![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3c/55156616a80c1951c9176aed4e67bd50.jpg)
『情報の非公開拡大懸念する声も[秘密保護法10日施行]』
『真珠湾の記念日の毎日新聞の奇襲攻撃??』
日本海軍による真珠湾奇襲攻撃から73年目の記念日である12月8日の毎日新聞オピニオン欄『情報の非公開拡大懸念する声も』[秘密保護法10日施行]』が特異である。
今まですべてのマスコミ(政府)は、特定秘密保護法が防衛、外交、スパイの防止、テロの防止の4部門の重要な情報を国が指定する『特定秘密』を守る為云々・・・としていたのに、この毎日記事では原発や放射能被害に限定して書いている。
『防衛、外交、スパイの防止、テロの防止の4部門』など一行も書いていないのである。
そもそも日米安保条約で軍事関連の情報は元々懲役10年の厳罰である。今回施行の特定秘密保護法とまったく同じで、少しも目新しくないのである。
今回の特定秘密保護法の特徴とは、一般市民に『隠す秘密』の適用範囲が法案の末尾に、『その他』を加えることで無限大に拡大しただけ。
『防衛、外交、スパイの防止、テロの防止の4部門』は、少しも強化されていない。
それなら、社共などの左翼政党のいう『自衛隊が地球の裏側で戦争する』など甘すぎる判断であろう。
今回施行の『特定秘密保護法』の目的とは、『防衛、外交、スパイの防止、テロの防止の4部門』以外のまったく別の目的なのは明らかな事実である。
3・11フクシマ原発事故から3年を前にした、(真珠湾奇襲攻撃の2日前)去年12月6日に大慌てで『急ごしらえ』で出来上がった超手抜きの粗悪な『特定機密保護法』の目的とは、今回の毎日新聞のオピニオン記事に有るように、原発事故と放射能被害対策であることは、間違いようのない『事実』である。
『沈没しつつある「日本丸」の安倍晋三船長と乗員の姑息な情報隠蔽』
断末魔の日本ですが旅客船セウォル号と同じで救命ボートがすべて使用不能の欠陥品。何も知らない乗客を一人でも多く救助するためには一刻も速く船室から出てデッキに上がるように、乗客全員に知らせるべきだが、デッキに上がった乗客が恐ろしいとんでもない真実を知ってしまった場合、怒り狂うかパニックになるか。いずれにしても無事では済まない。
フクシマの放射能被害ですが隠すことが出来なくなれば、大騒ぎは間違いないし、責任追及は避けれないのである。
日本の崩壊の『事実』は73年前の日米開戦の真珠湾奇襲攻撃のときと同じで、毎日新聞に限らず日本人の全員が薄々気が付いている。
ただ、余りに恐ろしいので『事実』を認めたくない。
しかし、何れにしろ、時間は切迫していて、じっとしていれば助からない。
ところが、船長らの行った船内放送では『安全の為に、そのまま船室から動かないように』と繰り返すばかり。
全員で『安全・安心、心配ない』と繰り返すが、ほんの少し破局が発覚する時間を、無意味に先送りしているだけ。
放射能被害が本格化する福島第一原発事故から4年目になれば、自衛隊の銃口の向こう側にいるのは、遠い地球の裏側のイスラム過激派のテロリストでは無くて、今後確実に予想される、フクシマの原発被害に怒り狂う日本人の過激派(実は普通の常識ある一般市民)なのである。
『チェルノブイリから3年目に住民疎開、5年目に崩壊したソ連』
『4年目に突入するフクシマ』
『貞淑すぎるフクシマ検討委(福島県立医大)』
福島県の小児甲状腺がんの検査とは、オデッセイアの貞淑な妻ペネロペーの永久に完成しない織物の伝説と同じである。
人口200万人の福島県の事故当時の子供達の人数は36万人。ところが3年半経った8月24日発表の検査数字は『30万人弱の8割程度』だった。
検査対象から2割もの子供達が抜け落ちている。
それでも『一巡した』と福島県は言い張っている(終了した30万人とは、甲状腺学会の12項目の検査のガイドラインから4項目を抜いた簡易な一次検査の人数であり、二次検査の数字ではない)
それにしても、福島県立医大の手抜きの1次検査ですが、3年半も経過したのに8割に止まっていて、未だに終わらないのです。たぶん二次検査の過半数程度しか終わっていない。
組織的なサボタージュとしても酷すぎるのです。丸っきりのトロイア戦争の英雄オデッセイウスの貞淑な妻ペネロペーの織物の伝説とそっくり。
イタケーの王、オデュッセウスの妻のペネロペーは絶世の美人で、その美しさにひかれて108人の求婚者が押しかけた。
ペネロペーは織物が織りあがったとき、求婚者を選ぶという言い訳で誤魔化したが、昼に織った織物を夜になると解いて時間を稼ぎ、織物を完成させなかった。
小児甲状腺検査の福島県検討委ですが、ペネロペーと同じで永久に完成させる気が無いのですよ。政府や福島県は、何とかして時間を稼ぎたいのです。
オデュッセウスのペネロペーの織物は夫婦の愛情物語の美談だが、福島の小児甲状腺検査の方はセウォル号と同じで、間違いなく人道に背く極悪犯罪行為(未必の故意の殺人罪)ですね。
20年ぶりに故郷に帰ったオデュッセウスは、妻に言い寄った108人の求婚者全員を情け容赦なく皆殺しにするのですが、今の福島県検討委(日本政府)のメンバーも当然の報いを受けるべきでしょう。
『平成26年(2014年)度の検査実施が出来ない福島県と日本政府』
1986年にベラルーシに近いウクライナ北西部にあったチェルノブイリ原子力発電所が大爆発して数千メートル以上の巨大なキノコ雲で超高空まで放射性汚染物質を撒き散らす。
原発事故当時のソ連政府は原発周辺の汚染地域住民は疎開させたが、それ以外の汚染地域の住民には日本と同じような安全神話を垂れ流し、放射能の高濃度汚染地域の存在を無視した。
住民の放射能被害が隠しきれなくなり、5ミリシーベルト以上を強制疎開させるのは事故から3年後の1989年だった。(1ミリシーベルト以上の汚染地域は任意疎開)
チェルノブイリ事故から5年後(全住民の疎開からなら2年後)の1991年にはソ連自体が崩壊して消滅する。
2011年には福島第一原発が爆発して数百メートルまでキノコ雲が立ち上り、放射能汚染物質を周辺に撒き散らすが、 チェルノブイリの10分の1の量であったと発表されている。
チェルノブイリでは数千キロも離れた遠くの地域も汚染しているが、爆発規模が10分の1だった福島では汚染した距離も数百キロ程度と10分の1に止まっている。半径が10分の1なら汚染した面積は100分の1になる。
100分の1の面積に10分の1の量の放射性汚染物質なら、フクシマの汚染濃度とは、単純計算でチェルノブイリの10倍もの猛烈な数値になる。
当然、 チェルノブイリなど比較にならないほどの凄まじい放射能被害が福島県で出る事が予想されるのである。
民主党№2の枝野が繰り返し強調したように、放射能は『直ぐには影響が出ない』のである。(誰にでも分かる恐ろしい結果が現れるまでには一定の時間がかかる)
チェルノブイリの経験からも分かるように、3年程度は何とか隠せるが、2011年のフクシマの事故からすでに3年が経過してしまった。
しかし、4年後からは放射能被害の拡大で、到底隠せるものではない。
日本政府(福島県)は、その程度は事故が起きた2011年の最初から知っていたのである。
だから真っ先に原発周辺の13市町村の健康診断を2011年(平成23年)度に大慌てで実施した。トロイア戦争の貞淑な妻ペネロペーのように、だらだらと時間を稼いで3年間かけて一巡してしまった現在では、もう一度 一番汚染度が高い原発周辺の13市町村の検査に戻るのである。
最後の小児甲状腺がんの発表は4ヶ月前の8月24日だった。
小児甲状腺がんは、2ヶ月から3ヶ月間隔で発表しているのですから、次の発表の時期が、唐突な解散劇のアベノミクス解散(11月18日)だった。安倍晋三(日本政府)が行った猫だましのペテンですね。
平成25年(2013年)までなら可能だが、『平成26年(2014年)度の検査結果』の発表は結果が恐ろしすぎて出来ないのである。
小児甲状腺がんの発表のかわりが、今回の唐突で『大義が無い』解散と総選挙の空騒ぎで有る可能性が高い。
福島県と日本政府の罪とは、パニックを恐れるあまりに一刻も早い避難誘導を先送りした挙句に、逃げる時期を失してしまい無意味に乗客を見殺しにした韓国の旅客船セウォル号船長や乗員の国家版なのである。
「活断層」判定でも再稼働は審査 専門家判定は「参考」 規制委が明文化とあるし
「250ミリ」軸に検討=原発緊急事態の被ばく限度―規制委
事実上「放射能汚染?それがどうした、そんなの関係ねい、好きなようにさせてもらいます!!」
もはや法治国家とは呼べず放置国家となってしまいました。
原発周辺の13市町村ですが小児甲状腺がんの検査をしたのが福島第一原発事故のあった2011年(平成23年)度だったが、本来ならほとんど影響が無い1年目なのに、とんでもなく悪かったのです。
それなら、影響が出てくる4年目ならもっと悪い。たぶん絶望的な数字が出ているのですよ。
仕方無しに1年前の今頃、特定秘密保護法を、強行採決して、何とかして隠そうとしているのですが、
この強行採決時に、渡辺善美が突然『賛成』に転んだ。党首が転んでも一般議員は納得いかないので反対票を投じると、何と造反したと『除名処分』にする。
本来処分するべきは突然態度を変えた渡辺善美の方ですよ。
この摩訶不思議な造反劇でみんなの党は真っ二つになり、分裂に分裂を重ねて消滅する。
この時に渡辺善美の唐突な変身ですが、不思議すぎるのですよ。
そんなことをすれば野党としては自殺行為であり、みんなの党の消滅までは、ほぼ一本道なのです。
余程の、弱みを握られていたか、何かの極秘事項が打ち明けられたか。
同じ時期に沖縄県知事が『ドンでもない内容だ』として転ぶのです。
川内原発を再稼働とか原発の輸出とか、これ猫だまし(たぶん、安全、安心心配ないの原発安全神話のコマーシャル)の可能性が高いのですよ。
原発ですが、別に稼動していなくても、停止中でも少しも安全では無いのです。
この事実は定期点検で停止中だった4号基が一番危険だった事実を思い出せば誰にでも分かると思いますよ。
今の動きですが辻褄が少しも合っていないのです。規制委員会の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトの上限の変更ですが、最悪なら再爆発の危険が迫っているのですよ。
一番良い可能性でも、原発作業員の募集が、100ミリの被曝上限の関係で逼迫していて集まらなくなているのです。作業員が確保できないなら、原発そのものが矢張り危険になる。
『悪い』ことは分かりきっているのですが、何処まで悪いか、何処まで危機が迫っているのかが分からないだけなのです。