、はじめまして。コメント有難うございます。

10月26日の毎日新聞に『36%年1ミリシーベルト被曝』『福島第一原発事故 救援の警官ら』との不思議な記事が掲載されているのですが、
そのなかに、
『警察官・消防隊員約170人。全員が全面マスクと防護服を着用していたので内部被曝はゼロと想定し、個人線量計のデータ(外部被曝)だけを集計した。』
とあるのですね。
大手マスコミがHP(放射性微粒子 ホット・パーティクル)を間接的ながら認めた意味は大きいでしょう。
『防護服』などと呼ぶから放射線防護服と勘違いする。(正しくは放射能汚染物質微粒子の防護服である)
原発作業員にとっての最大の問題点は政府やマスコミの宣伝する(測定しやすいし、目立つ)ガンマ線の外部被曝では無い。
漫画『美味しンぼ』に描かれていた福島第一原発事故後の放射能の被害の一つの『鼻血の原因』であるHP(ホット・パーティクル)によるアルファ線の内部被曝を防ぐのが全面マスクとか防護服の本当の役目なのです。
そして、外部被曝は有る程度正確に測ることが可能だが、HPによる内部被曝は不可能に近い難事業。だから丸ごと今までは無視していたのです。
防護服に全面マスクの警察官や消防士の数はたったの170人で、後の大多数の警察官も消防士も放射能防護は何もなし。外部被曝に丸ごと曝されていた。もちろん一般市民も同じで何の危険性も知らされずに危険なHPに丸々曝されていた。これでゃ被害が出ないはずが無いのです。
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