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『産経新聞・前ソウル支局長の無罪判決 韓国外務省、異例の「配慮」 なぜ?』朝日新聞2015年12月18日
『日韓、無罪の力学 異例の配慮要求も 産経前支局長判決』
報道の自由か、名誉毀損(きそん)か――。朴槿恵(パククネ)大統領にまつわる「うわさ」を載せた産経新聞ウェブサイトの記事をめぐる裁判で、韓国の裁判所は無罪を言い渡した。
判決直前、韓国外交省は裁判所に異例の「配慮」を求めた。停滞する日韓の外交交渉に弾みはつくのか。
■ざわつく法廷
ソウル中央地裁の傍聴席は100人を超える報道関係者らで埋め尽くされた。
韓国の法曹界の大方の見方は「有罪」だった。
裁判長は判決の言い渡しを始める前に、外交省から検察側を通じて、裁判所に提出された文書を読み上げた。
行政府である外交当局が司法府である裁判所に要請をするのは極めて異例だ。
傍聴席がざわついた。
加藤達也前ソウル支局長は記事で書いた「うわさ」が虚偽で、それを加藤氏も認識していた。
加藤氏は涙をこらえているようにも見えた。
「無罪」。傍聴席が再びざわついた。
加藤氏が問題の記事を書いたのは昨年8月。その後、出国も禁じられ、昨年10月に起訴された。出国禁止は今年4月まで続いた。
一方、「事件の被害者」になった朴大統領は問題の記事について公の場で語ることはなく、沈黙を守り続けた。
韓国外交省は「司法の問題」とかわし続けたものの、「検察が起訴しなければ良かった」と漏らした政府関係者もいた。当局者は異例の要請について、文書は韓国法務省に出したことを明らかにした。
当局者は「韓日関係を担当する機関として、日本側からの要請を法務省に伝えるのは業務の一部だ」と説明した。
(朝日新聞デジタル 2015年12月18日)一分抜粋
『裁判(司法)への政府(行政)の露骨すぎる介入』
朴槿恵大統領の男性関係のうわさ話を『事実である』としてネット上で公開した産経新聞の加藤達也ソウル支局長ですが、判決後の記者会見では名誉毀損の無罪判決は『予想外だった』と、本人が正直に語っている。
確かに一般人とは違い公人である政治家。それもトップの大統領であるパク・クネ氏なら、マスコミの監視は当然であり、また報道の自由は民主主義の根幹部分。今のような名誉棄損での起訴の連発は、韓国にとって非常に危険である。
ただ、産経記事ですが、あれは日本国内のお馬鹿なネットウヨのご機嫌取りのお馬鹿記事。私人相手なら、間違いなく名誉棄損で敗訴する悪質極まる『セクハラ行為』で間違いない。
産経記事が事実ではない『デマだった』ことは加藤記者自身が裁判の過程で認めているのですから、有罪が確実視されていた。
それでは何故予想外の無罪になったかですが、外務省が日韓関係の悪化を懸念して圧力を加えたから。外務省が裁判の行方に露骨に圧力をかけ、また裁判所も圧力に屈したという批判を承知の上で公判で読み上げた。
裁判所が政府の意向で判決を捻じ曲げるのは何も日本だけの特徴ではない。
砂川判決では裁判長がアメリカ側とこっそり会って判決文を書いていた事実がアメリカの公文書で明らかになっているが日本側は一切認めていない。
今回、韓国政府(外務省)の圧力を不満に思った裁判所(司法)としては、判決公判での異例の外務省書簡の公開(暴露)で、欝憤晴らし(仕返し)を行ったのか、それとも、韓国外務省の書簡は公表されることを前提に提出されていたのか。何れであるかは不明だが、公開で公正であるべき裁判が権力によって闇から闇へ都合のいい方に捻じ曲げられる日本よりも、あっけらかんと極秘の裏話(政府の圧力)を公にする韓国の方が余程すっきりする。
『日本の漫画家(自称・まんこアーティスト)のろくでなし子さんの逮捕拘留を批判しない日本のマスコミ』
2015年11月20日は、ろくでなし子さんのまんこアート裁判第六回公判日が開かれている。
『2013年秋、まんこを3Dスキャンし、そのデータで今性器(世紀)初のマンボートを制作、たまん川(多摩川)にて進水を果たす。その制作費用に利用したクラウドファンドで、出資者へのお礼に3DデータをダウンロードできるURLを送信した事などが要因で、2度に渡り逮捕される。釈放後は勾留中の体験を漫画や書籍に執筆し、表現の自由を訴える活動を精力的に続けている。単行本「ワイセツって何ですか?—自称芸術家と呼ばれた私—」(金曜日刊)が発売中』
証人として出廷した上智大学の国際教養学部の林道郎学部長は、裁判官の『証人はあらゆる表現に法規則はいらないとお考えですか?』という質問に、『実在する被害者のいる表現は、もちろん規制すべきです。その点、ろくでなし子さんの作品には注意深く配慮がなされています。』
被害者が一人もいないのに2回も逮捕して身柄を拘留した『ろくでなし子』。
ところが、明らかな悪意あるセクハラ行為、しかも誤報をネットで世界中に広めた産経新聞の加藤ソウル支局長は在宅起訴なので、一度として逮捕も拘留も行われていない。
(産経本社はセクハラ誤報で即座にソウル支局長を解任して本社勤務に変えているが、韓国側は加藤達也の国外逃亡を防ぐ為に出国禁止処分にする)
まんこをかたどった美術作品は世界に無数に存在しているが、イスラム法の世界でも有るまいし。作者を問答無用で逮捕して裁判にかけるなど、世界の先進国では日本だけの特殊な話である。
マスコミや有識者ですが、何故日本の警察による露骨な『表現の自由の侵害』を無視して、韓国のエロ報道の自由だけが問題とされるのか。実に不思議なダブルスタンダードである。
まあしかし、今回の産経新聞の様な韓国大統領をデマで誹謗中傷した最低のエロ記事でも無罪なら、今後韓国内では名誉毀損での刑事訴追が無理になるので実に喜ばしい。
『ほんの少し前に起きた、報道の自由を棚上げ(無視)して即座に幹部の首がとんだ朝日新聞の誤報騒動を完璧に忘れている愚かな日本人』
『強引に「報道の自由だ」と開き直った産経新聞の悪質なセクハラ誤報』
余りにも酷すぎるダブルスタンダードには呆れるばかりである。
今回の産経のネット記事ですが、裁判で産経新聞の加藤達也ソウル支局長自身がデマ(明らかな誤報)である事実を認めているのである。
ところが、謝罪もしないし訂正もしない、デマを流した産経本社も何のお咎めもない。
これは32年前の外部の人間である吉田証言(従軍慰安婦と挺身隊を混同した)を誤報として謝罪しただけではなく幹部を処分した朝日新聞とは、あまりにも違いすぎる。
加藤達也は、産経新聞のソウル支局長として悪質な誹謗中傷目的で、明らかなデマを流したのですから、到底許されるものではない。ところが日本側が全員で破廉恥なセクハラ男を応援するさまは呆れるやら驚くやら。報道の自由どころの話ではない。
今回都合よく、たった1年前に起きた前代未聞の朝日新聞誤報騒動を完全に忘れている善良だが愚か過ぎる日本人ですが、これでは70年前に近隣のアジア周辺諸国に恐れられていた軍事大国、大日本帝国の侵略戦争を忘れているのは当然である。何の不思議も無い。
『今回の「裁判」への外務省の圧力は明らかだが、・・・』
舞台が判決言い渡しの場所。国内外のマスコミが全員注目していた万座の注視の中での告発なのですから、これは立派な内部告発ですよ。本来なら何らかの韓国政府側からの苦情があるが今回は何もなし。
それなら裁判所と韓国外務省の出来レース。この裁判では日本側が韓国に対して圧力をかけていたことは関係者の全員が知っているのです。
『無罪判決』ですが、これは表面的には韓国外務省からの圧力との体裁をとっているが、実質的には日本外務省の圧力だった。経済大国の日本が他国の裁判に介入した、露骨な内政干渉ですね。
これを裁判官が判決公判で明らかにした。
それにしても余りにも政治的な裁判結果(無罪判決)だった。当該裁判官ですが、今回の判決は、『内容は虚偽だった』と認定。個人としての朴大統領の『社会的評価を深刻に低下させた』として、名誉毀損も認めた。
ところが、名誉棄損罪を構成する①虚偽性②名誉毀損③誹謗目的の3要件のうち、産経記事の目的が、『韓国の政治状況を本国に伝えるためのもの』だったとして、誹謗目的は認めなかった。このため、1要件が欠けたとして、無罪とした。
産経の記事の目的とは、まさに誹謗中傷そのものというか、誹謗中傷しか内容がない代物だった。
裁判官ですが、無理やり『無罪判決』を書いているのは明らか事実である。
『書いた本人が、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまう」とセクハラを認めている最低最悪な国辱的エロ記事の類』
問題となった産経新聞の記事は、2014年4月に起きたセウォル号沈没事故の当日、朴大統領が7時間にわたって消息不明になっていたとされることについて、元側近の男性と密会していたという噂に言及していた。
産経新聞ですが、記事では『そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。』と書いている
『産経ニュース』として公開されている当該の産経新聞のネット記事の問題部分を再現してみよう。
当該の産経記事ですがだらだらと『それらしい』意味不明な会話を羅列して水増しした4000字もの長文であるが、何回も繰り返し強調されている韓国大統領に対する誹謗中傷以外は中身が極めて希薄である。(同一の『文章』が記事内で繰り返し意味も無く重複している様は見苦しい限り。産経新聞ですが記事の校正を真面目に行ったのだろうか。実に不思議な体裁になっている)
【追跡~ソウル発】
『2014年8月3日 産経ニュース』加藤達也産経新聞ソウル支局長
『朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?』
「金室長が『私は分からない』といったのは大統領を守るためだっただろう。しかし、これは、隠すべき大統領のスケジュールがあったものと解釈されている。世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られた」。
「秘線」とはわかりにくい表現だ。韓国語の辞書にも見つけにくい言葉だが、おそらくは「秘密に接触する人物」を示す。コラムを書いた記者は明らかに、具体的な人物を念頭に置いていることがうかがえる。コラムの続きはこうなっている。
「大統領をめぐるウワサは少し前、証券街の情報誌やタブロイド版の週刊誌に登場した」
そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。
それは朴大統領と男性の関係に関するものだ。
相手は、大統領の母体、セヌリ党の元側近で当時は妻帯者だったという。だが、この証券筋は、それ以上具体的なことになると口が重くなる。さらに「ウワサはすでに韓国のインターネットなどからは消え、読むことができない」ともいう。一種の都市伝説化しているのだ。
朴大統領は側近や閣僚らの多くとの意思疎通ができない“不通(プルトン)大統領”だと批判されている。大統領への報告はメールやファクスによる「書面報告」がほとんどだとされ、この日の質疑でも野党側は書面報告について、他人の意をくみ取れない朴大統領の不通政治の本質だとして問題視。その後、質問は4月16日当時の大統領の所在に及んだ
セウォル号の事故の当日、朴大統領が午前10時ごろに書面報告を受けたのを最後に、中央災害対策本部を訪問するまで7時間、会った者がいないことがわかった」と指摘。さらに大統領をめぐる、ある疑惑を提示した。
「金室長が『私は分からない』といったのは大統領を守るためだっただろう。しかし、これは、隠すべき大統領のスケジュールがあったものと解釈されている。世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られた」。
「秘線」とはわかりにくい表現だ。韓国語の辞書にも見つけにくい言葉だが、おそらくは「秘密に接触する人物」を示す。
そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。
それは朴大統領と男性の関係に関するものだ。相手は、大統領の母体、セヌリ党の元側近で当時は妻帯者だったという。だが、この証券筋は、それ以上具体的なことになると口が重くなる。さらに「ウワサはすでに韓国のインターネットなどからは消え、読むことができない」ともいう。一種の都市伝説化しているのだ。
コラムでも、ウワサが朴大統領をめぐる男女関係に関することだと、はっきりと書かれてはいない。
コラムの記者はただ、「そんな感じで(低俗なものとして)扱われてきたウワサが、私的な席でも単なる雑談ではない“ニュース格”で扱われているのである」と明かしている。
おそらく、“大統領とオトコ”の話は、韓国社会のすみの方で、あちらこちらで持ちきりとなっていただろう。
「ちょうどよく、ウワサの人物であるチョン・ユンフェ氏の離婚の事実までが確認され、ウワサはさらにドラマティックになった」
チョン氏は、大統領になる前の朴槿恵氏に7年間、秘書室長として使えた人物で、離婚にあたり妻に対して自ら、財産分割及び慰謝料を請求しない条件を提示したうえで、結婚している間に見聞きしたことに関しての「秘密保持」を求めたという。
朴大統領の“秘線”はチョン氏を念頭に置いたものとみられている。だが、「朴氏との緊密な関係がウワサになったのは、チョン氏ではなく、その岳父のチェ牧師の方だ」と明かす政界筋もいて、話は単純ではない。
「『政府が公式に私の利権に介入したこと、(朴槿恵大統領の実弟の)朴志晩(パク・チマン)氏を尾行した疑惑、(朴大統領の)秘線活動など、全てを調査しろ』と大声で叫んだ」
具体的には何のことだか全く分からないのだが、それでも、韓国の権力中枢とその周辺で、なにやら不穏な動きがあることが伝わってくる書きぶりだ。
ウワサの真偽の追及は現在途上だが、コラムは、朴政権をめぐって「下品な」ウワサが取り沙汰された背景を分析している。
「世間の人々は真偽のほどはさておき、このような状況を大統領と関連付けて考えている。過去であれば、大統領の支持勢力が烈火のごとく激怒していただろう。支持者以外も『言及する価値すらない』と見向きもしなかった。しかし、現在はそんな理性的な判断が崩れ落ちたようだ。国政運営で高い支持を維持しているのであれば、ウワサが立つこともないだろう。大統領個人への信頼が崩れ、あらゆるウワサが出てきているのである」
朴政権のレームダック(死に体)化は、着実に進んでいるようだ。(最後の1行以外は、タイトルを含めて記事の最初から最後までセクハラ目的の恥ずかしい猥褻物である。常人の羞恥心を刺激するエロの類であるセクハラ『デマ』を産経新聞の現職ソウル支局長の看板で書けば大騒動になることは最初から分かっていた)
2014.8.3 産経ニュース(一分抜粋)
『日韓、無罪の力学 異例の配慮要求も 産経前支局長判決』
報道の自由か、名誉毀損(きそん)か――。朴槿恵(パククネ)大統領にまつわる「うわさ」を載せた産経新聞ウェブサイトの記事をめぐる裁判で、韓国の裁判所は無罪を言い渡した。
判決直前、韓国外交省は裁判所に異例の「配慮」を求めた。停滞する日韓の外交交渉に弾みはつくのか。
■ざわつく法廷
ソウル中央地裁の傍聴席は100人を超える報道関係者らで埋め尽くされた。
韓国の法曹界の大方の見方は「有罪」だった。
裁判長は判決の言い渡しを始める前に、外交省から検察側を通じて、裁判所に提出された文書を読み上げた。
行政府である外交当局が司法府である裁判所に要請をするのは極めて異例だ。
傍聴席がざわついた。
加藤達也前ソウル支局長は記事で書いた「うわさ」が虚偽で、それを加藤氏も認識していた。
加藤氏は涙をこらえているようにも見えた。
「無罪」。傍聴席が再びざわついた。
加藤氏が問題の記事を書いたのは昨年8月。その後、出国も禁じられ、昨年10月に起訴された。出国禁止は今年4月まで続いた。
一方、「事件の被害者」になった朴大統領は問題の記事について公の場で語ることはなく、沈黙を守り続けた。
韓国外交省は「司法の問題」とかわし続けたものの、「検察が起訴しなければ良かった」と漏らした政府関係者もいた。当局者は異例の要請について、文書は韓国法務省に出したことを明らかにした。
当局者は「韓日関係を担当する機関として、日本側からの要請を法務省に伝えるのは業務の一部だ」と説明した。
(朝日新聞デジタル 2015年12月18日)一分抜粋
『裁判(司法)への政府(行政)の露骨すぎる介入』
朴槿恵大統領の男性関係のうわさ話を『事実である』としてネット上で公開した産経新聞の加藤達也ソウル支局長ですが、判決後の記者会見では名誉毀損の無罪判決は『予想外だった』と、本人が正直に語っている。
確かに一般人とは違い公人である政治家。それもトップの大統領であるパク・クネ氏なら、マスコミの監視は当然であり、また報道の自由は民主主義の根幹部分。今のような名誉棄損での起訴の連発は、韓国にとって非常に危険である。
ただ、産経記事ですが、あれは日本国内のお馬鹿なネットウヨのご機嫌取りのお馬鹿記事。私人相手なら、間違いなく名誉棄損で敗訴する悪質極まる『セクハラ行為』で間違いない。
産経記事が事実ではない『デマだった』ことは加藤記者自身が裁判の過程で認めているのですから、有罪が確実視されていた。
それでは何故予想外の無罪になったかですが、外務省が日韓関係の悪化を懸念して圧力を加えたから。外務省が裁判の行方に露骨に圧力をかけ、また裁判所も圧力に屈したという批判を承知の上で公判で読み上げた。
裁判所が政府の意向で判決を捻じ曲げるのは何も日本だけの特徴ではない。
砂川判決では裁判長がアメリカ側とこっそり会って判決文を書いていた事実がアメリカの公文書で明らかになっているが日本側は一切認めていない。
今回、韓国政府(外務省)の圧力を不満に思った裁判所(司法)としては、判決公判での異例の外務省書簡の公開(暴露)で、欝憤晴らし(仕返し)を行ったのか、それとも、韓国外務省の書簡は公表されることを前提に提出されていたのか。何れであるかは不明だが、公開で公正であるべき裁判が権力によって闇から闇へ都合のいい方に捻じ曲げられる日本よりも、あっけらかんと極秘の裏話(政府の圧力)を公にする韓国の方が余程すっきりする。
『日本の漫画家(自称・まんこアーティスト)のろくでなし子さんの逮捕拘留を批判しない日本のマスコミ』
2015年11月20日は、ろくでなし子さんのまんこアート裁判第六回公判日が開かれている。
『2013年秋、まんこを3Dスキャンし、そのデータで今性器(世紀)初のマンボートを制作、たまん川(多摩川)にて進水を果たす。その制作費用に利用したクラウドファンドで、出資者へのお礼に3DデータをダウンロードできるURLを送信した事などが要因で、2度に渡り逮捕される。釈放後は勾留中の体験を漫画や書籍に執筆し、表現の自由を訴える活動を精力的に続けている。単行本「ワイセツって何ですか?—自称芸術家と呼ばれた私—」(金曜日刊)が発売中』
証人として出廷した上智大学の国際教養学部の林道郎学部長は、裁判官の『証人はあらゆる表現に法規則はいらないとお考えですか?』という質問に、『実在する被害者のいる表現は、もちろん規制すべきです。その点、ろくでなし子さんの作品には注意深く配慮がなされています。』
被害者が一人もいないのに2回も逮捕して身柄を拘留した『ろくでなし子』。
ところが、明らかな悪意あるセクハラ行為、しかも誤報をネットで世界中に広めた産経新聞の加藤ソウル支局長は在宅起訴なので、一度として逮捕も拘留も行われていない。
(産経本社はセクハラ誤報で即座にソウル支局長を解任して本社勤務に変えているが、韓国側は加藤達也の国外逃亡を防ぐ為に出国禁止処分にする)
まんこをかたどった美術作品は世界に無数に存在しているが、イスラム法の世界でも有るまいし。作者を問答無用で逮捕して裁判にかけるなど、世界の先進国では日本だけの特殊な話である。
マスコミや有識者ですが、何故日本の警察による露骨な『表現の自由の侵害』を無視して、韓国のエロ報道の自由だけが問題とされるのか。実に不思議なダブルスタンダードである。
まあしかし、今回の産経新聞の様な韓国大統領をデマで誹謗中傷した最低のエロ記事でも無罪なら、今後韓国内では名誉毀損での刑事訴追が無理になるので実に喜ばしい。
『ほんの少し前に起きた、報道の自由を棚上げ(無視)して即座に幹部の首がとんだ朝日新聞の誤報騒動を完璧に忘れている愚かな日本人』
『強引に「報道の自由だ」と開き直った産経新聞の悪質なセクハラ誤報』
余りにも酷すぎるダブルスタンダードには呆れるばかりである。
今回の産経のネット記事ですが、裁判で産経新聞の加藤達也ソウル支局長自身がデマ(明らかな誤報)である事実を認めているのである。
ところが、謝罪もしないし訂正もしない、デマを流した産経本社も何のお咎めもない。
これは32年前の外部の人間である吉田証言(従軍慰安婦と挺身隊を混同した)を誤報として謝罪しただけではなく幹部を処分した朝日新聞とは、あまりにも違いすぎる。
加藤達也は、産経新聞のソウル支局長として悪質な誹謗中傷目的で、明らかなデマを流したのですから、到底許されるものではない。ところが日本側が全員で破廉恥なセクハラ男を応援するさまは呆れるやら驚くやら。報道の自由どころの話ではない。
今回都合よく、たった1年前に起きた前代未聞の朝日新聞誤報騒動を完全に忘れている善良だが愚か過ぎる日本人ですが、これでは70年前に近隣のアジア周辺諸国に恐れられていた軍事大国、大日本帝国の侵略戦争を忘れているのは当然である。何の不思議も無い。
『今回の「裁判」への外務省の圧力は明らかだが、・・・』
舞台が判決言い渡しの場所。国内外のマスコミが全員注目していた万座の注視の中での告発なのですから、これは立派な内部告発ですよ。本来なら何らかの韓国政府側からの苦情があるが今回は何もなし。
それなら裁判所と韓国外務省の出来レース。この裁判では日本側が韓国に対して圧力をかけていたことは関係者の全員が知っているのです。
『無罪判決』ですが、これは表面的には韓国外務省からの圧力との体裁をとっているが、実質的には日本外務省の圧力だった。経済大国の日本が他国の裁判に介入した、露骨な内政干渉ですね。
これを裁判官が判決公判で明らかにした。
それにしても余りにも政治的な裁判結果(無罪判決)だった。当該裁判官ですが、今回の判決は、『内容は虚偽だった』と認定。個人としての朴大統領の『社会的評価を深刻に低下させた』として、名誉毀損も認めた。
ところが、名誉棄損罪を構成する①虚偽性②名誉毀損③誹謗目的の3要件のうち、産経記事の目的が、『韓国の政治状況を本国に伝えるためのもの』だったとして、誹謗目的は認めなかった。このため、1要件が欠けたとして、無罪とした。
産経の記事の目的とは、まさに誹謗中傷そのものというか、誹謗中傷しか内容がない代物だった。
裁判官ですが、無理やり『無罪判決』を書いているのは明らか事実である。
『書いた本人が、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまう」とセクハラを認めている最低最悪な国辱的エロ記事の類』
問題となった産経新聞の記事は、2014年4月に起きたセウォル号沈没事故の当日、朴大統領が7時間にわたって消息不明になっていたとされることについて、元側近の男性と密会していたという噂に言及していた。
産経新聞ですが、記事では『そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。』と書いている
『産経ニュース』として公開されている当該の産経新聞のネット記事の問題部分を再現してみよう。
当該の産経記事ですがだらだらと『それらしい』意味不明な会話を羅列して水増しした4000字もの長文であるが、何回も繰り返し強調されている韓国大統領に対する誹謗中傷以外は中身が極めて希薄である。(同一の『文章』が記事内で繰り返し意味も無く重複している様は見苦しい限り。産経新聞ですが記事の校正を真面目に行ったのだろうか。実に不思議な体裁になっている)
【追跡~ソウル発】
『2014年8月3日 産経ニュース』加藤達也産経新聞ソウル支局長
『朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?』
「金室長が『私は分からない』といったのは大統領を守るためだっただろう。しかし、これは、隠すべき大統領のスケジュールがあったものと解釈されている。世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られた」。
「秘線」とはわかりにくい表現だ。韓国語の辞書にも見つけにくい言葉だが、おそらくは「秘密に接触する人物」を示す。コラムを書いた記者は明らかに、具体的な人物を念頭に置いていることがうかがえる。コラムの続きはこうなっている。
「大統領をめぐるウワサは少し前、証券街の情報誌やタブロイド版の週刊誌に登場した」
そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。
それは朴大統領と男性の関係に関するものだ。
相手は、大統領の母体、セヌリ党の元側近で当時は妻帯者だったという。だが、この証券筋は、それ以上具体的なことになると口が重くなる。さらに「ウワサはすでに韓国のインターネットなどからは消え、読むことができない」ともいう。一種の都市伝説化しているのだ。
朴大統領は側近や閣僚らの多くとの意思疎通ができない“不通(プルトン)大統領”だと批判されている。大統領への報告はメールやファクスによる「書面報告」がほとんどだとされ、この日の質疑でも野党側は書面報告について、他人の意をくみ取れない朴大統領の不通政治の本質だとして問題視。その後、質問は4月16日当時の大統領の所在に及んだ
セウォル号の事故の当日、朴大統領が午前10時ごろに書面報告を受けたのを最後に、中央災害対策本部を訪問するまで7時間、会った者がいないことがわかった」と指摘。さらに大統領をめぐる、ある疑惑を提示した。
「金室長が『私は分からない』といったのは大統領を守るためだっただろう。しかし、これは、隠すべき大統領のスケジュールがあったものと解釈されている。世間では『大統領は当日、あるところで“秘線”とともにいた』というウワサが作られた」。
「秘線」とはわかりにくい表現だ。韓国語の辞書にも見つけにくい言葉だが、おそらくは「秘密に接触する人物」を示す。
そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。
それは朴大統領と男性の関係に関するものだ。相手は、大統領の母体、セヌリ党の元側近で当時は妻帯者だったという。だが、この証券筋は、それ以上具体的なことになると口が重くなる。さらに「ウワサはすでに韓国のインターネットなどからは消え、読むことができない」ともいう。一種の都市伝説化しているのだ。
コラムでも、ウワサが朴大統領をめぐる男女関係に関することだと、はっきりと書かれてはいない。
コラムの記者はただ、「そんな感じで(低俗なものとして)扱われてきたウワサが、私的な席でも単なる雑談ではない“ニュース格”で扱われているのである」と明かしている。
おそらく、“大統領とオトコ”の話は、韓国社会のすみの方で、あちらこちらで持ちきりとなっていただろう。
「ちょうどよく、ウワサの人物であるチョン・ユンフェ氏の離婚の事実までが確認され、ウワサはさらにドラマティックになった」
チョン氏は、大統領になる前の朴槿恵氏に7年間、秘書室長として使えた人物で、離婚にあたり妻に対して自ら、財産分割及び慰謝料を請求しない条件を提示したうえで、結婚している間に見聞きしたことに関しての「秘密保持」を求めたという。
朴大統領の“秘線”はチョン氏を念頭に置いたものとみられている。だが、「朴氏との緊密な関係がウワサになったのは、チョン氏ではなく、その岳父のチェ牧師の方だ」と明かす政界筋もいて、話は単純ではない。
「『政府が公式に私の利権に介入したこと、(朴槿恵大統領の実弟の)朴志晩(パク・チマン)氏を尾行した疑惑、(朴大統領の)秘線活動など、全てを調査しろ』と大声で叫んだ」
具体的には何のことだか全く分からないのだが、それでも、韓国の権力中枢とその周辺で、なにやら不穏な動きがあることが伝わってくる書きぶりだ。
ウワサの真偽の追及は現在途上だが、コラムは、朴政権をめぐって「下品な」ウワサが取り沙汰された背景を分析している。
「世間の人々は真偽のほどはさておき、このような状況を大統領と関連付けて考えている。過去であれば、大統領の支持勢力が烈火のごとく激怒していただろう。支持者以外も『言及する価値すらない』と見向きもしなかった。しかし、現在はそんな理性的な判断が崩れ落ちたようだ。国政運営で高い支持を維持しているのであれば、ウワサが立つこともないだろう。大統領個人への信頼が崩れ、あらゆるウワサが出てきているのである」
朴政権のレームダック(死に体)化は、着実に進んでいるようだ。(最後の1行以外は、タイトルを含めて記事の最初から最後までセクハラ目的の恥ずかしい猥褻物である。常人の羞恥心を刺激するエロの類であるセクハラ『デマ』を産経新聞の現職ソウル支局長の看板で書けば大騒動になることは最初から分かっていた)
2014.8.3 産経ニュース(一分抜粋)
今回世界中が注目する中で、あっけらかんと極秘の裏話(政府の圧力)を公にする韓国の裁判所ですが、・・・
もしも裁判官が権力の介入を不快に思い世間に対して告発したとしたら、これは立派な内部告発ですよ。
ただ、場所が判決言い渡しの場所なのですから内外のマスコミが全員注目していた。
万座の注目の中での告発なのですから、本来なら何らかの政府側からの苦情があるが今回は何もなし。それなら裁判所と韓国外務省の出来レースですよ。この裁判では日本側が韓国に対して圧力をかけていたことは全員が知っているのです。
『無罪判決』ですが、これは表面的には韓国外務省からの圧力との体裁をとっているが、実質的には日本外務省の圧力だった。
経済大国の日本が他国の裁判に介入した、露骨な内政干渉ですね。
これを裁判の判決内で明らかにしたのです。
それにしても余りにも政治的な裁判結果だった。裁判官ですが、
今回の判決は、「内容は虚偽だった」と認定。個人としての朴大統領の「社会的評価を深刻に低下させた」として、名誉毀損も認めた。
ところが、
名誉棄損罪を構成するのは①虚偽性②名誉毀損③誹謗目的の3要件。
このうち、産経記事の目的が、『韓国の政治状況を本国に伝えるためのもの』だったとして、誹謗目的は認めなかった。このため、1要件が欠けたとして、無罪とした。
産経の記事の目的とは、まさに誹謗中傷そのものですがよ。というか、誹謗中傷しか内容がない代物だった。
裁判官ですが、無理やり無罪判決を書いているのは明らかなのです。
今回は加藤容疑者本人も、記事が虚偽だったと認めている。
ところが、謝罪もしないし訂正もしない、デマを流した産経本社も何のお咎めもない。
これ、32年前の外部の人間である吉田説(従軍慰安婦と挺身隊を混同した)を誤報として謝罪しただけではなく幹部を処分した朝日新聞とは、あまりにも違いすぎる。
加藤は、産経新聞のソウル支局長として誹謗中傷悪質な目的で、明らかなデマを流したのですから、到底許されるものではない。ところが日本側が全員で応援するさまは呆れるやら驚くやら。
今回の記事ではあえて無視したのですが、
日本国内だけではなくて韓国の報道関係者からも、検察による産経新聞ソウル支局長の『名誉棄損』罪により起訴には反対の声をあげていた。
日本など先進国の場合には、名誉棄損は民事訴訟なのですね。
ところが、韓国の場合には刑事訴追なのですよ。意味が大きく違っているのです。
刑事訴追なので、ろくでなし子さんのまんこアート裁判のように、逮捕拘留がありうるのですよ。
民事訴訟なら敗訴しても賠償金だけだが、刑事訴追なので禁固刑が可能性としてあるのですから怖ろしい。
韓国の後進性ですが、今でも北朝鮮関連の場合は以前の軍事独裁政権当時と変わりがないのですよ。姦通罪などの封建制の遺物もあるのですから無茶苦茶。
なんと、今ではインチキが暴かれたはずの韓国哨戒艦天安沈没の報道に関連して政府のでっち上げを非難したとして、名誉棄損で裁判が行われているのですよ。
トンデモナイ話です。
当時のハンナラ党の選挙対策として『北朝鮮の潜水艦の魚雷』だと言い出したが、韓国政府の言い分が正しいなら、北はレーダーにもソナーにも反応しないステルス潜水艦とかステルス魚雷などのアメリカでも持っていない超ウルトラハイテク兵器を開発していたことになるし、そもそも敵の魚雷で撃沈されても1週間も気が付かないのですから戦争には絶対に勝てないのです。