『原子炉注水、1時間停止=作業員がスイッチに接触-福島第1原発3号機・東電』2016/12/05時事通信
東京電力は5日、福島第1原発3号機で原子炉への注水が約1時間にわたり停止したと発表した。3号機では事故で核燃料が溶け落ちており、冷却に必要な注水量が確保されていない状態となった。
東電によると、5日午前10時すぎ、3号機の原子炉注水用ポンプが停止。同11時前に別の注水用ポンプを起動し、原子炉の冷却は再開された。同原発敷地内の放射線量などに大きな変化はない。
当時、定例点検していた協力企業の作業員が3号機の注水ポンプのスイッチに左肘をぶつけ、スイッチのカバーが破損したといい、東電はこれが停止の原因とみている。
3号機では原子炉に毎時4.2トンの注水が行われていた。注水再開後は同4.4トンに増やした。
12/05時事ドットコムニュース
『3号基の給水停止を第一面で大きく報じた日本共産党機関紙しんぶん赤旗の深謀遠慮』
全国紙やテレビなどのマスメディアでは時事通信の簡単な記事を無視するか、小さく(そのまま)報じる程度なのですが、今回は日本共産党機関紙(しんぶん赤旗)だけが他に比べて詳しく報じていた。
しかも掲載した場所が一番目立つ新聞の顔とも言うべき第一面である。
そもそも5年半前のレベル7の未曾有の核事故発生から現在まで絶えることなく、東京電力が今も続けている原子炉圧力容器への注水ですが日本国のタブー中のタブーとして基本的にマスコミが報じない。今回も大部分の新聞社は(時事通信が配信した)前代未聞の給水停止を報じていないのである。
では何故原子炉圧力容器への注水がマスコミの最大のタブーになっているかの不思議の原因ですが、そもそも東京電力が5年と9ヶ月も続けている冷却水抽入とは『崩壊熱の除去が目的だ』と発表されているからなのです。
臨界が安全に止まった後も冷却しないと、最大では3分の1もの部大な崩壊熱により核燃料棒がメルトダウンすることは今では日本人全員が知っている。
ただし、崩壊熱は急激に減少していくし、そもそも2012年12月16日の民主党野田佳彦首相による『冷温停止状態』宣言と明らかに矛盾している(辻褄がまったく合わない)のでマスコミの全員が怖がって発表出来ないのである。
今もフクシマの爆発事故当時と同じ水量を原子炉に注入している原因ですが、これは東電とか規制委(日本政府)が福島第一原発の再臨界を恐れている以外の答えは無いのである。(崩壊熱だけなら爆発事故当時から5年9ヶ月も時間が経ったので数万分の1にまで小さくなっている)
しかし再臨界の危険性の怖ろしい事実は誰も認めない。(フクシマの深刻過ぎる事実を認めるだけの勇気が誰にも無い)
野田佳彦の悪質な印象操作である『冷温停止状態』を発表する少し前から、マスコミは一斉に今までの原子炉の数え方をそれまでの『基』から小さなイメージの『機』に横並びで変えている事実から分かることは、今のマスコミによるフクシマの報道とは全部がアンダーコントロールされた大本営発表の事だった。真実ではなくて日本国政府のプロパガンダなのである。
『Web上に無いので赤旗の第一面の記事を文字起こしすると、・・・』
12月5日付け『福島第一3号機注水1時間停止』との赤旗記事の中から、他のマスコミが書かなかった部分を抽出してみると恐ろしい事実が明らかになる。
そもそもこの注水の目的とは、『東京電力福島第一原発3号機原子炉で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷却するための注水』だった。
ところが、『東電は、注水中止からしばらく事態を把握できず、自治体などに通報が必要な重大事態だと判断したのは約30分後でした。』という体たらく。危機管理が成っていないのである。
そもそも、『3号機では毎時4・2トン注水していました。東電によると、原子炉への注水は、2013年に瞬間的に止まったことはあるものの、長時間の停止は今回が初めて。』
東電にとっても予期せぬ大事件だったのである。
何しろ、『再開が1時間後となったことについて「現場の安全を確認するまで時間がかかった」と説明しています。』何と、原発作業員の危険性まであったのですから怖ろしい。
もっと恐ろしいのは、この後に続く記述である。
『東電は、注水が止まった場合、原子炉底部の温度が最大で1時間当たり5・3度上昇すると推定。今回、注水停止時は23・1度で、再開後も(温度が)変化しておらず、3号機では溶け落ちた核燃料が圧力容器内にほとんど残っていない可能性との見方を示しています。』
東電も原子力規制委も政府経産省(エネルギー庁)も同じで誰一人今の福島第一原発の正しい状態を把握しているものがいない手探り状態。一人として事故の姿を理解出来ない『ど素人』ばかりなのですから、これでは正しい対策の立てようも無いのである。
『遮水効果あらわれぬまま 凍結範囲を拡大/東電福島第一 凍土壁』しんぶん赤旗
2016年12月7日には前日に続き東京電力福島第一原発を赤旗が大きく取り上げている(ただし今度は社会面)のですが、・・・この記事もWeb上に無いのですから面妖である。
しかも内容的に汚染水問題を取り上げているのに『地下水だ』との今迄のマスコミや東電の意識的誤報をダラダラと垂れ流す。前日の3号基への1時間当たり4トン(全体なら1日400トン)の冷却水の注入している事実に一切目をつぶるという不真面目な代物だった。この赤旗記事は汚染水が地下水由来だと読者を誤解の迷宮に誘い込む大手全国紙と同じ内容なのですが、水量などの数値が不思議なことに大きくに違っている。
ただし、『遮水効果あらわれぬまま 凍結範囲を拡大/東電福島第一 凍土壁』との、しんぶん赤旗の横には同じく『福島第一またトラブル』『汚染地下水処理施設で漏水』と福島の深刻な有様を報じていた。それとなく、日本の敗戦を知らせるとの1945年8月10日以後の摩訶不思議な内務省通達を実行しているのでしょう。
記事の最後に、
『凍土壁の遮水効果をめぐり、これまでの原子力規制委員会の検討会では、委員や外部専門家から「期待しない」「破綻している」なその声が上がっていました。』と書いてあるが、まさに、そういうことなのです。
『東京新聞が独自に東京湾の放射性セシウム濃度を調査』 川が新たなセシウム運ぶ 12月2日東京新聞
東京新聞が独自に東京湾の放射性セシウム濃度を2014年と2015年に調査して、今年(2015年)で3回目。今回の調査結果では、千葉県の印旛沼につながっている花見川が最も高い濃度(最大で789ベクレル/キログラム)が観測されている。
東京の荒川や隅田川でもセシウム汚染が継続的に供給され続けていて東京湾の海底の表層から30センチは放射能汚染が確認された。
荒川や隅田川、神奈川県の鶴見川では数値が上下していてほぼ横ばい状態であり、放射御汚染が減っていると確認出来る場所は何処にも無い状態だった。
特に問題だと思えるのは、多摩川では2014年(89~135)、2015年(84~122)、2016年(109~128)とフクシマの核事故から5年半の年月の経過とともに放射能汚染が弱まるどころが逆に蓄積して汚染量が拡大していることであろう
東京電力は5日、福島第1原発3号機で原子炉への注水が約1時間にわたり停止したと発表した。3号機では事故で核燃料が溶け落ちており、冷却に必要な注水量が確保されていない状態となった。
東電によると、5日午前10時すぎ、3号機の原子炉注水用ポンプが停止。同11時前に別の注水用ポンプを起動し、原子炉の冷却は再開された。同原発敷地内の放射線量などに大きな変化はない。
当時、定例点検していた協力企業の作業員が3号機の注水ポンプのスイッチに左肘をぶつけ、スイッチのカバーが破損したといい、東電はこれが停止の原因とみている。
3号機では原子炉に毎時4.2トンの注水が行われていた。注水再開後は同4.4トンに増やした。
12/05時事ドットコムニュース
『3号基の給水停止を第一面で大きく報じた日本共産党機関紙しんぶん赤旗の深謀遠慮』
全国紙やテレビなどのマスメディアでは時事通信の簡単な記事を無視するか、小さく(そのまま)報じる程度なのですが、今回は日本共産党機関紙(しんぶん赤旗)だけが他に比べて詳しく報じていた。
しかも掲載した場所が一番目立つ新聞の顔とも言うべき第一面である。
そもそも5年半前のレベル7の未曾有の核事故発生から現在まで絶えることなく、東京電力が今も続けている原子炉圧力容器への注水ですが日本国のタブー中のタブーとして基本的にマスコミが報じない。今回も大部分の新聞社は(時事通信が配信した)前代未聞の給水停止を報じていないのである。
では何故原子炉圧力容器への注水がマスコミの最大のタブーになっているかの不思議の原因ですが、そもそも東京電力が5年と9ヶ月も続けている冷却水抽入とは『崩壊熱の除去が目的だ』と発表されているからなのです。
臨界が安全に止まった後も冷却しないと、最大では3分の1もの部大な崩壊熱により核燃料棒がメルトダウンすることは今では日本人全員が知っている。
ただし、崩壊熱は急激に減少していくし、そもそも2012年12月16日の民主党野田佳彦首相による『冷温停止状態』宣言と明らかに矛盾している(辻褄がまったく合わない)のでマスコミの全員が怖がって発表出来ないのである。
今もフクシマの爆発事故当時と同じ水量を原子炉に注入している原因ですが、これは東電とか規制委(日本政府)が福島第一原発の再臨界を恐れている以外の答えは無いのである。(崩壊熱だけなら爆発事故当時から5年9ヶ月も時間が経ったので数万分の1にまで小さくなっている)
しかし再臨界の危険性の怖ろしい事実は誰も認めない。(フクシマの深刻過ぎる事実を認めるだけの勇気が誰にも無い)
野田佳彦の悪質な印象操作である『冷温停止状態』を発表する少し前から、マスコミは一斉に今までの原子炉の数え方をそれまでの『基』から小さなイメージの『機』に横並びで変えている事実から分かることは、今のマスコミによるフクシマの報道とは全部がアンダーコントロールされた大本営発表の事だった。真実ではなくて日本国政府のプロパガンダなのである。
『Web上に無いので赤旗の第一面の記事を文字起こしすると、・・・』
12月5日付け『福島第一3号機注水1時間停止』との赤旗記事の中から、他のマスコミが書かなかった部分を抽出してみると恐ろしい事実が明らかになる。
そもそもこの注水の目的とは、『東京電力福島第一原発3号機原子炉で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷却するための注水』だった。
ところが、『東電は、注水中止からしばらく事態を把握できず、自治体などに通報が必要な重大事態だと判断したのは約30分後でした。』という体たらく。危機管理が成っていないのである。
そもそも、『3号機では毎時4・2トン注水していました。東電によると、原子炉への注水は、2013年に瞬間的に止まったことはあるものの、長時間の停止は今回が初めて。』
東電にとっても予期せぬ大事件だったのである。
何しろ、『再開が1時間後となったことについて「現場の安全を確認するまで時間がかかった」と説明しています。』何と、原発作業員の危険性まであったのですから怖ろしい。
もっと恐ろしいのは、この後に続く記述である。
『東電は、注水が止まった場合、原子炉底部の温度が最大で1時間当たり5・3度上昇すると推定。今回、注水停止時は23・1度で、再開後も(温度が)変化しておらず、3号機では溶け落ちた核燃料が圧力容器内にほとんど残っていない可能性との見方を示しています。』
東電も原子力規制委も政府経産省(エネルギー庁)も同じで誰一人今の福島第一原発の正しい状態を把握しているものがいない手探り状態。一人として事故の姿を理解出来ない『ど素人』ばかりなのですから、これでは正しい対策の立てようも無いのである。
『遮水効果あらわれぬまま 凍結範囲を拡大/東電福島第一 凍土壁』しんぶん赤旗
2016年12月7日には前日に続き東京電力福島第一原発を赤旗が大きく取り上げている(ただし今度は社会面)のですが、・・・この記事もWeb上に無いのですから面妖である。
しかも内容的に汚染水問題を取り上げているのに『地下水だ』との今迄のマスコミや東電の意識的誤報をダラダラと垂れ流す。前日の3号基への1時間当たり4トン(全体なら1日400トン)の冷却水の注入している事実に一切目をつぶるという不真面目な代物だった。この赤旗記事は汚染水が地下水由来だと読者を誤解の迷宮に誘い込む大手全国紙と同じ内容なのですが、水量などの数値が不思議なことに大きくに違っている。
ただし、『遮水効果あらわれぬまま 凍結範囲を拡大/東電福島第一 凍土壁』との、しんぶん赤旗の横には同じく『福島第一またトラブル』『汚染地下水処理施設で漏水』と福島の深刻な有様を報じていた。それとなく、日本の敗戦を知らせるとの1945年8月10日以後の摩訶不思議な内務省通達を実行しているのでしょう。
記事の最後に、
『凍土壁の遮水効果をめぐり、これまでの原子力規制委員会の検討会では、委員や外部専門家から「期待しない」「破綻している」なその声が上がっていました。』と書いてあるが、まさに、そういうことなのです。
『東京新聞が独自に東京湾の放射性セシウム濃度を調査』 川が新たなセシウム運ぶ 12月2日東京新聞
東京新聞が独自に東京湾の放射性セシウム濃度を2014年と2015年に調査して、今年(2015年)で3回目。今回の調査結果では、千葉県の印旛沼につながっている花見川が最も高い濃度(最大で789ベクレル/キログラム)が観測されている。
東京の荒川や隅田川でもセシウム汚染が継続的に供給され続けていて東京湾の海底の表層から30センチは放射能汚染が確認された。
荒川や隅田川、神奈川県の鶴見川では数値が上下していてほぼ横ばい状態であり、放射御汚染が減っていると確認出来る場所は何処にも無い状態だった。
特に問題だと思えるのは、多摩川では2014年(89~135)、2015年(84~122)、2016年(109~128)とフクシマの核事故から5年半の年月の経過とともに放射能汚染が弱まるどころが逆に蓄積して汚染量が拡大していることであろう
一番最初の2011年2月12日昼の1号基の爆発ですが、これはたぶん東京電力とか政府の、発表の通りで水蒸気爆発が正しいでしょう。この時の爆発の形状は横に噴煙は広がっただけではなくて、色が白っぽいのです。水蒸気爆発だった可能性が非常に高い。
しかし、それから二日遅れの14日昼の1号基の爆発規模よりも大きな3号基の大爆発ですが、垂直に吹き上げただけではなくて、色がまったく違っていた。
ほぼ真っ黒なのですから通常の水蒸気爆発とは思えない。この爆発には燃料プール内の使用済み核燃料が関係している可能性があるのですね。
この事実を隠す目的で、だから余計に1号基と同じ水蒸気爆発だと強調しているのでしょう。
私は三号機の燃料ぷ-るに、
566本の燃料棒があると言うことを信じません。
たまたま、岩田清さんのfacebookを見て、
ビックリしました。3月14日のすぐあとの写真があり、
燃料棒と直径6m位の円形の物が写っています。
岩田さんは5階の北西に燃料棒が有ったのでは
ないかと考えています。
私は6mの円形物がひっ懸かり、圧力容器の直径が6m
とむすびつくのでは、と考えています。
よろしくおねがいします。