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(静かに眠って下さい。フクシマは二度と過ちは犯しませんから・・・・・・・ヒロシマの原爆死没者慰霊碑)
『原子炉内が冷温停止ではなく、脳内が思考停止の安倍晋三』
69年前の1945年8月にアメリカは人類史上初めての核兵器を2発も日本に使用して大都市を一瞬に壊滅させている。
アメリカの原爆投下から69年目の8月6日に広島市では記念式典が開催された。
ところが、わざわざ日本国首相として出席したにもかかわらず安倍晋三は空虚にも前年と同じ挨拶を鸚鵡返しに繰り返すだけだった。『馬鹿の一つ覚え』で文面が1年前と一言一句まったく同じだったとは情けなさ過ぎる。(能力的に安倍晋三としては仕方が無といえば仕方が無いのですが、・・・)
前年と違っていたのは『68年前』の部分と『せみ時雨が云々』を抜いただけと言う不真面目さ。(今回は四拾数年ぶりの雨中だったのでセミは鳴かない)
しかし日本人なら決して忘れてはならない8月6日の原爆記念日に不真面目だったのはヒロシマの安倍晋三だけではない。
自分が言った以前と同じ言葉を鸚鵡返しに繰り返した安倍晋三のエンドレステープ状態ですが、責任ある立ち場としてはたいへん失礼で無責任ではある。
STAP細胞の小保方博士のように『手抜きのコピペ』の首相挨拶文は致命的に常識とか礼儀に違反するが、しかし、エンドレステープで『同じことを言った』からといって『間違いである』とは言えない。
対して東電は唐突に180度コペルニクス的に『以前の発表』と違うことを言い出したから驚きだ。(『綸言汗の如し』で責任ある立場のものは本来自分自身の発言を勝手に変えてはならない)
フクシマの東京電力のほうがヒロシマの安倍晋三よりも、もっと何万倍も不真面目だったのである。
『核燃料のほぼ全量が落下していた福島第一原発3号基』
原子炉4基が暴走する史上最大規模の未曾有の福島第一原発事故を引き起こした東電は世界最初のヒロシマへの原子爆弾の投下日の8月6日、炉心溶融(メルトダウン)が起きた3号基では、これまでの推定よりも約5時間早い時点で燃料が溶け出していたことを発表する。
レベル7の福島第1原発事故ですが、発生から3年半も経っているのですよ。
今頃になって3号基では核燃料のほぼ全量が圧力容器を突き抜けて落下していたことを公表した。
今回の3年前の『原発』発表と69年前の『原爆』投下が同じ日付なのは偶然ではなく、政府や東電が意識的に行ったのだろう。(誰にも知られたく無い悪いニュースは隠すのではなく、別の無関係な面白いニュースの洪水で見えなくするのが最善の手法)
東電発表の原発とが原爆と同じ日だったので、日本のマスコミは『これ幸い』とヒロシマを何時もより何倍も大きく報道して、東電発表『核燃料のほぼ全量が落下』を隠蔽する。
新聞社は69年目と言う中途半端な年なのに、例年にない数倍規模の特集記事を組んでいた。去年に比べて報道量が多すぎるので不思議に思っていたが、69年前のヒロシマを使って3年前のフクシマを隠したいのである。
(今回は3号基だけだが、最初にメルトダウンして爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題である)
『空っぽの原子炉に毎時7トンもの冷却水』
最大規模の爆発を起こした3号基の原子炉圧力容器の中は空っぽ状態なのです。
ところが、その空っぽの3号基の原子炉を冷やすために圧力容器に毎時7トンもの冷却水が今でも注入され続ているのである。
東電は『全量が落下した』と言いながら、それと同時に『まだ圧力容器内に核燃料が残っている』(冷却し続ける必要がある)とも言っている。
脳内メルトダウンで説明が支離滅裂、ここまで矛盾が酷いと馬鹿馬鹿しくて批判する気も起きない。(幾ら口から出まかせの嘘八百でも、一つに対しては一つしか嘘をついてはいけない)
福島第一原発全体では毎日400トンもの高濃度放射能汚染水を作り続けていて1000トンの巨大タンク(小型タンカー一艘分)が2日半で一杯になる。
8月6日の東電発表ですが真偽は不明だが、他にも3年半前の消防車による文字どうり決死の給水作業が日本を救ったとの神話を、実は空っぽの炉心に無理やり給水したために水素爆発したのだと言い出した。
もう無茶苦茶と言うか。破れかぶれと言うか。
フクシマですが政府が言う廃炉工程など夢のまた夢。もう終わっているのです。
しかも、そんなことは全員が3年前に知っていたのです。
東電が隠し続けていた『周知の事実』を今発表したことの方が驚きで、日本国の避けれない『最後の終り』が目の前に近づいている証拠でしょう。
しかも、これだけ大事なニュースが毎日新聞の西日本版では報道されていない。(共産党機関紙赤旗では報道しているが一面では無くて下世話なニュースを扱う社会面)
不十分とはいえ活字メディア(新聞)は一応は報道するが、世論形成に一番影響が大きい映像メディア(テレビニュース)は東電の8月6日発表『全量が落下していた』を丸々無視して報道しない。
日本のマスコミですが、なるべく多くの日本人にフクシマの恐ろしい現実を知って欲しく無いのである。
『アメリカの核廃棄物が地下で発熱する「くすぶり」現象の恐怖』
7月25日、核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生で現地が騒然としているとの特別レポートをアメリカのネオコンに近い右翼経済紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が配信した。
核廃棄物施設での『くすぶり現象』とは、(WSJ紙によると)
『過去の核兵器開発に関わる放射能汚染の「遺産」を抱えるこの地域では、人体への影響が懸念されており、早急な対応を求める声が高まっている。
ミズーリ州のある環境コンサルタントは最近、地下の廃棄物が徐々に熱を帯びることで起きる「地下くすぶり事象(subsurface smolderingevent)」が、数千トンの放射性廃棄物が埋まるウエストレイクごみ廃棄場の一画に近づいているかもしれないと警告した。同廃棄場を所有する企業は、そうした見解に強く異議を唱えている。』
島第1原発事故の汚染水対策で、地中を凍らせて地下水が原子炉建屋に流入するの を防ぐ凍土遮水壁の工事をフクシマで2ヶ月前の6月2日から始めているが、全長1・5キロもの距離に1メートル間隔で30メートルの深さまで凍結管を埋めるとの前代未聞の大工事である。
ところが予想に反して凍土壁が、まったく凍らない。
東電は現時点で地下水の水位には変化が無い(凍土遮水壁に効果がない)と発表している。
『真夏恒例の怪談話以上に恐ろしい、背筋も凍るフクシマの恐怖の三題噺』
遮水を目的としたフクシマの凍土壁ですが、凍結管ではまったく凍らないので仕方なく無理やりドライアイスや氷を百数十トンもぶち込むも、矢張り何故か凍らない。
凍土壁が計算のとおりに凍らない原因として東電が説明しているのが『地下水の流れ』であるが、そもそも凍土壁建設の動機とは、この『地下水の流れ』を止める目的である。
冗談は休み休みにして欲しい。余りにも世間を舐めた態度が腹がたつ。
東電ですが、毎日400トンの地下水が原発建屋に流れ込んでいると説明していたのですよ。
座れない椅子とか履けない靴、着れない服と同じで、『地下水に流れがあるから、凍土遮水壁が凍らない』など、その場しのぎの姑息な言い訳としても不真面目である。
笑えない『笑い話』であり、幾ら嘘つきのブラックジョークにしても度が過ぎるでしょう。
しかし一見無関係に思える7月25日WSJ紙の核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生と、8月6日の東電の驚愕発表の『核燃料のほぼ全量が落下していた』と、『地下水の流れで凍らない凍土遮水壁』の三つをあわせて『フクシマの恐怖の三題噺』と見れば、机上の計算の通りに凍土壁が凍らないのは当然であった。
フクシマの地下では、落下した核燃料によるsubsurface smolderingevent(地下くすぶり現象)が起きて激しく発熱している可能性があるのです。(地下水のセシウムなど放射能濃度の数値は発表されているが温度の発表は行われていない)
フクシマでは3年前の2011年12月16日に野田佳彦首相が原子炉の圧力容器内の温度が100度以下の『冷温停止状態』を達成したとして『事故収束』を宣言しているが、そもそも原子炉内は空っぽだった。
空の圧力容器内の温度が高かろうが低かろうが、そもそも意味が何も無いのです。
「国と東電は独自に排出基準を設ける方向で検討する。排出基準を下回れば海に放出したい考えだ。」
そうですが、「浄化」してすらこれまでの基準を上回る特濃汚染水を、半というかほぼ永久に海にタレ流し続けるつもりなのですね…これ四つ目の恐怖。
五つ目は
「核燃料は溶け落ちたのはかえって目出度い!地面がそのまま最強の格納容器になる!」
とか政府東電が言い出し、大衆がそれに納得してしまうこと、です。
台風接近で大雨が降っていますがレーダーが無かった大昔は台風が日本本土に来てから気象庁は『台風が来ました』と発表する。少しも天気予報が当てにならないのです。
漁師だった私の祖父がまだ若者だったころに漁に出て台風に巻き込まれる。
船の何倍もの高さの波が押し寄せてくるのですから船は木っ端微塵。この時に他のベテラン漁師全員が死亡して祖父一人が助かったのですが、木板一枚下は地獄なのです。
東電ですが全量が落下したことは認めたが、何と格納容器にあるのだと言い出した。もう無茶苦茶です。
鋼鉄の厚さが数十センチもある圧力容器を突き抜けた核燃料ですが、1センチ程度の厚みの格納容器など、瞬間的に突き抜ける。
この格納容器とは便器の蓋の原理と同じなのです。意味があるようで意味が無い。意味が無いようで意味がある摩訶不思議な代物なのです。
原子炉の安全には気休め程度の役にしか立たないが、原発安全神話には絶大な威力を発揮する。
圧力容器を突き抜けたら、最早誰にも止められないのですが、何故か東電は止まっているかのように装って日本人を騙していた。
今回は最大の爆発規模の3号基の全量落下を認めたが、今後は最初にメルトダウンして大爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題なのです。
それにしても日本のマスコミが無残ですね。
まともに報道する気が無いのですよ。
この原因ですが、マスコミ全員が極悪人である可能性もあるが、たぶん韓国の旅客船セオゥル号と同じで、沈没が避けれないが肝心の救命ボートが全部使用不能、退避を勧告すればその秘密を知られてしまう。
仕方無しに『安全です。心配ありません』と嘘八百を繰り返していた、セウォル号の船内放送が今の日本のマスコミです。
内容の真偽性や正確さには一歩引いて見る必要が有りますが。
http://blog.livedoor.jp/ippaku1-messages/archives/40240379.html
オーストラリアの小児科医で放射能障害に詳しい
ヘレン・カルディコット博士
(2012.11.19来日記者会見)
カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」(田中龍作ジャーナル)
カルディコット博士は「福島の高線量地域で、子供や妊婦、妊娠可能な年齢の女性を避難させないのは“医学的犯罪”だ。
18歳未満の子供に超音波検査を実施したところ、約40%の子供に甲状腺異常が見つかったという。
これは小児科の見地からみて極めて異常だ。」
と語り、福島の被曝量がチェルノブイリをはるかに上回っていることを指摘した。
「広く一般に知らせる責任がメディアにはあるが、(日本では)そうではないようだ」と、メディアが放射能の被害に無関心であることにクギを刺した。
博士は、
「福島の事故は終わっていない。
40年かけてきれいにするというが、不可能だ。これから300年以上、土地も人も食物も汚染されたままだ」
「広島、長崎の例からみても(事故後)5年で白血病の発病ピークを迎えることは分かっている。その他のガンはそれ以降からだ。私はなぜ医師たちがメディアで声を上げないのか、驚いている。“Total Blackout(完全な報道管制)”だ」
8月5日厚生 労働省の研究班は、東京電力福島第一原発事故の復旧作業員の甲状腺被曝について、2000人を調べた結果を発表、他と比べて1割強やはり甲状腺の異常が多いのです。
ところが検査の割合が東電職員の3割程度なのですが。ところが現場で作業していた下請け作業員の場合いは2%。
しかも以前甲状腺などに異常が見つかっていた人は最初から排除されていた。
露骨に差別的であり、結果ありきなのですが、まともの検査するとの発想が最初から無いのですよ。
不真面目すぎるのですが、この原因ですが、厚労省職員が全員が極悪人でないとしたら、矢張り正しく調べたくても調べられに程、今のフクシマの現実が悪いのです。フクシマ全体が沈没寸前のセオゥル号なのですよ。たぶん。
原発ですが誰かが犠牲にならないと如何にもならない非人道的なシステムなのです。
特攻隊基地だった福島第一 人間を使い捨てる原発のタブー
2011年09月05日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/95bca7d018affd1b304f8ee24626de3d
福島の現象がいつ頃沈静化するのがネットを調べても判りませんでした。300年ですか意外と短いですね、私は数千年かと思っていました。
使用済みの燃料棒など高濃度放射能汚染物質の保管場所としてフィンランドのオンカロが考えている保管期限は10万年です。
フクシマですが『使用済み』ではなくて活動中の核燃料なのですからもっと危険な放射能が一杯。最低でも10万年単位は考える必要性があるでしょう。
3・11当時ですが、日立の元原発技術者で経営コンサルタントの大前研一とか中央大学の武田邦彦が主張していたのが、この『福一原発の核燃料は、地下でグラグラ煮えたぎっている』(核燃料は全部落下して原子炉の下の地下で再臨界する)だったのですよ。
100トン以上の数千度の超高温の核燃料ですが、鋼鉄製の圧力容器を突き抜ければ、後は誰にも止められない。
東電が言っている、格納容器内にあるとの話など、おとぎ話にしても有り得ない、嘘八百。圧良容器とは違い、その外側の格納容器の役目とは、漏れた希ガス類を止める役目なのです。
格納容器ですが、固体では無くて気体対策なので、核燃料を止める役目は最初から考慮されていないので薄い鉄板で出来ているのです。
今までは『圧力容器内に核燃料が残っている』との前提で、すべての事柄を進めていたのですが、その前提が180度完璧に引っくり返ったのです。
日本としてはとんでもない大事なのです。
ところがマスコミが一切騒がないいので、矢張り国民も同じように一切騒がない。今の日本人とかマスコミですが、これは沈没寸前の韓国旅客船セオゥル号そのものですね。